今回は2アイテム一気紹介

ハーフパンツは夏だけのモノではないし・・・

レギンスは(慣れれば)1年中必須のアイテムってことですよ。

さてさて、この店において「ハーフパンツ」の市民権はまだまだ低い。それでもね、ながーい歴史(このお店も15年くらい経つので)の中でずっとなかなか定着しなかったのが毎年少しづつリリースしたりプレゼンテーションを重ねてきてまさしく「ようやく」ちょっとだけ、「じゃぁそろそろチャレンジしようかな」って方が増えてきた。

まぁ分かりますよ。
だって僕も含めてほぼ多くの FAMILY (いやほぼと言って良いかな?(笑))がおっさんですからね。。。
おっさんの短パンはちょっと、と言われるのは分かっています。
でもでも、だからこそレギンス合わせでまずはスタートしましょ!ってのが僕の提案。
あとは洋服の格好に基本(あくまで基本ね)年齢は関係ないと思っている。

「好きなモノを身にまとう」

それ自体がスタイルになればいいのだと思っているからです。


Thee OLD CIRCUS


2106-K

Old Name _ 「 Old Time 」 古びた時間

RUSTコットンストレッチ ROT-9 ハーフパンツ

Material( Face / Other )

Cotton – 95% , Pu – 5%

Processing _  Object dye / One wash

Made in _  Japan

—– WEB STORE へはこちらへどうぞ(DUST GRAY)

—– WEB STORE へはこちらへどうぞ(DUST BLACK)


あとはレギンスも

Thee old circus 1973


2108

Old Name _ 「Beyond the shine / 輝きの向こう

ICE COTTON LEGGINGS

Price _ 6,600 ( 6,000 )

Material ( Face / Inside )

Cotton 100%

Processing _ Object dyed / Washed finish

Made in _ Japan

—– WEB STORE へはこちらへどうぞ


できれば・・・(持っていなければ)
この子たちは「セット買い」がオススメです。
セットであると初めての短パン導入のハードルがグッと下がるからです。(慣れていたりレギンスなしでいける方はもちろん単品で良いでしょう)

まず短パンの話から。

最初の最初にお伝えしておかないといけないのはWEB STOREの写真は最初のサンプル時の写真でフロントのファスナー引手が変更になりオリジナル引手に変わっています。(YES!ブラッシュアップ!)
YKK UNIVERSAL から YKK EXCELLA への変更ですのでこれはもちろんグッと仕上がりがあがっていますね。

あと

背面のには「バッククロスダーツ」(もちろんオーバーロック仕立て)も追加されています。
こういった部分のブラッシュアップ感もとても大切ですね。

さっきも書いた通りおっさんの短パンはなかなか取り入れづらいと思われがち。
でも、やっぱり春夏はハーフパンツは必須のアイテムであるし1度慣れると実は真冬も含めてそれはそれは「スタイリング」を大きく変化させることの出来る優れたアイテムでもあると断言出来ます。

・・・要は慣れ

・・・でも「俺はちょっと」という方に無理強いするつもりは当然毛頭なく「穿きたい」という方がちょっとでもグッときてくれたらいいなぁって思っています。さてさて。

MODEL / ITAU / 177cm 60kg / Size 2 (ファスナー引手とバッククロスは量産時修正)

レギンス / Size 2-3(レギンスは0-1,2-3,4-5という3サイズ展開です) 

基本的にはまずはレギンスとの組み合わせから入るのが良いと思います。

レギンスなしだと

こんな感じ。

膝頭がギリギリ隠れる程度のいわゆる「ハーフ丈」の設定。

フォルムベースは Thee Old Circus ではおなじみのパンツ「ROT-9」(— WEB だとこちら)のパンツが元になっていて通常のROT-9のフルレングスをベースにハーフ丈に調整したのがこのパンツ。

だから一般的なただの短パンってよりはディティールも含めてデザイン性の高いハーフパンツに仕上がっています。

「そっかぁ〜ROT-9がベースなら俺にも穿けるかも?」

なんて思ってもらえるかもって思っています。

見所の1番はやっぱり素材感とディティールですね。

「ストレッチオックス」と呼ばれる細かい凹凸のある生地はやや無骨なイメージ。
さらっとしている素材感よりはこのブランドらしい男らしい素材感がマッチングが良いですよね。またWEBの説明などにはあまり載せなかったけどこの素材で使っている染料は特殊なもので

「染料顔料」

と呼ばれるものを採用しています。新品の状態ではあまり分かりませんが穿き込んでいくことで色味がフェードアウトしていくことで一般的な生地の白っちゃけた感じとは違い、分かりやすく言うとデニムのように深い味わいが生まれるのが大きな特徴です。先程リンクを貼ったベースになっている ROT-9 の FAK と呼ばれる素材の染料と同じものですのでベース生地はこちらの方がハーフパンツということで肉感がやや薄手となりますが、色落ち感、色抜け感はざっくり近いと思って貰って良いですね。(オックス組織は平織り素材ですので色は縦抜けはせずに凹凸部分に色の陰影が生まれてくると言ったイメージでしょうか)

コットン95%で残りがエラスタンストレッチとなっていますので、味出し具合も良いですし快適に穿けるストレッチ性能があることがストロングポイントですね。

オーバーロックがあるだけでアウトラインのデザインディティール的には「おっ」となるし、細かい点だとベルトループを意図的に裁ち切りにして洗いを掛けることで生まれる退廃さなども素敵です。

フロントジップ部分なども実に手の込んだ作りとなっていて、ファスナーがむき出しにならずに隠れる「ムシ隠し(エレメント隠し)」と言ったディティール。
またこの縁の部分に「タコ紐」と呼ばれる補強の糸を入れることでこの「プックリ感」が生まれます。
もともとはミリタリーアイテム(実際の軍服)で補強の為にポケットの縁などに採用していたアナログ手法をこういった部分に取り入れることで立体性と同時に実際の補強の意味合いも持たせています。
こういった細部までの作り込みが全体の仕上がりを大きく分けることは言うまでもありません。

お手入れに関してですがこちらは製品になる前の段階で一度水洗いをしております。(Thee Old Circus の商品の99%はそのような仕上げ)ご家庭でも洗濯機での弱洗い(出来ればネットに入れてくださいな)や手洗いで対応可能です。

 

続いてレギンス。
こちらはなにしろ素材がすごい!

「特殊冷感紡績アイスコットン」

別のアイテムでも採用(タンクトップなど)している素材で以下その時の説明

夏向け素材の「冷感接触」なる触っただけで「あれ?なんだか冷たい」と感じる特殊素材でこういった素材は一般的には「化学繊維」を用いてケミカル(別に悪い意味じゃないよ)な要素や技術で生み出されることが多いのですがこれに関しては「コットン100%」であることがすごい!本当にすごい。
化学繊維で作られた糸(もちろんそれで抜群に良い=僕が好き、な素材感ならそれもOK=すべてに偏見を持たない方が良いアイテムが出来上がるから)の場合はどうしてもそのニオイ感が出る。実際の匂い、香りではなくて「モノの匂い」としての話。発汗も多い季節の為のアイテムなので出来るだけコットンベースの着用の快適感が大切だし特にタンクトップであれば余計に1番肌に直接触れるアイテムだから尚の事だとも思うのです。

「35s SZ 天竺 ダブルシルケット アイスコットン」(生地メーカー名称)

「35番手」の糸で「単糸(S=単糸を表す)」で編まれた「天竺」(SZというは生地が斜行しづらいこれまた特殊な天竺編みのこと)で仕上げに「ダブルシルケット」という表面をクリアに美しくする加工(しかもダブルで!)がなされている生地ということです。
糸の段階で開発されている素材なので生地にしてから冷感加工を施すことと違い加工劣化などもなく快適性がキープされます。個人的な体感だと着用時-2℃っくらいのヒンヤリ感は得られると思います。生地メーカーの専用ラベルなんてのもありますが(アウトドア商品などは時々そういう素材のラベルとかついてますよね。GORE-TEXとか)そういう素材主張を商品にするのは苦手なので敢えての無視です。(笑)

残念というべきか現在的宿命として、、、「いつ廃盤になってもおかしくない」のがネックです。
今はウクライナ情勢を始め、コロナも完全収束してないことやそもそもとしてアパレル業界なんてのがずっと斜陽なこともあり生地メーカーもなかなか在庫を作ってくれません。または大幅な値上げなどもあります。そういった中でこのアイスコットンに限らず昔に比べると継続的にリリースがある生地というのが大幅に減りました。商品、ブランド、ショップもそうですが以前から時々言っている通り

「いつまでも『ある』と思うな◯◯◯」

です。(汗)

個人的には「体感温度-2℃」って表現しているのだけれど、本当に体感的には最低でもそのくらい感じてもらえると思います。ですので例えば真夏の着用でも他のレギンスなどに比べると驚きの快適性能で短パンなどの1枚着用はちょっと恥ずかしいかなって方に最適なのです。

少し分かりづらい(黒だから)かもだけど、少し透かしてみるとしっかりと薄手です。またコットン100%という化学繊維ゼロでありながら冷感接触の特殊性能でありつつも適度な伸縮(キックバック)も兼ね備えているので肌着的アイテムにもしっかりと対応が出来るのが素晴らしいです。

ウエストは薄手のリブ(ゴム)構造です。
締め付け過ぎない(1番最初に作ったレギンスはちょっとゴムが強すぎて腰に跡が残っちゃったりしたので)快適なライクラゴム(東レだったかな?)を採用。
全く見えない細かいところですがゴム素材までちゃんとこだわって選び抜いていますのです。

どしゃー!っと一気に着用感です。
撮影したのがちょっと前なので夏っぽいって感じよりは春の入り口くらいの感じが多い(汗)だけど、個人的にはこんな感じがオススメです。夏場は上を薄着にすればそれでOKですのでね。

レギンスはフルレングス状態もありですし、少し捲りあげて肌の地の色を少しチラ見せさえてもいい感じにアレンジが出来ます。

この格好が自分の中で板につく(慣れる)と夏前まで上着に重たいアイテム(レザーなど)を着やすいし、逆に秋の入口でも他の方よりも早めに重衣料を取り入れることが出来る。つまりパンツを軽くすることで他のウェアの生かし方、息の長さを得られるのでそういった点も大きなストロングポイントになると考えています。

レギンスはハーフパンツ以外にも

この手の7部パンツとも相性が当然良いですし、単純に秋などは防寒用のレギンスとして採用しても使い勝手が良いですのでとにかくオススメです。
レギンスはサイズレンジが3つとなりますのでパンツのサイズに合わせて選ぶと良いと思います。伸縮性があるので2サイズ分くらいは軽く確保することが出来ますよ。

こちらもお手入れは割と通常のTシャツ類などと同様にあまり気を使わずにメンテナンスが可能です。コットン100%ですので毛玉などの心配もない(レギンスなどは伸縮性などの兼ね合いで化学繊維が含まれていることが多いので)ので安心です。
またコットン100%ですので肌の弱い方にもおすすめできますね。

 

この時のライブで予約を受けていたりしました。(ライブ予約の方のみハーフパンツとレギンスセット)
商品の紹介なども混じっていますので良かったら御覧くださいな。

最後の最後に

こちらの商品は T.M.G.E(10分 Youtube )でも紹介をしております。
お時間あればぜひどうぞ。
2101 のマウンテンパーカーと合わせて3種盛りでご紹介しております。

 

 

Posted by:Urano Takahiro ウラノ タカヒロ

Garage EDEN shop Editor.