”THEE SIX EYES” プロジェクトとは・・・
恵比寿、宇部、姫路の3店舗のショップスタイリストが同一アイテムにフォーカスを当て、独自目線【SIX(6)EYES(目)】で紹介、それらを各SNS、ブログで連日投稿していく企画となっています。
3人とも趣味嗜好が異なりますから、見え方も変わり、同じアイテムであっても同じには見えないと思います。
そんな違う目線でアイテムにフォーカスを当てることにより新しい発見や面白さを感じて頂けると幸いです。
Thee OLD CIRCUS / Canvas ” / 30s ハイゲージコットン ディストーションアーム カットシャツ
本日で”THEE SIX EYES”プロジェクトは早くも4日目となります。昨日時点で一つのスタイルが完成されましたが、全体像については週末にアップさせて頂きますので暫しお待ち下さい。
今日までのおさらいとして#1〜#3までのBLOGリンクを貼っておりますので、宜しければそちらも一読して頂けましたら幸いです。
“HIMEJI “THEE SIX EYES #1 (Thee old CIRCUS / レースアップブーツ) BLOGはこちら>>>
“HIMEJI “THEE SIX EYES #2 (incarnation / サルエルショートパンツ) BLOGはこちら>>>
“HIMEJI “THEE SIX EYES #3 (Thee old CIRCUS / ミドルレングスカットソー) BLOGはこちら>>>
さて、本日のフォーカスアイテムはThee OLD CIRCUSより30s ハイゲージコットン ディストーションアーム カットシャツ”をご紹介しながらお話しを進めさせて頂きます。
Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 9171 / ” Canvas ” / 30s ハイゲージコットン ディストーションアーム カットシャツ [OLD WHITE]
Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 9171 / ” Canvas ” / 30s ハイゲージコットン ディストーションアーム カットシャツ [OLD MOCHA]
作品の名前だけを耳にしますと
「一体どんなシャツなんだろう?」
と疑問が浮かぶかと思いますので、まずはネーミングに含まれているワードを一つづつ紐解いてご説明します。
①30s ハイゲージコットン
ハイゲージコットン天竺というニット生地になり、その中でもハイゲージ(高密度)のハリとコシの強い30単糸を使用。ニット(カットソー)でありながらもまるで布帛のような生地の仕上がりになっています。
高密度を選ぶことによりサーカスが求める無骨な表情が表現され、それはある種の必須の要素と言えます。そして、糸の分量を多く使用している為、吸水性に優れており夏場の着用においても汗を吸収しやすい特性を持っています。
肌触りもよく滑らかであり着心地においても信頼できる素材になっています。
②ディストーションアーム
ディストーション=歪み
言葉の通りこのアーム部分には”歪み”という要素が含まれています。
一般的なシャツやカットソーのアーム部分とは異なり立体構築をパターンを採用、人体の腕に沿うように作られているので美しい曲線美を描くと共に、腕の稼働時にもストレスを感じにくい構造となっています。
そして、それをより象徴するようにオーバーロックステッチがアーム部分に配置され、モードな雰囲気も漂わせております。
このオーバーロックステッチはアーム部分だけではなく、ボディ部分にも配置され、体の稼働によりステッチ部分が動く様は一種の芸術作品と捉えることができ、職人様方の技術力の高さが伺えます。
③カットシャツ
カットソー+シャツとワードを分解するとわかりやすいと思います。
一般的に”シャツ”と耳にするとブロード生地のような素材を想像すると思いますが、このシャツに使われているのはカットソー生地。
先ほどの①で解説しました30s ハイゲージコットンを使用し、よりカジュアルに着用しやすい”シャツ”になっています。
このカットソー生地を用いることはお手入れの面でも手軽さが加わり、ご自宅で洗濯ができる為、日常的にも扱いやすい1着となっています。
シャツの種類にもよりますが、ご自宅で洗濯できないものあり、仮に洗濯できる場合でもアイロンを当てたりしないといけない煩わしさがありますので、それを考慮しますと、カットソー生地の場合、洗って皺が入っても格好がつきますので、気にならないという側面があります。
(僕自身、あまり気にせずどんな素材も自宅で洗ってしまうのですが・・・皆さんはいかがでしょうか?)
ここまでで①〜③の各ワードについてご説明させて頂きましたが、ここからは僕の目線でこのシャツについて掘り下げてご紹介させて頂きます。
この梅雨の時期、スタイルにおいて最も懸念されるのが急な温度変化だと僕は思います。
今日でしたら、真夏を思わせる暑さになりますので長袖を着用するのは難しいですが、これが本格的に梅雨入りしますとどうでしょうか?
急激に気温は下がり半袖では肌寒く感じると思います。
そんな時に着用して頂きたいのがこのシャツです。
端的に申しますと”羽織もの”として使えるからなのですが、 “羽織もの”だけならばわざわざこのシャツを選ぶ必要はありませんし、他にも溢れていると思います。
では、どうしてこのシャツをお薦めしたいかと申しますと・・・
「a.シルエットの美しさ、b.肌触りの良さ、c.持ち運びしやすい」
この3点がこのシャツを羽織ものとしてお薦めできるポイントだと僕は考えます。
a.シルエットの美しさ
徹底したタイトフォルムであり、体のラインが美しく見えるよう構築されています。
急な温度変化に対応する際は、フロントのボタンは閉めずに開け、サッと羽織る感じがいいでしょう。
ボタンを閉めることにより、
更にタイトシルエットに変貌します。
b.肌触りの良さ
こちらは前述しましたように、ハイゲージコットン(カットソー生地)を用いている為、肌触りも良く滑らかですので、ストレスの無い着用感が得られます。
そして、急な雨による温度低下の際、コットン生地が保温的な役割も担う為、羽織ものとしてお薦めできると考えます。
c.持ち運びしやすい
カットソー生地だけに、普段のお出かけ時に携帯しても邪魔になりにくいかと考えます。
着用しない時はバッグなどに入れておいても嵩張らないと思いますし、無造作に入れてもカットソー生地ですのでシワも気にならない点も使い勝手のいいところではないかと僕は考えます。
ここでa~cをまとめますと・・・
“格好良さ”と “機能性”
この二つを併せ持った非常に使えるシャツであると僕は申し上げたいのです。
再度申し上げますが、ただの羽織ものでしたら、世の中にたくさん溢れています。
ただの防寒、温度調節用の羽織ものをお求めになるのでしたら、このシャツを選ぶ必要はありません。
ですが、このシャツにはストイックとも言える美しいシルエット、一癖二癖もある芸術性、そして信頼できる機能面が備わっています。
要は“格好良く”、そして“無骨”な羽織もの(シャツ)です。
ただの羽織ものだからと言って軽視せず、妥協しないスタイルを作りませんか?
是非、この機会に店頭、オンラインショップでご覧頂けますと幸いです。
その他、気になる点などございましたらお気軽にお問い合わせください。
今回紹介させて頂いた商品>>>
Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 9171 / ” Canvas ” / 30s ハイゲージコットン ディストーションアーム カットシャツ [OLD WHITE]
Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 9171 / ” Canvas ” / 30s ハイゲージコットン ディストーションアーム カットシャツ [OLD MOCHA]
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それでは次回も楽しみにお待ち下さい。
ありがとうございました。
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同じアイテムに対し3人の異なる視点と感性で表現されますので、恵比寿、宇部と見比べながら楽しんで頂けたらと思います。
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