小説であり、辞書であり娯楽のための漫画であり / 店とはそういうものを目指しオーディエンスにとっては栞で在って欲しいと思う
今日は日曜日ということで、日曜日らしいことを書こうと思う。
想いとか想像の世界。
洋服屋だから主に洋服を売っています。
昔から、ずっと。
でも、僕がやりたいことというのはそれだけではない。
ことあるごとにそう、伝えてはいるけれど。
今、また少し立ち止まり自分自身がなにをどうこの想いを伝えていけばいいか?どうしたら少しでもそれを伝えることが出来るのか?そんなことを考えていた。
もう目の前には増税ってのがある。
まぁ、それはある意味ではどうでもいい。
(どうでも良くなんて少しもないし色々と思うことはあるけれど、本当にお金ってきっと大切なものだからその大切なお金を大切な意味あることに使ってもらえたらいいってだけのどうでも良いって意味)
色々と区切りの時間なのだと。
このブログも全体の WEB SITE もウェブ作りなんてのを初めてすぐに作ったもので、出来上がった当初は「すごくいいじゃーん!」って我ながら自画自賛だったんだけど、その後スキル的にも自分なりではあるけど向上してきて、かつ少し時間が経ってから見たらなんのことはない。イマイチに見えてきた。これは正直な気持ち。そういう気持ちが生まれたのであればそれはまた次へのステップとして新たなものへと変えていかないといけないしそういった想いこそが僕自身の行動の原点的なことでもある。
「本」のように。
そして
オーディエンスにとっての「栞(しおり)」となれるように。
パッと書くと今のこのサイトは少し作りが現代的過ぎるような気がする。
なんというかある意味では「今っぽい」というか。。。(そうでもない?)
最初だったからいわゆる誰かが作ったテンプレートを使ってそれをカスタムして作っていったのが今のこのサイト。(ブログも)
作りはとても良くできていて便利だし、色々と機能も詰まっている。
けれど、今新たな気持ちで見るとちょっと「らしくない」というのが本音。
今の時代を考えればホームページであったり、WEB STORE もそうだしネットを通じた世界があることは当たり前。
その便利さや利便性はとても大切。
その為に僕自身だって日々色々と作業をしていることが多い。
むしろその時間の方が多いと言っても過言ではない。
けれど、もっと僕は「1人1人と向き合った店」が良い。
そんなことはきっと心の奥ではわかっていたこと。
で、話を少し戻してこのサイトに関しては最初だったからちょっと気合というか攻めすぎた。(笑)
うん。
・・・らしくない。
立ち止まってもう一度考えてみた。そう、少しだけ冷静に。
そうしたらやっぱり僕は本が好きだからそれを大きなテーマにしたいと思ったしきっと本当は最初からそれは分かっていたはずなんだってことを思い出した。
僕にとっての大切な「1人1人」がゆっくりと向き合って読んでもらえる、見てもらえるようなサイト、ブログ作り。
実際の店舗もそう。
誰かにとってのそれは小説であり、辞書であり、漫画であり。
そして、実際の店もこのサイトでもそこに来てくれる方と僕にとっての栞(しおり)になってくれたら嬉しい。
洋服を買うこと(皆様)、買ってもらえること(僕ら)はそこで1つの区切りが生まれる。
そう、本に挟んだ栞だ。
今年の秋モノが沢山入荷してきている。
それは1つの物語でありつまり小説だ。
物語の隙間に栞を挟むこと。
物語の中から1つの洋服を買うってこと。
しばらく時間が経つ。
「あの時、あの服買ってくれましたよね」という僕らの栞
『あの時、あの服買ったなぁ」という皆様の栞
そういう風であって欲しい。
で、もう一回ウェブサイトについて話を戻そう。
ちょっと今のはゴチャゴチャとしすぎてるよね。
少なくとも僕にとってはそう映るようになってしまった。
僕が好きな本も、そして洋服たちもあまりそういうのはない。
つまりはそんなことは好みの問題なのかもしれないけれどさ。
シンプルで美しいもの。
でも、それは単にシンプルなだけでなく洗練されたシンプルさ。
徹底的に作り込まれて様々な工程と経て削ぎ落とされた洗練。
だからアウトラインはシンプルであるにも関わらずそこには奥行きがある。
そういうモノが好きなんだ。
・・・
ブログ部分は昨日1日時間を掛けて作り込んだので外枠は出来た。
あとはメイン部分の作り込み。
具体的には10月の前半には一度仕上げてそこからさらに作り込んで行く予定。
それもまたお楽しみに。
さて、今日は日曜日。
ぜひお買い物もよろしくお願い致します。
増税前の最後の週末ですよ。
* 増税前の通販に関しては明日9/30が最終となります。