Beyond the rut / 別に死んだのが僕でもおかしくはない _ editor

 

 

すごく短めの話

 

自宅の近所で殺人の事件があったらしい。

聞いたのは今日の明け方で、カミさんの友達が気遣って連絡をしてくれたらしい。

朝、自宅を出た際に顔馴染みの近所の方に出くわす。

 

「その、そこの方だったみたいで・・・」

 

それは実に僕の自宅から数十メートルの距離。

実際に建物で言えば2軒。

 

すぐ別の(100mくらいかな)場所で誰かを殺し、そのあとで僕の自宅の近くでも。

顔馴染みの方が時間まで教えてくれた。

僕が帰宅した1時間後の出来事。

 

昨日は YouTube の中継をして片付けなどをしていたから自宅についたのは日付をまたぐ少し前。

実際に殺害があった時刻はもしかすると声が聞こえそうなベランダでタバコを吸っていたかもしれない。

 

「それが僕でもおかしいことではなかった」

 

そんなことを思った。

最初の殺人の場所から次の殺人の場所への移動の道は僕が車を停めている駐車場の道すがら。

僕が歩いた道を犯人は同じように通っているのだと思う。

 

死を選ぶことが出来ないとしても、あまりにも。

コロナウィルスだってそういうこと。

誰かの無意味(少なくともそれが今である必要がない場合)な行動で。

救えるかもしれないもの。

そういうことを考える。

 

まぁ、俺を簡単になんて殺せないけど。

返り討ちにしちゃる。

とか、思うけど。

いきなり刺されたりとか。

想定外だったらちとキツイ。

「殺すぞ」って言ってくれたら、絶対逆にやっつける自信はあるけど。

 

それが僕ではなかったという「偶然」だけのこと。

 

そんなことを考える。

うちの子と同じダックスフンドを飼っていた。

白くて可愛い子だった。

きっと、泣いてるだろう。

寂しいよ。

お父さんがいきなりいなくったらさ。

そんなことを想ったら涙が出る。

 

一緒。

 

どう思うのか。

どう、想うのか。

 

 

Urano Takahiro ウラノ タカヒロ
Urano Takahiro ウラノ タカヒロAuthor

Garage EDEN shop Editor.