25/27 _ この日 /

 

 

しんみりするのはガラではないけれど

 

Ube店の小南さん、

Himeji店の今野くん、

それぞれに良いブログを書いていました。

 

それぞれの記事を2度づつほど繰り返して読んで、そう思った。

今日は最後という明日までの僅かな時間。

こんな時だから本当であれば店に居て、仕事をしたり。

夜は毎週の YouTube LIVE だったりするのだけれど、数ヶ月続けているこのライブも始めてから初めて土曜日にお休みを貰いました。

(明日はまた13時から1人ライブをする予定です)

 

朝、7時頃に起きてゆっくりを準備をした。

いちご(2018年に亡くなった長女)の前でしばらくお願い事。

もう数ヶ月するといちごがこの地上から居なくなってしまってしまってから2年が経つのだけれど、俺はどうしてもそれが未だに受け入れることが出来ず(まぁつまりこれはきっと生涯続くペットロスなのだろうとは思うのだけれど)今でもふとした折にその現実との区別がつかなくなることがある。逆に冷静にそれが胸の中に収まっている際にはいつ自分自身に死が訪れたとしてもそれはそれで彼女の居る場所にまた戻れることだと思うと少し嬉しくなったりすることもある。

今日は次女のみるくお嬢の病院。

片道で1時間程度。

祝日はお休みの病院なので今日は連休明けの状態で駐車場は開院時間から車でいっぱい。

40分ほど抱っこしたまま先生からのお呼びを待つ。

「夕方お迎えで」

先週聞いた内容を改めて説明してくれてからそう言われてお礼とお願いをして2人で向かった道を1人で運転して自宅へと戻ってきたのが午前中の終わり。

今は帰りを、迎えの時間を待ちながらこれを書いている。

結果はすぐには分からないので来週くらいになると言う。

* ちなみに本人は超絶絶好調の元気っ子なのでご安心を(でもでもね、人間の子供であれワン子供やネ子供であれ言葉を発せられない彼ら彼女らの体は元気であってもなにかが潜んでいることがあるのだからそれをどうにか見つけること、気づくことは親としての責務だと強く感じています)

 

あぁ、明日で一旦終わりなのだと。

頭では分かっていても子供のことがあるとそれらも少し上の空になってしまう。

正直に言えば、仕事、店はもちろん大切。

スタッフもみんな(読んでくれている皆々様)も大切。

でもやっぱり我が子よりは優先できない。

 

親の死に目にも逢えないほど仕事をするような人などの話とか。昔はなんとなく理解も出来たり自分もそういったものかとも思ったり。

いや、親と子供じゃまた違うかな。とか。

まぁいいや。

とにかく、俺はワン子供がとても大切です。

どれくらいかというと当然ながら表現できないほどに大切です。

長女だったいちごがいなくなってしまった時、16歳というワンコとしてはしっかりと高齢で終末期さえ考える歳と言われていても、救えなかった後悔が今でもずっと心に残る。きっと消えることはない。俺の命を与えることが出来たのであればそこに迷いなど不要だと思うほど。嘘なくそう思える。

たった今、きっと麻酔下の元で眠りながら検査を受けているみるくは6年ほど前に大きな病気をした。

「ほぼ助かるのは無理だと思う」

そう言われながら、奇跡的に今もそばにいてくれる。

あの時、本当に毎日病院へ通った。

店も、ブランドの展示会も放棄した。

まだディフェンダーに乗っていて、毎日の抗癌剤治療で体調の悪いみるくを抱っこ布で包んで抱えながら運転して病院を日々往復したのを憶えている。入院中は朝と昼過ぎと面会に行かせて貰って夜には仕事終わりのカミさんを連れても行った。

 

明日で一旦このグループが解散ってのにワンコのことばかり書いている。

ハムハム。

言いたいことはちょっと繋がっている。

 

「時間はいつか終わる」

 

それは自分自身の命の時間か、自分以外の誰か、同じようにそれは店やブランドや。

時間以外に救われないこともあるし、時間が解決してくれないこともある。

誰か(それはつまり非生物的な意味合いとかも含めて)にとってはそれはまさしく光陰矢の如し的な時間軸でも、少なくとも俺にとってはこの自分自身という入れ物の芯が燃え尽きるまでの灯火なのだと改めて思う。

 

さかのぼり、遡り。

 

東京でその火の最初を灯したのが2008年だ。(前身で言えばその前々年くらいに最初の事務所を作ったんだったっけな)

店としては12年。

いろんなこと。

タグチというきっと今の family の多くは知らないかもしれない頃に居たスタッフや中仕事スタッフだったけどコニーとかぶっちゃんとかが居たり。ジョンくんが居たり。

 

一昨年小南さんが加わってくれて心強かった。

俺よりもすごくセンスが良くて、とつとつとしゃべる声色が好きだ。(これ過去形にしちゃうと死んじゃったみたいだからね。(笑))

去年今野くんを拾って(下品だけれど彼と俺のバランスを考えるときっと彼もこの表現を喜んでくれるような気がする)自分らしいとも言えるまさにノリで姫路店をスタートさせた時は気持ちが良かった。

 

店を始めるとかって一見勇気が要ること。

まぁ、実際的に敷金だぁ〜とか礼金だぁ〜とか内装費だぁ〜とか仕入れ資金だぁ〜とか考えたら恐怖だってもちろんある。

小南さんはキャリアの長さも付き合いも長かったから信頼していたし心配はなにもなかった。

今野くんは付き合いは長かったけれど、それは family としてだったから実際の仕事ぶりなんて分からなかったし、追加で俺は姫路って土地に行ったこともなかったから土地勘も分からなかったけれど、彼を気に入ったから任せたし、任せられるほど信頼していた。利益にならなくても楽しければいいやっていういつもの感じだった。

 

「一緒」

俺という経営の元で一緒に仕事が出来るのはあと今日を入れて2日なのだと改めて2人のブログを読んで思ってやっぱり当たり前に寂しくなった。

でもでも、でもでも。

また立場と形を変えてこれからも。

またよろしく。

 

話が行ったり来たり。

いつも散文が多いけれど今日は心も不安定だから余計かもね。

今は書き物をしているほうが気が紛れていい。

 

そうそう、それぞれの店も、そして俺がデザインをしているブランド各種( thee old circus とか Old GT とか)は続きます。

今日起きてメールをチェックしてたら「え!?やめるんですか?」ってのが在って『いえいえ、一度閉めて一度ぶっ壊すだけですよ』って返事をした。

壊して、直して、新しくして。

何年かに一度俺が(人生も含めて)やっていることのような気がしてきた。

スクラップ・アンド・ビルドかな。

カッコつけて言えばスクラップ前のビルドの始まりから自分自身でやっているから ビルド・スクラップ・アンド・ビルド・・・だな。

なにもない更地に建物を建てて(もちろん掘っ立て小屋だけれど)完成間近にまた壊すのが趣味みたいだ。

 

ワンコを飼いたいなんて気軽に言う人がいる。

お金が掛かります。

それは大切。

じゃないと色々と責任負えないよ。

神様的な誰かが大切に預けてくれた命です。

本当に美しい意味での大切な借り物の命です。

大切に、絶対にきれいなままに還さないといけない命です。

緊急の緊急で動物専用の超高度医療の治療を受けました。いちごは最期の時も含めて2度。

1度目は午前中だけの数時間で10万円でした。

最期の時は数日に渡ったし手術もあったので100万を越えました。

俺はお金はいつも持っていないけれど、ワン子どもたちにそれが必要なら大切にしてきたバイクの全てをいつでも手放す気もあります。

そのくらいは最低の最低でも当たり前。

そうじゃなきゃダメだと思っている。

お昼を過ぎた。

午前中に預けてきっとその時間は術前検査などの時間で、一般診察が終わった今くらいの時間からきっとオペになるのだろうな。

そわそわとする。

鳴ってほしくない携帯をどうしてもチェックしてしまう。

こういった時、連絡が無いほうがありがたい。(=順調)

逆に連絡があればそれはなにかのトラブルか異常が発生したことになるからだ。

 

土曜日。

少し朝に雨が降っていた。

蒸し暑い。

病院は都内から少し出た場所でみるくを預けた後には土砂降りだった。

都内へと戻る途中で雨は止んだけれどまたいつ降ってもおかしくはない蒸し暑さを今も感じる。

土曜日はカミさんの仕事が日によるけれど、早退けの日。

幸い。

お迎えには出来れば夫婦で行きたかった。

みるくはもちろん俺にもしっかりとなついているけれど、どうしたってカミさんには勝てないもんだ。

かぁちゃんってそういう存在なんだね。

人も、ワンコも。

そう感じる。

(ここは完全な独り言。病院の記録は俺はすべてファイルにして都度病院ごとに内容や体調も記載、体重なども含めて。病院探しや日々のあらゆる「細かい」子供に関することや子どもたちに向き合う愛情は絶対絶対カミさんに負けていないと思っているけど・・・でもねぇ〜やっぱり不思議と母親って絶対的に母親なんだぁって思っていしまいます。「あぁ、なんでか勝てねーんだなぁ」ってさ。別にしゃーないし、それがまた俺にとっては嬉しいことでもあるんだけれど。)

 

最後にもう一度だけ。

明日で「今の」Garage eden を一度閉じます。

自分たちなりのビルドで 8/1 を目処にもう一度「最後」の Garage eden を開けようと思っています。

閉めてから1週間程度しか時間がないのでどこまで出来るかわからないけれど、指針くらいは見せれると思っています。

どうなるかビビっています。

ここへきて。

 

コロナが始まってしまってからはある意味では店の入口の扉は閉めっぱなしだけれど、それもどうにかいいかげんに開けようと思っています。

それら全てを含めて全部一度やり直します。

明日の閉店後。

閉じた後にもう二度とその扉をくぐってくれない方もいると思っています。(つまりそれはもうその後買物をしてくれないかもって意味ね)

それでも良いと思っています。

それが俺が思う、次へ向けた最後のダンスステップだと思っているからです。

 

もう、あんまり時間がないんです。

俺自身の時間軸という意味合いにおいて。

ここまで12年ほどやってきました。

この店としては。

残りの時間がどれくらいなのかは当然俺にも分からないけれど、少なくとも気がつく前に折り返し地点だけは過ぎてしまっていることだけは分かっています。

いや、だってあともう12年はさすがに出来ないでしょ。歳も考えたらさ。まぁそれもわかんねーけど。

 

なにをどう話せるか分からないけれど、明日。

今日のライブが出来なかった分もあるし、最後の日だし、ラストライブやります。

 

13:00 〜

___  リンクはこちらからどうぞ

 

 

もしかするとゲストが来るかもです。

来るとしたら・・・あの人ですけど。(笑)

 

久々に内容のない長いブログになりました。

雨が降ってきた。

みるくはきっといい子でスヤスヤと寝ていると思っていますし信じています。

強くしっぽを振るのが彼女のチャームポイントですので、夫婦でもう少ししたらその姿を見てホッと出来るのを心から楽しみにしています。

 

 

* 最後の最後 / 告知通り明日で一度 web store も一時クローズとなります。リニューアル後に現在掲載の商品全てどうするかはまだ考えていません。もしかすると一部や多くを掲載から外す可能性もあるので万が一「今欲しい」と思っているアイテムがあれば明日までにお声掛け下さい。お支払いや受け取り等の関係で発送や決済が明日以降になる場合はご連絡頂ければキープはしますのでぜひそういった部分もお気軽にお声掛け下さい。

姫路店、宇部店の再開と新サイトなどに関してはまた別途アナウンスをしますのでしばしお待ち下さい。

 

 

Urano Takahiro ウラノ タカヒロ
Urano Takahiro ウラノ タカヒロAuthor

Garage EDEN shop Editor.