JUVENILE HALL ROLLCALL このブランドの魅力を伝える前に起こった不思議な出来事

不思議なことは時々起こる(洋服屋あるある)

ちょうどこのシリーズブログ(JUVENILE HALL ROLLCALLの魅力を伝えるつもりの連続ブログ)を書こうと思っていて、その為に先週いくつかの撮影をしていた。今季もJUVENILE HALL ROLLCALLからはハーフパンツ的なアイテムを重点的にセレクトしている(それはつまりこのブランドにとって大きなインパクト商品でもありスタイリングに欠かせないアイテムでもあるから)中でそのパンツを中心にスタイリングを組んでいくことで良さを伝え、表現をしようと考えていたからだ。

そして、先日のこのシリーズのブログの冒頭部分を書く前のことメール(正確にはショップ専用のLINEだが)・・・

『あの〜この(と言って商品の写真を画像で貼り付けてくれた)パンツってまだ在庫あります?なんだか急に気になり始めて・・・』

と、馴染みのFAMILYさまからの連絡。

即座にお返事を書く。

「もちろんあります!そしてちょうどこのパンツの良さを伝えようと思って撮影をしたことろなので参考にしてください〜」と写真を送った。(このあとでその写真を掲載します)

『あ!じゃぁ・・・買います!』

・・・

と、そんな訳で今日掲載する写真のパンツはこのシリーズブログを書く前に完売致しました。

これがつまり「洋服屋あるある」であり不思議なことってわけです。

正直に言ってこのパンツに関しては入荷したのは1年以上前の商品で個人的にすごく気に入って仕入れたもので在庫も多目に仕入れたものではあったけれど、これまた不思議なことに複数枚仕入れた商品で人気が出てもなぜか・・・最後に1枚だけ残ったりすることはよくあること。この商品に関してはまさしくその状態で仕入れてすぐにスパパパーッン!っと何枚か売れて去年の夏終わりにはこの最後の1枚になっていたのだけどその後にこの1枚だけがずーっと残っていた。これまた正直な話で最後の1枚だからこそ自分が買って完売にもしたいけど、最後の1枚だからこそ自分が買って穿いているのを見て人に「それってないんですか?」っていう別の洋服屋あるあるへの恐怖もあって僕が欲しかったけどずっとそのままにしていた。(しかし売れてしまうとやっぱり欲しかったなぁと自分でもいつも後悔するんだけどね)

で、こんなにカッコいいパンツが売れずに残っているのは悲しいし(でもそれは店の力不足だけどさ)もっとこのパンツの良さを伝えなきゃいけないし、それが伝わりさえすればきっと欲しいと思ってくれるFAMILYが居ると思っていて再度撮影をしたのです。そして上にも書いた通りで撮影を終えて「よし!気合を入れて紹介ブログを書くぞ!」って意気込んでいると、、、その前に完売するという不思議な現象。

もしかしてMさん(買って下さったFAMILYの方)撮影風景からどこかで見てたんじゃねーか?とか疑っちゃうよね。(笑)

さてさて。

 

洋服なんてやっぱり自由に着ればそれが答えであり正解だと思うこと

JUVENILE HALL ROLLCALLというブランドを一見するとアヴァンギャルとに見えたり、ある意味では派手に見えたりととっつきづらいイメージを持つ方が当店では多い。確かに当店で取扱のブランドの多くはモノトーンであったり、無骨さが強調されたマイノリティなメンズスタイルの為のウェアアイテムが多いからそれは確かにある意味では正解だしそう感じるのも無理のないことでもあると思う。

しかし、「洋服なんて」特別なことはなにもないと僕はいつも思う。

自分の心が楽しくなったり、背伸びが出来たり、想い描いた空想の世界に溶け込めたり。そんな自分自身の時間を楽しむためのある種のツールのような存在だと思うのです。つまりはそこにあるのは極めて自由な考え方と思いで良いと思うし既成もなければ規制もないのだ。

そういった頭の考え方で、自分自身の趣味趣向をクリアにしてこのブランドに触れて「いいな」と思えば少し足を踏み入れてみればいいし、「ちょっとまだ違うな」と思えば素通りすればいい。

これもいつも書くけど洋服屋ってそういう意味でも特別で特殊な場所だと思うのです。

だってラーメン屋に入ってなにも注文せずに店を出ることはないでしょうし、頼んで食べてみて「いや、ちょっと違かったな」と思っても基本的にはお金は払うでしょう。でも洋服屋ってのは試着したり遊びに来てもイマイチなら素通り出来るんだ。素通りが出来るからこそ互いに信頼関係を築いたり時間を共有したり。そういうことが出来る特別な場所だと信じています。

あくまで今回の主役はJUVENILE HALL ROLLCALLのこのチェッカーフラッグ柄のハーフパンツです。パッと見で分かる通り単品で見ればラフに見えるアイテムだと思います。そこに新作で到着した Linea_f by incarnaiton(リネア エフ インカネーション)のGジャンタイプのブルゾンとThee old circus のロングタンクトップを合わせてみました。足元もパンツのラフさをわざと崩す為に敢えてブーツを選びました。

着用のアイテムは以下となります。

blouson >>> Linea_f by incarnation / インカネーション リネアエフ / MMXIX-V-41250W BLACK WOOL JEAN JACKET [T91 / BLACK] 

long tanktop >>> Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 9101 / “Rut a Bunny” / レーヨンフライスロング丈タンクトップ [DUST BLACK]

boots >>> Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / CB-911 / ” Black Sign ” / イタリアンショルダーワンピースバックジップブーツ [NERO]

僕の知る限りではこのJUVENILE HALL ROLLCALLというブランドとincarnation、thee old circus という組み合わせをしている人間はほぼいないでしょうしこのラインナップでセレクトをしているショップ様は知りません。「〇〇系」とかそういった概念自体がくだらないと僕は思うのです。(あくまで僕自身の主観としての考え方)

皆さんへ好きな洋服を選べば良いと言う以上自分自身がそれを体現することが大切だと思うからです。

着用に関してちょっと触れるのであれば大切なのは何気にインナーに着た「ロング」のタンクトップだと思います。

丈が決してロングとは言えないGジャンのスタイルに崩したパンツ(例えばそれはこのJUVENILEのパンツに関わらず別のパンツでも)を合わせる場合には腰に合わせたパンツと上着との間に丈の違いが大きく出てそれが全体のアンバランスを生み出してしまいます。このアンバランスを狙ってスタイルを組む場合は良いですが、単なるアンバランスは格好良くないので、ここにロングのタンクトップを着用することで縦長のレイヤード(重ね着)が出来て全体のバランスを違和感なく整えてくれます。

続いては上着とインナーを変えてさらに帽子を追加して着てみました。

全体に縦長のスタイルを組んで、ブラックのトーンでまとめつつ。でも半パンで崩してみるといった具合のスタイリングです。

うーん、、、かなり好きだ。(笑)

上着はGジャンに続きLinea_fの新作から。インナーはちょっと分かりづらいけどタンクトップからthee old circusのTシャツへ(これも少し着丈が長いからバランスが良い)そしてモノトーンのスタイルで重くしつつ最後に崩しのワンアイテムとして帽子を被ってみた。この帽子などの使い方でスタイルのイメージってのは大きく変わるのだなぁと思いますね。

outer >>> Linea_f by incarnation / インカネーション リネアエフ /MMXIX-V–5300 BAND COLLAR LONG SHIRTS COAT [T91 / BLACK]

inner T shirts >>> Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 828 / “Bunny” / 30sハイゲージコットン 断ち切り加工 ミドルレングスカットソー [BLACK]

casket >>> 現在掲載準備中

これはJUVENILE HALL ROLLCALLの半パンに関わらずここ数年は「半パン+ロング丈」というアイテムの組み合わせのスタイリングを当店ではプッシュスタイルとしています。特に今の季節などの朝晩と昼間の寒暖差が激しい季節などにはこういったスタイルだと気温に対しての着脱で調整も可能だと思いますし、僕のような寒がりでエアコン苦手な人間は真夏でも一枚上着は必ず持ち歩くのでこういったスタイルを組みやすいかと思います。

 

少しまとめましょう。

JUVENILE HALL ROLLCALLというブランドのアイテムは確かに一筋縄ではいかないアイテムが多いです。パンツなどもこういう風にどこか目を惹くデザインが多いです。でも逆説的に考えると当店の多くの無機質でシンプルなアウトラインを持ったアイテムの中に1点混ぜ合わせることでそこが大きく目を惹くポイントとなり大きな意味で良い崩しのスタイルにも繋がります。

なにより、いつも無機質なスタイルが多い方にとって考えれば少しこういったアイテムを取り入れることによりクールさとはまた別の「楽しさ」が生まれるのではないでしょうか?

毎日でなくてももちろん良いし時々洋服の在り方(つまりそれは心という意味においても)を変えてくれるこのブランドを表現する時やはりこの「楽しさをどう楽しむか」だと思うのです。

・・・

軽めに書くつもりはあっさり4000文字を越えました。

やっぱり僕はこのブランドの服が、彼の服が好きなのだなと改めて自分でも思いました。(笑)

参考になれば最高に嬉しいです。

ご質問や疑問点があればぜひお気軽に。

Urano Takahiro ウラノ タカヒロ
Urano Takahiro ウラノ タカヒロAuthor

Garage EDEN shop Editor.