比較をするのはやめたのだ / 純粋な意味での自分にとっての普通の道を

 

僕にとっての「普通」

 

昨日は展示会を巡る日。

早くも今年の秋冬の発表が続く。

そういう景色や情景を写真などにしてアップしようと思っていたのに、ある意味では真剣に洋服などのチェックをしているといつも忘れてしまう。

 

担当者が言う。

「なにが売れそう?」

俺は言う。

『そういうのとかよく分からないし興味が無いかも』

 

流行、トレンド、そういった言葉は概念として皆無であり僕の心に存在すらしていないような気がする。

とは言え、「次」への「匂い」は感じる。

その感じ方を自分なりにどう咀嚼して噛み砕いてどこに落としていくのか?

 

ご新規様のブランドからもお誘いを頂いて、今までお付き合いのないそういったブランドさんもタイミングが合えば見せて貰う。(とは言え相当に出不精で人見知りなので余程気になったところしか行かないが)

 

僕の心が踊るかどうか。

僕が「欲しい」と思うかどうか。

 

上手ではない。

ずっと昔から。

 

少しだけ話しがズレるけど、先日の Camelife にも通じるけど、僕が使うカメラとレンズはほとんどがマニュアルフォーカス(分かりやすく言えばオートフォーカスという機能がついていない)。自分の手でピントを合わせる。機械、メカは進化しているから僕の手と目で合わせたピントなんかより機械任せの方がよほど正確。でも、そこには僕なりの美学とそこ(つまりファインダーという窓の中の世界)の世界の楽しみ方が存在する。

 

少し、それに似ていると思った。

自分の目のピントが世間とズレていても良い。

結果それで売れなかったとしたらやはりそれも自分の力、センスの無さだと胸を張って言えるから。

誰か(モノのセレクトもいつかはAIのようなメカになるのか)の心は興味がない。

 

僕の今、僕の気持ち、僕のセンス、僕の心。

 

ピント外れも、歪みも込みで。

 

つまりは「僕にとっての普通」であればそれでいい。

どこそことの比較もどこどこらしさも興味はない。

僕と僕らは僕らなりに。

 

そんな訳で、昨日伺ったブランドはとても良かった。

なにが売れるのかは僕にはやっぱりわからなかったけど、僕が売りたいと思えるモノたちが在ったから。

また今年からそれぞれの店(恵比寿、姫路、宇部)とシフトを変えます。

ギアを上げるというのともまた表現が違うけれど、僕が伝えたいのはやはり「スタイル」なのだと改めて思ったのだ。

モノ1点と真剣に向き合いながらそれらを身につけることに向けたスタイル。

生きる、その生き方や生き様を含めたマインドというスタイル。

 

それが僕のやり方。

 

ぜひお楽しみに。

 

 

・・・

 

ちなみに早めの春物が結構入荷してきているけど、展示会だとかあれこれ毎日の接客だとか、、、全然リリースが間に合っていません。

正直言えば他店様(うちの3軒以外)では並んでいたりもするようですが、それも自分のリズムでやらせて貰いますので、期待してくださる方はぜひお問合せや店頭やリリース待ちでお願いします。

こういった辺りはなんとか来季までに改善して(なにより山積みの仕事の整頓が先だ)いきたいと思っています。(かなりリアル)

Urano Takahiro ウラノ タカヒロ
Urano Takahiro ウラノ タカヒロAuthor

Garage EDEN shop Editor.