コレはどうしても僕が欲しかったアイテム(いや全部だけど)


2101-K

Old Name _ 「 Clock 」 時計

まさに無敵!・・・どうしてもこれが僕は欲しかったスリーレイヤーマウンパ

Material( Face / Other )

Pe – 100% / N – 100%

Processing _  Object dye / One wash

Made in _  Japan


Color / Size 

DUST BLACK  /   0  ,  1  ,  2  ,  3  ,  4  ,  5  ,


SIZE SPEC ( cm )

※ 採寸方法や加工具合により誤差が生じます

SIZE : 0  着丈 72.5 肩幅 – 身幅 51.5 袖丈 81

SIZE : 1  着丈 74.5 肩幅 – 身幅 53 裄丈 82

SIZE : 2  着丈 76.5 肩幅 – 身幅 55.5 袖丈 83

SIZE : 3  着丈 78.5 肩幅 – 身幅 58 袖丈 84

SIZE : 4  着丈 79.5 肩幅 – 身幅 60.5 袖丈 85

SIZE : 5  着丈 80.5 肩幅 – 身幅 63 袖丈 86


— WEB STORE での掲載はこちらへどうぞ

敢えて最初に「裏側」の写真を載せたことに意味と意義がある。
アウトラインのカッコよさ(「E」)はある意味で当然のこと。そうでなかったらモノとしての意味をなさないから。でもこれはそれだけないってことがとても大切であり、僕の今後のモノ作りにおいても大きな意味を持つ。

長いこと長いこと(本当に長かった。かれこれ10年以上だ!)国内でオーバーロックの仕立てを目指してきて最終的に辿り着いたことは自社(自分)でミシンを手に入れてそれを工場へ導入することでようやく日の目を見ることとなった。その中で「無骨さ」であるとか本来的なこのThee Old Circusというブランドらしいニオイ感を持つアイテムを作ることは当然でそうすることで全体のアイテムがブラッシュアップされていくことは自分でもとても楽しいことの1つでもある。

ただ、これ。
つまりこのマウンテンパーカーにおいてはそれを越える意味を持つ。

「スポーツ感のあるアイテムながら作りの構成はアルチザン的意味を持つ」

ここが大切だと思っているから。
退廃さや深くねじった構造にオーバーロックなどのディティールは本来的に相性が良い。もちろんそう。しかしながらこれはそういった概念的な方向性から意図的に外すこと。それがとても大切だと思って作り上げた。とはいえ、これがこのブランドのメインストリームの方向ではなくあくまで亜流、異型と言うこともまた大事なポイント。

いくつかのスタイル構成の中で「僅かな隙間」として1着あるとつまり分かりやすく言うと

「ありがちさ」

から脱却が出来るからだ。(わかる?)

アルチザン(職人的構造)的技工 × 現代機能性素材

この組み合わせ。まさしく「この先」を魅せるアイテムと言って良いと思う。

なんといってもその機能性であり機能美と言っても良い。
「3レイヤー」と呼ばれる特殊化学繊維を用いて作っている。
3つのレイヤーということはつまりは3層構造と呼べる。

イメージ的にはまさしくマウンテンパーカーの仕様となっている。専用ラベル(敢えて付属はさせないけれど)が存在するほど「ちゃんとした」素材を用いています。もちろん・・・すごく高いけど(笑)

この3層構造がもたらす機能は圧倒的で

「体内側の湿度(汗等)は生地の外側へ抜けていくのに、外からの外気(外湿)は内側に入らない」

つまりはもちろん防水、防湿生地でありながら内側は蒸れないという機構。
いわゆる合羽(カッパ)的な防水機能は外からの水分は遮断するけど、その分その内側は蒸れる(特に夏場)構造ですがこの素材はその内側に溜まる湿度を外側へ排出する機能を持っています。

*実際にこの服自体はアウトドア用の設計では当然ないので山登りなどでは推奨しないですが登山などに使用されるこの手のマウンテンパーカーではこの機構がとても大切で、体側に湿度が溜まるとそれが体温を下げる要因となり命を落とす危険もあるのでこういった機能が装備されていることが多い

さらにアップの写真。
とにかくなんだか「すごそう」って感じがしますよね。
モノはその裏側が大切。
作り自体ももちろんだし、その裏付けとなるバックグラウンド、背景景色。
そういった意味で意義のあるアイテムだと思っています。

MODEL / ITAU / 177cm 60kg / Size 1(Sample)=実際には着丈がもう少し長く修正されています

スタイリングはなんでも来い!のすぐれもの。


マウンテンパーカーらしくウエストなどは敢えてシェイプをさせないシルエットでありながら裾のドローコードで裾幅を調整することで全体のシャープさなどを調整出来るのが素晴らしい。

その他のディティールも盛りだくさん過ぎる・・・

 

サイドポケットはジップ式+スリットのダブルポケット仕立て。
これだけでもかなりデザイン性をあげている。

袖先にはサムホール(指貫)付きの別素材。
なにげ〜に・・・この素材さえも防水素材という機能性!

ネック周りのフォルム感に相当自分でもこだわった。
よくよく見るとジップサイドの部分は通常のフードの作りではなくディストーション(歪み)ネックの構造をフード仕立てに採用した。この構造によってジップを上に上げて首元を隠した際にフード自体が首に吸い付くようなフォルムになってなんとも妖艶でこういった部分のディティールデザインはアウトドアブランドなどとは大きく異なる部分でもある。

腕をおろした際には立体構造によってやや腕が前振りに向く感じで構成した。

「味が出る」

そういう服が多い当店、このブランドだったりすることが多いですが冒頭付近で言った通りそういった概念的な部分ではなく「在ると良い=欲しい」が原点。
逆に考えると長いブランド生活ではありますが、こういったアイテムがメインではないので「次」「無い」限りなく近い(だって自分の分もこれで買えたので)と思って下さい。

「いつまでもあると思うなモノとブランド(あとお店も)」

洋服って出逢いだと思っています。
恋にもちょっと似てるかな。

いつか。
それはただの過去になったりしますからね。。。(笑)

Wir Lineal(リネアル)などのルーズでイージーなパンツとの相性も抜群

「いかにも」というルックも完璧です。

そういった意味では春夏秋冬と四季を問わずにずっと着れてしまうスグレモノですので、ぜひぜひご検討頂ければと思います。

1点修正点

フロントのジップの引手ですが訳あって当初のサンプルと変更になっています。
ただしくは

こちらになっておりますのでご理解下さい。

 

 

この時のライブで予約を受けていたりしました。
商品の紹介なども混じっていますので良かったら御覧くださいな。

くれぐれも

・・・

「次」はたぶん

「無い」

ですからね。

 

 

 

Posted by:Urano Takahiro ウラノ タカヒロ

Garage EDEN shop Editor.