こんばんは、今週のTHEE SIX EYESプロジェクトブログ2回目の更新となります。
今週プロジェクトのテーマにしているのは当店がメインでセレクトしている「Thee OLD CIRCUS」と「incarnation 」二つのブランドのMIXスタイルにフォーカスして各店スタイリングをご紹介しております。
各店それぞれが二つのブランドを用いて異なったテーマの基にスタイリングを作り皆様にご提案させていただきました。
昨日までに更新したブログは以下の三つ。
ぜひ今回のブログと合わせてご覧いただければ嬉しく思いますし、皆様のお買い物の参考の一つにしていただければと存じます。
Ebisu >>> ’’MIX’’スタイルで演出するシーズンレスコーディネート_THEE SIX EYES
Himeji >>> Thee OLD CIRCUS”、”incarnation”で作るリラックススタイル _ THEE SIX EYES
Ube >>> MID SUMMER STYLE _ THEE SIX EYES
今週当店がテーマとしているのはシーズンレスなスタイル、そして日常に寄り添ったリアルクローズを意識した普遍的なスタイリングをご提案させていただいております。
今回もそのテーマに沿って一つスタイリングを構築しましたので皆様にご紹介させていただきます。
流行に左右されない普遍的なJacket+Pantsスタイル
メンズスタイルの定番コーディネートの一つとして広く親しまれているジャケット＋パンツの普遍的なスタイル。
マイノリティなスタイル・コーディネートを提案し続けている当店でもこの普遍的なスタイルをシーズンレスにご提案させていただいております。
時代の流行に流されない不動の位置を築き、長年メンズスタイルの王道として君臨し続けるジャケパンスタイル。
ワンランク上のスタイリッシュなコーディネートとして、様々なシーンで活躍する機会が多く安定感と清潔感、そしてシンプルに「格好良く」見せることが出来る完成されたコーディネートの一つであると私は考えております。
当店がセレクトする二つのブランドのアイテムを用いることでそんあ王道スタイルもさらに「特別感」を向上させたスタイリングへと印象が変化致します。
FITTING CHAIN >>> Thee OLD CIRCUS ” Old Number ”/ 715 / OLD YUNG / Basic Wallet Chain [DUST SILVER]
ジャケットに選んだのはincarnationから今季リリースされた１つボタンジャケット。
過度な装飾もなくシックでストイックなデザインで構築されており、非常に汎用性が高い逸品。
各所の縫製にはステッチの目が表に露出するアルチザン（職人的な）技法の一つでありincarnationのアイコンディテールでもあるオーバーロックステッチを施し無骨さを内包したデザインに仕上がっております。
メンズウェアとして存在するジャケットの多くはややドレスライクな印象を放つ「２つボタン」のフロントデザインであることが多く、１つボタンのデザインは一般的に繊細な雰囲気を放つレディースウェアのジャケットに多く存在しています。
このアイテムはそんな女性的な要素、そして無骨さを放つメンズ特有の要素の両側面を融合し構築された秀逸な作品であると当店では考えております。
タイトフィットするシルエットであり、カットソーの上からさらっと羽織っても過度な空白部分が作り出されずスタイリッシュなトップスの雰囲気を演出します。
今時期の気温状況下ではTシャツやカットソーを単一で着用するシンプルなスタイリングが好まれますが、室内に入ると空調で冷えていることも多く、汗ばんだ体を急激に冷やしむしろ寒くなってしまうことがあるため、軽めのアウターなどをカバンに忍ばせることも多くなると個人的には感じており、このジャケットはそういった場面で着用したいと思える適度な厚みを持っております。
飾り気のないストイックでプレーンに見えるジャケットですが、やはりメンズのジャケパンスタイルではむしろこれぐらいストイックなデザインの方が良いと当店では考えております。
ボトムスにはThee OLD CIRCUSが近年定番的に提案しているROT-9シルエット（ジョッパーズ やサルエルの要素を持つデザイン）のボトムスを選びました。
股上を深く設計し、フロントポケット脇から裾に向かって螺旋を描くスパイラルパターンと膝にドレープを作り出し陰影感を強調するガニ股的なシルエットを意図的に構築したThee OLD CIRCUSがオリジナルで考案したデザインパンツとなります。
私自身も個人的に所有しており、日頃愛用しているボトムスとなっており、やや肉厚で無骨な厚みを持ち粘り強く伸縮し、適度なフィット感とシャープなシルエットそして着用ストレスのない快適かつ日常的に使い勝手の良い逸品です。
シルエットはスリムとセミフレア（やや裾が広がった形）の２種類がありますが、今回着用したのはセミフレアシルエットのボトムス。
ブーツスタイルを基軸に考えている当店では古くから提案し続けているシルエットの一つとなります。
サイドから見た際のシルエット、そしてブーツを合わせた際の絶妙に計算された美しさが素晴らしいボトムスとなっており、スタイル全体のバランス感をよりスタイリッシュに彩ることが可能なアイテムとなります。
アクセサリー感覚でウォレットチェーンを組み合わせスタイルのアクセントに。
実はジャケパンスタイルにはウォレットチェーンが非常に相性が良いとされてます。
それは、ドレスライクな側面を持つジャケパンスタイルに組み合わせることでフォーマルさを残すこのスタイルのドレスダウンを図り、小慣れた印象を演出し無骨さのある印象にも変化させることが可能となるからです。
無骨さが漂うチェーンがチラ見えすることで上品さを際立たせることも出来る為非常に相性が良いと言われているのです。
また、インナーにはミドルレングスのカットソーを差し込んだことでレイヤード感を強調し、細く縦長に見せるシルエットを意識しました。
カットソーの下には同色のロングタンクトップをさらにレイヤードし縦長のシルエット効果をさらに強調させます。
私自身のことではござい亜M酢が、身長があまり高くなくコンプレックスの一つとなっているためこういった縦長に見せるレイヤードは普段のコーディネートでも重要視しており、スタイルバランスが良く見えるよう意識付けています。
メンズコーディネートの中でも王道で広く親しまれているジャケパンスタイルでも一つ一つのアイテムのシルエットやデザインにこだわっていくことで他と差を付けるスタイリッシュなスタイリングへと変わって行きます。
普遍的かつ日常に取り入れやすいスタイルだからこそ非常に奥深く、ファッションの面白さやその深淵の一端を感じることが出来ます。
マイノリティな当店が皆様に提案する王道かつ「普遍」のジャケパンスタイル。
ぜひ気に入っていただけたら幸いです。
今回のブログのスタイリングで着用したアイテムへのリンクを改めて以下に掲載致します。
ぜひブログと合わせてご参照いただければ嬉しく思います。
– Fitting Items –
JACKET >>> incarnation / インカネーション / 11882-172 COTTON98% ELASTANE2% 1B JACKET LINED [T91 / BLACK]
CUTSAWN >>> Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 828 / “Bunny” / 30sハイゲージコットン 断ち切り加工 ミドルレングスカットソー [WHITE]
PANTS >>> Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 8190 / Rust High Way / 特殊立体FAKスパイラルアンクルフレアパンツ [DUST STEEL]
BOOTS >>> Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / CB-911 / ” Black Sign ” / イタリアンショルダーワンピースバックジップブーツ [NERO]
CHAIN >>> Thee OLD CIRCUS ” Old Number ”/ 715 / OLD YUNG / Basic Wallet Chain [DUST SILVER]
TANKTOP >>> Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 9101 / “Rut a Bunny” / 30s ハイゲージコットン ロング丈タンクトップ [WHITE]
今回のブログを持って２ヶ月に及んだTHEE SIX EYESプロジェクトに一区切りを付けます。
とはいえこのプロジェクトを終了するわけではございませんので悪しからず。
来週からは毎週1回３店舗でフォーカスするテーマやアイテム、ブランドやスタイリングなどをご紹介していく形に変更とさせて頂きます。
今後も「THEE SIX EYES」プロジェクトをブラッシュアップし皆様が楽しんでいただけるコンテンツへと昇華出来ればと考えておりますので引き続き応援を、そして毎週の更新を楽しみにしていただければ幸いです。
また、Garage EDEN３店舗のブログは明日からも日替わりで更新を予定しておりますので引き続きご覧いただければと存じます。
最後に一つだけちょっとした告知を・・・
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それでは、また次回の更新をお楽しみに・・・
