クリスマス・リースギフトをお受け取りの方へ
cautionary point of flowers
•十分に気をつけて梱包しておりますが、郵送中の花や葉が落ちる場合がございます。ご理解いただけますとありがたく存じます。
•直射日光を避け、なるべく風通しの良いところにお飾りください。
•繊細な素材のため散りやすいものや壊れやすいものがございます。
•飾る場所や季節等により、色の変化や乾燥具合は異なります。個々の魅力として植物をお楽しみいただけると嬉しいです。
•ほこりが気になる場合は、なるべく毛の柔らかいブラシ等ではらったり、ドライヤーのごく弱い風を遠くから軽く当てるなどして取り除いてください。
Ciliegio Flower Salon
Thee OLD CIRCUS
20XX-1224
Old Name _ 「 Black Re・Born 」
クリスマスプレゼント 「ブラック・リボン」
Christmas Black Re・ Born
Material( Face / other )
Leather – 100 / Lead – 100
Processing _ Object dye / Non wash
Made in _ Garage EDEN
Color / Size
Thee OLD BLACK / Thee OLD RED ,
SIZE SPEC ( cm )
※ 採寸方法や加工具合により誤差が生じます
SIZE : ONE SIZE FIT ALL 長さ 約 30cm , 巾 約 5mm
WEIGHT
SIZE : ONE SIZE FIT ALL / 5g
Point.
・祈りのミサンガレザーブレスレット(アンクレット)
・無料クリスマスプレゼント
・12月の売上の一部を「福田会」さま、「えんまる」さまへ寄付致します
Novel _
僕の勝手な想い
Note _
「Garage EDEN より皆様へのクリスマスプレゼント」
12 / 25 までの期間限定無料商品となります。
ご注文の際には注意点もございますので以下の文を必ずご確認の上カートに入れてください。
これは Garage EDEN、僕らから皆様へのプレゼント。
Thee OLD CIRCUS の中のジャムセッションラインナンバーである – 9 -(NINE)の革を用いて作ったのは「ブラックリボン」と名付けたミサンガ。
全ての方に祈りを込めて。
このミサンガが切れる時、願いが叶うようにと。
– 9 – で使用している最上級のレザーを使ってのリボン型のミサンガとなります。ポイントになる金属パーツは板状の亜鉛の巻きつけ、そこにオリジナルで作った刻印を打ち込み完全なオリジナル型として完成。Thee OLD CIRCUS、Old GT のデザイナーであり、 この Garage EDEN のオーナーであるウラノが1本づつ全て手作りで制作致します。
今年1年、この店を大切に想って下さった全ての皆様への感謝を込めて無料にてお送り致します。
※ 手首につけるのを想定して作りましたが、仕事などの関係で手首には巻けないという方は足首に巻くのもオススメです。
以下ご了承頂きたい点と僕からの祈りとしてのお願い事です(必ずお読みください)
・ 革は – 9 – で使用しているあまり部分を使用する為、ドメスティックレザー、インポートレザーなどが混じります。ご指定は出来ませんのでご了承ください。ウェアなどの革の余った部分(残骸)を使うので命への敬意も込めて「Re(再び)Born(生まれる)」をカタカナ読みにして「(黒革のブラック)リボン」と名付けました。
・ 本数はご本人様用以外に奥様や彼女、お子様分などご家族分までとさせて頂きます。(10本とか勘弁ね)
・ 12/15までにご注文の方へは出来るだけクリスマスの日(24か25日)までに郵便にてお送りする予定ですが、万が一遅れた場合は申し訳ありません。
・ リボンだけの御注文(無料)でももちろんお送りしますのでお気軽にどうぞ。(これは僕らの感謝の気持ちなので「買い物しないのに」とかは思わなくてOKです。ただ、祈りの気持ちだけは持ってもらえたら嬉しいなと思っています)
これは「ブラック・リボン」と名付けて毎年僕が勝手に行うプロジェクトです。12月の売上 店頭とWEB STORE 掲載商品全てを対象にお買上げ頂いた商品の売上金額の一部から以下団体さまへ寄付を致します。
僕(ウラノ)が田舎を出てこの東京という街へ出来たのは2006年でした。翌年の2008年に今のこの店、Garage EDEN はまだ店舗機能を持たないアトリエとして始まった。
その頃、路地からも入り口の見えないこの店の真向かいには小さなアパートがありました。小学生くらいの小さな子どもや中学生〜高校生程度が数人と管理をしているらしき大人の方。時々見かける顔が変わるのが特徴的だったけれど、明らかによそから引っ越してきた僕とこれまた明らかに怖がられてしまう風貌を持った俺(+イタウ部長)は見かけた時に時々挨拶を交わす程度で時は流れた。なにかのきっかけがあって(というのはそのアパートにはそこそこの高さの外壁があったので道を通りがかる時以外に顔を合わせることさえ多くはなかったんだ)外の掃き掃除をしていた方と話をした。
「この場所はどういうことをしている場所なんですか?」聞いてみた。
『 ここは児童養護施設なんですよ 』
そう教えてくれた。
僕が東日本大震災以降の今も東北のおかあさんたちの元へ通う想いの原点がある。ちょっと情けない話だけどね。
「子供」へ向けての「なにか」がしたい。
ずっとそういう気持ちがあった。いつからなのかはもう覚えていないけど実はずっとずっと前からだった記憶はある。たぶん高校の終わりくらい。僕が看護学生だったことを知っている人もいる。看護師ってヤツになろうとしたってこと。高校の終わりの直前に急に思い立ってそっちへ向かった。始まりは当時の高校の担任に「俺はボランティアってヤツをしてみたい」と言ったのが始まりで、そしたらその先生は『じゃぁお前になにが出来る?』って聞いてくれた。「なにが出来る」に対しての答えを当然持ち合わせていない俺は「確かにね」としてしか答えようがなくて「じゃぁどうすればいいと思う?」と聞いた。先生は『まぁ、例えば看護の資格があるとってなればいいかもな』って言った。
「じゃぁ、俺それで」
今も昔も変わらずに単純なヤツだ。
でも、結局それも途中で投げ出した。
「金をもらったらボランティアじゃねーじゃん」って言って。(今考えればそれはあくまで看護師としての修行という意味で考えれば良かったんだろうけど、まぁバカだからそこまでは思いつきもしなかった)
全部から逃げ出してそのあとは気がつけば洋服屋になっていた。
気がつけばいろんなことが薄れてたけど、でもどこかで「子供」へ向けての「なにか」がしたいって想いはあった。
(上に書いた情けないってのはここに繋がる。想いは始まりだけど、想いのままではなにもその先にはいけないってことだいし、そういう想いへ向けた行動を保留し続けてきた自分自身の情けなさ。)
想いの源流にあたるのは昔から思っていたこと。
簡単に言えばこんな理由。
「子が足りていない(例えば不妊など)親もいるかもだけど、親が足りていない子の方がもっと多いしもっと問題なんじゃねーかな」(いろんな意味や捉え方で誤解や語弊があったらごめんなさい。でも俺の正直な気持ち)
これが自分の根っこ。
情けない自分がようやく「なにか」へ向けて動こうと思ったのはあの地震の日から。変な言い方だけど僕の背中を押してくれたのはあの地震だったんだ。
東北へ通う前にある団体の人に聞いた。
「支援がしたい。出来れば子供へ向けたものが良いのでどこか知りませんか?」
返ってきた返事は意外なものでそれが僕を今の南三陸へ向かわせてくれるきっかけをくれたんだ。
『その気持も理解出来ます。でも、現地の大人を救うことがその場所の子供を救うことにも繋がります。大人が子供を守るのですから。だから大人を助けることは子供を助けることにも繋がります。』
いつも俺の頭は単純。
この言葉にハッとして動き出した。
それを続ける。
それが今。
話を戻す。
店の前にあったそのアパートは数年前のある日に取り壊された。
正直に言えばこの場所で自分なりの「なにか」を始めようと思っていた矢先のことだった。
「その後」のこともなにも分からないままに子どもたちの姿もその日を境に見えなくなった。
そして、その後にあの大きな地震は起きた。
ドタバタの中であのアパートのことは薄らいでいった。
2017年、クリスマスというのに対して店としてなにかのイベント企画をやろう考えた。
考えたけど全然いいアイディアが浮かばなくて数日が経った。
「値引きだとかのセールは好きじゃない」(僕がね)、「素敵なことが良い」、「誰かが喜ぶことが良い」
懸命にアイディアを練ったけど、制約も多いし簡単じゃなかった。そして、あの時のアパートのこと、あの時に居た子どもたちのことをふと、思い出した。
それで決めたのがこの売上金額の一部を東京都渋谷区にある「福田会」様へ寄付させて頂こうという企画。
この店の大家さんや近所の方に聞いてもあの時のアパートの行方は分からなくて、しばらく辺りを聞いて回った。「あの頃ここにあったのって・・・」みたいな感じでね。でもなかなか誰もその先のことは知らなかった。
『 あぁ、あれね。あれは福田会(フクダ会ではなくフクデン会と言うらしい)っていうところがやってたの。そこの外苑西の通りを広尾側へ行って~・・・ 』
ようやく僕が待っていた答えをくれたのは時々長話もしてくれるこの近所に長く住んでいるワンコ連れの明るいおばちゃん。(ネットなどでも散々探したけどそれに繋がる記述はなくてやっぱり最後は繋がっている人なのだと改めて思ったりもしたな)
偽善に思うのであればそれでもいい。
どういう風に思ってくれても構わない。
僕は僕が思う楽しい生き方をしたいだけ。
僕は僕が思うカッコいいと想うことをしたい。
祈りのミサンガとしてのこの「ブラックリボン」は僕らから皆様へ向けての感謝のプレゼント。
だから無料でお贈りします。
そして、これをもらってくださる方の中でもしこの期間中に上に書いた僕の想いに賛同してくれたらなにかを一緒に買い物して下さい。
ルールは「欲しいモノ」があれば。
想いに賛同だけで意味のない買い物をしたら本末転倒です。
買い手側である皆様に特別なメリットはありません。ただの気持ちだけ。
値引きにもなりませんしポイントが倍につくとかってこともない。
でも、お買い物してもらった金額からの一部を僕が代わりにあのアパートへ必ず届けます。
もう今はないアパートだけどあのままの気持ちで届けます。
僕がこの店とデザインをしているブランドが在る限りは最低でも毎年クリスマスはこの企画をやろうと思います。せめてクリスマスくらい(宗教が云々とかもこの時くらいは無視していいでしょ)明るい気持ちが良いと思うから。
(ツリー撮影 / 福田会の園内にて)
福田会様へ寄付をしたいという話と挨拶をしにいって庭にあったツリーを撮影させてもらったきた。
すごく、すごく丁寧にこんな僕とも向き合って話をして説明してくれた。
『 少しでも多くの人に、こういった園があることをまずは知ってほしい 』
向き合ってくれた方はそう言っていた。
寄付先を決めたのはさっき書いたアパートの運営先が福田会であったということ。
あとはこの先も継続してこのプロジェクトは続けたいと思っている中で出来るだけ実際に逢わせてもらえる場所が良かったこと。流れの中での偶然であり必然なのかもしれない。
南三陸は決して近くはないけど、気持ちはいつも近いと思っている。
同じようにこの福田会が僕、と僕ら(みなさん)にとって少しでも近い存在で在れたら嬉しいと思う。
実際に逢わせてもらって継続的な支援という形にするために、僕らは店として福田会の後援会へ入りました。(これは寄付金が集まっても集まらなくてもうちの会社として一定額で年額の寄付を行い、さらにこういったブラックリボンプロジェクトやONE FAMILYとしてイベント的なことでの寄付金を追加で収めようと思っています。)
(少額ではありますが毎年の決め事として会社で1口、あとは僕個人として1口の寄付を行なっております)
これは福田会へ初めて行った際に対応して下さった方が言ってくれた言葉。
『 ただの寄付ではその後に続かなくなることがやっぱり多いんです。寄付に携わって下さった方はどなたでも来て頂けるようにしているのでぜひ1度こういった場所があり、こういったことをしている人達がいて、そしてここにそういった色々な事情を持った子、人が居ることを僕らはまず知ってほしいのです 』
南三陸へだって希望があればどなたでも僕は連れて行きます。
一緒になにかを感じてもらえたら嬉しいと思うし、僕だけの力では全然なにも足りないから。
同様にこの福田会へも機会があればぜひ一緒に「遊びに」行ってもらえたら嬉しいと思っています。
感謝を祈りを込めて
Thank you for all My Family.
* ミサンガとなりますので着用前にお願いごとをすると良いと思います
皆様の願い事が叶うことを心から祈っております。
こんな自分だし、きっとずっとこんな自分です。
こんな自分に出来ること。
僕はそれをただただ、ひたすらに楽しみたいと思っています。
「悲しみの向こう側」も楽しめるようにって。
少しだけ気持ちを分けてもらえたら嬉しいです。
いつも通りわがままで身勝手ですが、僕が皆様の代わりにその気持を必ず届けます。
( 2020年追記 )
ここまで。
一部編集をしましたが、2017年に書いた正直な想いでありそれは今も変わりません。
今年は2020年です。
あまりにも色々なことがあった1年です。
また独り、恵比寿店のみとなりました。
会員制だとかいうさらにわがままな店になりました。
Youtube なんてものも始めてみました。
今までも、これからも。
僕は僕なりの歩き方しか出来ません。
僕なりの想いの届け方しか出来ません。
恵比寿店で僕の脇で仕事をしてくれているイタウ部長。
ありがたいことです。
特にこういった企画。
寄付や東北への支援に回すお金を普段安月給で働く彼らに還元することだって会社として、組織としては正しいことだとも思いますが皆僕がこういった企画をする度に「良いと思います」と即決してくれる。背中を押してくれる。
「想い」
モノだけが売れる店であれば僕は僕の店をやる理由などないのだと思っています。
そこに洋服に対する想いや人に対する想いがあってよりモノは輝きを増すと信じているのです。
バカみたいな話だとしても。
( 2021年追記 )
この店、この恵比寿の店としてはあとどれだけ奇跡が起きたとしてもこのリボンの配布回数は今回を入れても4回となります。
今年からは寄付先に「えんまる」さんが加わりました。
(以下画像をクリックすると「えんまる」さまHPへリンクします)
「RING の 岩間」と言えば、古株のFAMILYであれば知っている方も多いかと思います。
彼がお店を閉めて今はこのえんまるというNPOを立ち上げて、孤軍奮闘しています。
その姿はとてもカッコいいです。
そう、「E」です。
お世話になったからという理由ではなく、そのカッコよさに心が震えたから微々たる後方からの援護射撃が出来ればいいなと思っています。
僕の、僕なりのやり方とこの店の在り方で。
※ 後日報告させていただく予定ですが、えんまるさまへの支援として寄附金から「クリスマスリース」を贈ります。そのリースに付属させる赤いリボンと同じ革で今年は「レッド・リボン」も追加で製作致しました。
Garage eden / Urano takahiro