シャツは最強で最高という信念は変わることなく

「シャツ」

そんなありきたりでありふれたアイテムもそれが布帛なのかレザーなのかで大きく変化することでしょう

「シャツは最高のインナーであり最強のアウター」

と僕は自分のブランドを通して言ってきましたがそれは故にセレクターとしても変わることはない

スタイルとしてのシャツの存在
アイテムとしての存在
そのどちらもとても大きなウェートを持っている

—– incarnation / インカネーション / 15-3357 / SHEEP LEATHER SHIRTS BD #2 LINED

* リンク切れの場合はご予約、オーダー期間外となります

お時間あればこちらのライブ配信時の紹介もご覧ください

* Youtube の詳細箇所にアイテムごとのタイムテーブルリンクを貼っておりますのでご活用ください


RUST Collection においては珍しいインラインからのアイテム
つまりそれはまさしく「それ以上手を加える要素がどこにもない」というシンプルな考え方であると同時にその中で絶対的にいつでもそこに在るべきモノという考えに基づいている

どこをどう切り取ってもいわゆるケチのつけようがない・・・

基本的な僕のスタンスとしてはホースやカーフのような主に着込むこと、味わいを深めることでそのシワが深くなり自分だけの体に合わせて成長していくことが革の1番の醍醐味であると思っている中で、この「シープレザー」を全面的に推すことは比較的多くはないが、このシャツに関しては全く別次元のレベルにおいて「これはシープでなければならない」と言い切れる理由がきちんと在る

単調な意味合いではなくシープ(今更だけど羊さん=メーメー)でしか味わうことのできないこのしなやかさと吸い付くような表情感これは冒頭で書いた「シャツは最高のインナーであり最強のアウター」として両立させるのに必須の要素

わかりやすく言えばゴツすぎないからこそコート類をはじめとしたインナーとしての着用も可能であるし、それと同時に薄すぎない肉感とレザーならではの重厚感があるからアウターの要素としてもしっかり確立されていること

それを同時になせるアイテムとしてはまさしく無二の存在ではなかろうかと思うのです

ディティールとしても大きな見どころはデザインとしてももちろんだし、実際の使い勝手とても大きなポイントとなるポケットの配置
胸ポケットは適度なサイズ感がありスマホ(現在のすごく大きなのはちょっと見栄え的にいまいちかもだけど)やタバコをスッキリと収めるのにぴったりのサイズ

サイドにもスリット型のポケットが搭載されているので、これがアウターライクな見栄えに大きく寄与している
不思議と男の子は(僕が間違いなくそうだけれど)つい歩く際などに手をどこかに入れたがる
逆説的にポケットがなにもないアウターは手の行きどころに困ってしまうこともあるだろう
そういった部分も解消してくれるデザイン性もまた大きな魅力

少し写真が遠くてごめんなさいですが、個人的なオススメポイントで大切なのはなにげにこの袖口の構造もそのひとつです。
一般的なシャツの「カフス」を排除していてジャケットなどと同じく「本開き」の仕様になっていることでインナー(例えばこのレザーシャツをアウターとしてインナーに布帛のシャツを着るような時)の袖通しも容易であるし、夏に近い春などの着用の際には袖口を捲り上げて着ることも出来るのでそれも大きなストロングポイントだと思っています。

スリム系のパンツ(incarnationやThee Old Circusなどがメイン)とも相性が良く・・・

それでいてルーズ系(Wir LinealやJUVENILE HALL ROLLCALL)などのハズしのスタイルでも全く問題なくスタイリングが組めるのも大きな特徴であるし、なぜそれに違和感がないかと言えばシャツそのもののデザインとシルエットがしっかりと構築されていて単体でのバランスが良いからに他ならない

載せる必要すらもない(いやいや、そんなことはあるまい)かもですが ROT-9(Thee Old Circus)などうちの最ベーシックパンツのスタイルとも絶大な相性です

個人的にはこんなくらいにクラッシュされたり、色抜けしたデニムなどと合わせるのも好きでとにかく「シャツ」という考えでいくらでもスタイリングの幅が広がるのがこのアイテムの大きな魅力だとも考えています。

会員さまのオーダーでの61N-OC(DIRTY OLIVE)
意図的に中間色(真っ黒や真っ白でない)にすることでインナー的アウター的の両立をさらに広げることも出来ますね。
逆に真っ黒でもレザーのコントラストが被らない(例えばホースの黒の光沢感とシープでは光り方が異なるので)ので同色系でのコントラストの付け方も演出できるので貴重なシープというアイテムはまさしくオールマイティな立ち位置とも言えます。

少し足元を崩してラフな印象

割と「いつも通り」なスタイル

シャツというどこにでも在るアイテムだからこそ、深く深く突き詰めた結果のアイテム
無限の可能性を持っているアイテム

最強オススメアイテムとなります

ぜひどうぞ

* T.M.G.E(10分 Youtube)は収録次第追って掲載致します

Posted by:Urano Takahiro ウラノ タカヒロ

Garage EDEN shop Editor.