この手でやる意味 / 姫路から戻りました 「未完成」の意味について

ぶっ続けの3日間(移動と作業)

まずはどんな日程だったかと言えば・・・。

月曜日(4/1)9時ワンコの病院にて検査 10時自宅へ戻り店へと向かう、11時店に到着 〜 13時 必要荷物の積込み(その前に車から私物等を降ろして車の中をスカスカにする作業も有り)内装工事に必要な工具や棚、備品やあれこれを積んで出発 〜 16時過ぎ 一度長野へ ここで昔馴染みに製作〜預かってもらっていた鉄の什器をさらに車へと積み込む。(あー、、、YAWARAちゃんの工房の写真と本人を撮影しておけば良かった!!!人も場所もメッチャカッコいいんだけどね)その後15分だけ実家へ立ち寄り、実家にいるワンコたちへ挨拶。そして17時半くらいだったかな。そのまま兵庫県姫路市へと向かった。

ホテルに着いたのは22時を少し越えた辺り。当初の予定だともっと遅い日付が変わる付近かと思っていたけど、なにしろ面倒くさがりな僕は長野〜姫路までの約450キロ・・・休憩は・・・無し。(笑)

全くのノンストップ運転で一気にホテルへ着いて朝からの荷物詰め+運転などですでに肩と首がパンパンだったけど、翌日からの工事の内容をメモに書き出したりしていた。

4/2 〜 昨日の4/4 までの3日間は文字通りの「ぶっ続け」。

朝は9時に店に集合。終わりは決まって22時くらい。

なにしろ手前でも書いたように面倒くさがりな僕は休憩をしない。途中で煙草は吸うけどその間は図面を見たり必要部材の買い出しのリストを作ったり。(ちなみに店長のKONNO君は煙草は吸わないから俺1人)

で、初日の2日こそ自分なりにも気を遣ってみて普段お昼ご飯を食べる店長に合わせて「昼飯食べる?」とか行ってランチへ出たものの翌日からは一気に自分のペースにしてしまって残りの2日間は彼には申し訳ないけど昼抜きのぶっ通し作業で夜にミーティングがてらの夜ご飯っていう感じでした。

初日は2人でひたすらに床の塗装。一度全部塗ってからもう一度塗り込み。

・・・あと2日・・・あんまり覚えてないな。(汗)

なにしろ必死でやった。加えて言えば正確な寸法出しやイメージ作りも現地にいない僕としてはかなり現場に行ってからの現地合わせの部分が多かった。作業をやりながら概要のデザインを決めていって必要な部材をホームセンターなどに買い出しに行って、俺が買い出しに行っている間にKONNO君は別の作業をやるというルーティンを続けた。

初日を終えてホテルへ着くとその時点で全身が悲鳴を上げているのが自分でもよく分かった。普段体をあまり動かさないから余計に日和っているのを感じる。2日目の朝に起きると肩コリ、首コリの関係で頭痛がひどかった。仕方がないのでこの日の夜からは寝る前にロキソニンを飲んでなんとか痛みを抑えてっていう日が続いた。

カウンターを作ったり、その下にデスクを作ったり、コンクリートの天井に穴を開けてボルトを埋め込んでチェーンを吊るして、それに合わせてステンレスのパイプをパイプカッターでカットしたりパイプにドリルを突っ込んでフックの為の穴を開けたり・・・あれやこれや・・・。

当初の予定では今日5日まで掛かる予定だったけど、ひたすらのノンストップ作業のおかげか約1日くらい巻きで終了。(実際にはまだ一杯作業はあるけど残りはKONNO店長に託してやれるという判断)

「よし!これでいける!あとは任せた!!!がんばろうぜ!!!」

そう言って最後に握手をして姫路を出たのは19時。

帰りは東京まで約600キロ。

さすがに途中でコーヒーが飲みたかったのとおしっこがしたかったから1度休んだけど深夜の2時ちょっと前に東京へ到着。(トラックが多かったし、都内まで入ってから首都高で夜中の工事渋滞に結構引っ掛かったな)

体は辛かったけど移動も含めたこの4日間はやっぱり充実してた。楽しいよ。やっぱりなにかが始まる前ってさ。

 

この手(マメ有り)そして未完成

マメは初日に出来たヤツ。

まだちょっと痛いし沁みる。

カウンターを作る時に木材にインパクトがどうしても入らなかったからネジを手で埋め込んだ時、フルパワーだったから一発でマメになった。

 

 

業者に頼めば良いこともある。

自分がやらなくていいし、仕上がりもプロの仕上がり。

でも、それってあんまり好きじゃない。

要所要所、プロじゃなきゃダメなこともいっぱいある。

例えばこの店で使う什器とか最高にカッコいいのを僕の古馴染みの鉄職人が仕上げてくれた。(当日の朝に木材まで仕込んでくれたり、追加でカスタムもしてくれた)

そういうのもあるけど、そうじゃない部分は自分でやりたい。

もちろんお金がないってのは一番の理由かもしれないけど、それだけじゃなくてやっぱりそこに「人の心」が宿ると信じているから。

モノを売ることと同じ。

「誰」が。

それが自分にとっての最大に大切に想うこと。

 

昨日最終日にKONNO FAMILYの方でわざわざ手伝いに来てくれた人が居た。

懸命に壁の汚れを取ってくれて見違える仕上がりになった。

 

別れ際にいろんな話をしてこんなことを言っていた。

「誰から買うかって僕にとっては大切なんですよ。だからそこに立ってる人を『良い』と思えるかどうかは大事な部分」

 

あぁ、やっぱりここもいい店になるなって思った。

だってKONNO君の為にこういう事を言ってくれる人がわざわざ手伝いに来てくれるんだもん。

 

せっかくなので写真は敢えてまだ載せません。(俺が撮った写真はまだペンキ缶とかが残っている状態だしね)

だけど

本当に最高にカッコいい店になったよ。

恵比寿の店も全部自分たちでやって出来上がった時感動的なくらいカッコいいって思ったけど、負けてない。この姫路の店。

 

もうその場所に今日は僕は居ないけど、さらにカッコ良くなっていると思います。

そしてさらに言えばこの店をさらにカッコ良くしてくれるのは KONNO君とそこに集まる FAMILY たち。

洋服だってそうだもん。着て初めてそこに命が吹き込まれてさらにカッコ良くなるでしょ。見てるだけでもカッコいい服もあるけれど服はそれだけじゃ完成じゃない。つまりは洋服は洋服だけじゃ未完成品なんだよね。着て初めて完成。

洋服屋も一緒。

洋服が掛かってて売り物として並んでいたらそれは確かに洋服屋かもしれないけれど、僕や僕らが求めている、目指している洋服屋ってのはもっと違う。もっともっと素敵なもの。だからその素敵な洋服屋には素敵な人達が居てくれて、遊びに来てくれて初めて未完成の店から完成される。

その誰かが居てくれる完成の時間の為に僕らは日々やこの店を作る工程も含めて未完成の時間を過ごしているんだな。

始まりまであと少し。

ぜひ楽しみにして貰えたら嬉しいです。

詳細なアナウンスはもちろん KONNO君からだけど、14日の日曜日から始めようと思っています。

 

・・・

 

ちなみに昨日(日付的には今日だったけど)は結果寝たのは3時を過ぎていたんだけど、朝はいつも通りに7時過ぎに起きちゃった。

やっぱり体はまだ痛いけど、気合を入れてそのまま仕事をしていました。

まだまだ休んでなんていられないからね。

Urano Takahiro ウラノ タカヒロ
Urano Takahiro ウラノ タカヒロAuthor

Garage EDEN shop Editor.