コレクションが終わったから敢えて言うと
なんとなく
コレクション中には言わなかったこと
「次が最後」
それが続く
この僕のお店は2025年7月末日を持って閉店します
そういった中で、ご予約（コレクションのお披露目）からお渡しの時間を逆算すると昨日まで開催していた「春のコレクション」は次回 2025 Spring で最後となる
（その後にブランドを続けるかは未定の状態なので確実なのは現状のこのお店の状態でのコレクションとしては確定）
「またいつか」
「次の機会」
はもう残されていないのが端的な現実
昨日月曜日の23:59
今日へと日付が変わる時
今回のコレクションの予約締切でした
25時付近まで最後のサイズ確認などのやりとりをさせて頂いて（一部の方とはこれから再開予定）一度ベットに入ったけれど、やはりこういう最後の時には ” いつも ” なかなか眠ることが出来ずに5時前には目を覚まして予約をノートへとまとめる作業
ありがたいことに沢山の予約を頂いた
驚きの73人
会員様が153人なので実にほぼ半分くらいの方に
こんなことってないよね
感謝しかない
最初から割れていた
僕のブランド Thee Old Circus はそんな感じ
少しもまっさらではなく
初めからざらついていた
文字通り右も左も上も下もわからずに
ある日唐突にそれは始まったしその中でずっともがいてきた18年くらいだったと思う
店を閉じるその時にはちょうど20年くらいになるのだろうか
最初から強固な重なりだったわけでもない
でも同じ苦しみや苦悩や眠れない日々を通して
それは錆びてなお強いワイヤーになったのだと想う
だからこそ誰にも分からない絆のようなものが出来た
沢山の落とし穴を見てきた
そして知らない間にその未知の深さに足を取られたこともあった
悔しくも思ったし時に恨みさえした
でもどうにか最後の一歩で踏みとどまれた
奈落の底だっていつもそれは傍に在った
過去は追わない
いつもそう
モノ作りも
いつも今回が過去を超えなければ意味がないと思ってた
それは今も
自分でも驚くほどの記憶力の弱さがもしかしたら取り柄だったのかもしれない
もうダメだと想う日の方が多かった
でも
そこに居てくれた Family
その人たちが居てくれてどうにかまだここに立っている
神様は自分の心の中に住んでいると信じてる
さて
次が最後
その時まで
あと少し
12 のそのひとつの物語
ありがとう
（ 週刊日和 ）
月曜日 —「お散歩日和」 日常の在り方つらつら
火曜日 —「散文日和」 頭の在り方つらつら
水曜日 —「ロックンロール日和」 心が揺れる音楽・乗物つらつら
木曜日 —「革パン日和」 モノの在り方つらつら
金曜日 —「お便り日和」 明日のライブやメルマガ予告
土曜日 —「牛丼日和」 愛の在り方つらつら
日曜日 —「ピクニック日和」 ブログはおやすみ
＊ 毎月11日は ” One Family ” 「遠足日和」の記事となります（月刊日和）
—– Official Web Store / Garage EDEN
153人 会員制セレクトショップ 2025年7月31日 Close
