メニュー

thee old circus / ジ・オールド・サーカス

Thee six eyes Project

私達はショップとしての在り方、立ち位置をさらなる高みへ向かわせる為にブラッシュアップを目指しこの1つのプロジェクトを立ち上げました。 最初に作った恵比寿店(東京)、その後に増えた宇部店(山口)、そして姫路店(兵庫県) それぞれの店舗はそれぞれの立ち位置に存在し、その目線も接客スタンスにも違いがあります。しかし洋服というモノを通じて伝えたいこと、その感動へ向かうスタンスはどの店舗も変わりはありません。つまりその伝え方の方法や目線が違うということ。 原点や根っこの部分。 そういったモノ、マインドは変わらないがその「見せ方」と「魅せ方」は大きく違うということを逆説的に良きフィルターとし、それぞれのショップの色として表現し昇華させて伝えます。 SIX(6)EYES(目) 各店の店長3人分の目で見るフォーカス焦点 = Garage EDEN 3店舗合同プロジェクト・・・
Thee six eyes Project

 

 

・ Thee OLD CIRCUS _ 1973 _ ジ・オールド・サーカス

Designer /  Urano Takahiro _ ウラノ タカヒロ

made in Japan.

・ 取扱店舗 _ Garage EDEN 恵比寿・東京 / 姫路・兵庫 / 宇部・山口

 

そのアイテムたちは固有のデザインバックボーンを持たず架空と現実の隙間に生まれた物語から派生し生み出される

ブランドの中でその時代とその季節に基づいたストーリーごとに展開され、販売期間に制限を持つシーズンコレクションの位置付けで展開される錆びたラインナンバー
そのネームタグの裏には 1973 の数字が刻まれる

アイテムを構成し使用される素材(つまりそれは生地や革、その他の構成パーツ)は日本国内を始めその他ヨーロッパを中心とするインポートなども含まれる。オリジナルの錆加工を施した金属パーツボタンなども使用し細部まで拘り抜き、朽ちてヤレた物語の世界観を表現するアイテムたちを生み出していく。全ての縫製、組立は国内工場に限られる。その大きな理由をデザイナーは洋服、モノは人の手を通じて生まれるものであり、人間味も含めた上で信頼と技術を認めることの出来る目と手に届く範囲の中で行うことに意味と意義があると考える。また同時にそれは人の手を通じて生まれるモノの質はある意味では出来上がりの空気感さえも作り出すと考えるからである。つまりその職人たちが手に宿す熟練の技工とデザイナーの想い(これを時にデザイナーはマインドと表現する)を持ってこの商品(モノ)たちはこの世に生という命を持って生まれてくると考える。= このマインドから Thee OLD CIRCUS の全ての商品には「Old name」と呼ぶ商品ロット番号とは別にそれぞれ固有の名称(名前)を持つ。
このブランドのアイテムたちが持つその趣向がこの世界においてはとてもマイノリティ(少数派)であることをデザイナーは知っている。だからこそこの趣味と趣向が向かう先は常に危うさの中にある細いワイヤーを伝う綱渡りのようなものであると思っているが、デザイナーはそれさえもこのブランドが持つ希少性と個の存在としてこれを是として捉える。

1973の意味合いはデザイナーが描く物語の原点的でその物語の背景音楽要素として流れ続けるアーティスト Tom waits(トム・ウェイツ) の1stアルバムへのオマージュ(「closing time」発表年)、古くから所有している楽器(それはもちろんfender jazz bassであるが)の製造年、文面的要素の礎である小説「1973年のピンボール」からその数字を借りたものである。

デザイナーはこれらのデザインを独自であり独学のみで始め絵を描く為、各々のデザインにおいてのバックボーンやその背景を持つことはない。つまりそれはファッションとは?という問いがとても空虚に耳に届く言葉であり、アンサー(答え)でもあると言う。ただしそれはファッションが無意味性であることを指すのではなく、洋服の在り方の中で大切なことはいかにそれを纏うその人がカッコ良いのかどうかの指針に沿って(そして従って)どう生きるのかを考えることに繋がっている。(=極論は常に北野たけしもビートたけしもカッコ良いというのが大きな指標だと言う。)そして洋服はそれに対するある種の下駄となることもあり、時にその心をも昇華させる意味合いを持つ力を秘めていると信じている。

 

novel.

架空と現実の、その僅かな隙間に在る情景と旅路の切抜き写真から生まれる錆付いたDesign と Item たち。
額へ入るモノ作りではなく、着込まれゆく中でいつかそれらはボロボロとなり、最後は原型の欠片をも残さずに消えていくような。
そんなモノへの望みと願い。 華やかさと、そして喧騒的でありながらその表の顔と帰る場所を持たず、ただひとときの余韻を残し、その地を去っていく者のはかなさをモノ作りに対する自分達の在るべき立ち位置と捉えこれを Circus の名に照らし映し original brand name として掲げる。
そして終わりなき当てのない家族探しの旅を続け、宛のない手紙を書き続ける。

雑然としたあらゆるデザインを削ぎ落していく引き算のスタイルの中で生み出されるシンプルかつ無機質なアイテムたち。 メンズウェアとして他にはない程の圧倒的に細いシルエットラインを構築し、そこから生み出される艶美なアウトラインは着るものを選びそれは買い手を最初から選ぶというブランドの基本姿勢も同時に表す。 洋服は、モノとは着ることで初めて命を吹き込まれるものであると信じ、そしてそれはいつかその命を削り、やがて朽ちていく美しい姿であって欲しいと僕は願う。

A simple and inorganic family of items coming out of a style of subtraction that pares down the clutter of design that is all over the place. I construct an incredibly slim silhouette not seen anywhere else in menswear, and the beautiful outline that emerges singles out the clothing, and singles out the buyer from the very start. I believe that in apparel, things are first and only infused with life through the wearing of them, and I hope that these things pass through a beautiful life cycle, eventually stripped of life and finally forgotten with time.

Official Web Site
https://www.theeoldcircus.com

Official Facebook
https://www.facebook.com/theeoldcircus/

Official Instagram
https://www.instagram.com/theeoldcircus/

 

 

この店に無くてはならないその存在

当店のセレクトにはなくてはならない大切なブランドであり、ある意味ではこのブランドの始まりがこの Garage EDEN という店の始まりとも言うことが出来る。Garage EDEN 編集者(Editor)ウラノ タカヒロ 自身が手掛けるブランドで始まりは 2005年まで遡る。そういった意味合いにおいても各店の STAFF はこのブランドを基軸に構築し店の在り方を含め展開をしている。

朽ちた匂い、無骨で男らしいスタイル、洋服だけでなくそのモノという存在自体に込めたマインド。

どこまでもストイックに美しいと思えるシルエットは作りでシンプルなアウトラインのデザインが多いく、一見しただけでは分かりづらいこだわりとキーポイントが各所に散りばめられる。時代への錯誤性やニヒルな精神性をモノの中へと落とし込み毎シーズンごとに深淵なるテーマ性を持って展開される。

「モノ」はしょせん「ただのモノ」である。

しかし時にそのモノたちが心を動かすことを僕らは知っているし、それを伝えるために存在している。

 

彼らのモノ作りの姿勢と主題の一貫性について

「タイトで美しいシルエットフォルム」、「朽ちてヤレていく美しさへの美学」、「生と死の隙間にある物語」

着る人間を選ぶ(それはつまりタイトさにこだわるが故にあるのだが)モノが多いが、それは逆説的にはこのブランドの商品を身につけることが出来るということはそれだけ自身の体型の維持も含めた意味でも美学を持つ男だけに許された特権でもあると当店では考える。またその特有なまでのこだわりが凝縮されたシルエットラインの一貫性が故に一度気に入ったシルエット、サイズを見つけ出すことが出来ればその後何年にも渡り同型に近いフォルムアイテムを選ぶことが出来る。分かりやすく言えば「いついつのコレクションの〇〇のアイテムを持っているのだが今季の△△のアイテムのサイズ感はそれと比べてどのくらいですか?」と言ったような疑問にも店として明確な返答をすることが出来、それによってユーザー側としてもサイズ感を含めた商品選びがしやすいとも言える。デザイン性の不変さに加えてサイズ感の安定さ(その安定さを保つためにこのブランドは製品前にほとんど全てのアイテムを水洗いして生地を縮ませて完成させるこだわりを持つ)を持つこのブランドはそういった意味においても店頭、WEB含め多くのファンを獲得している。

 

” 共に生き、歩く ”という姿勢は革という素材で表現される

この世界に文字通り足を踏み入れた最初の場所は靴屋であり、一番の興味は靴だった、とデザイナーは言う。

Tom waits (トム・ウェイツ)は 「Down by law」(監督:ジム・ジャームッシュ 出演:トム・ウェイツ 、ジョン・ルーリー 、ロベルト・ベニーニ  製作:1986年米/独)の劇中一緒に住む女と口論になった際の台詞にこういったものがある。『おい、靴だけは捨てるな』(劇中のトム・ウェイツ=役名はザック)は言う。(だがしかし女は容赦なく窓の外へザックの大切な靴を放り投げ、それを機にザックは「お前とはこれっきりだ」と言って家を出て行く)

また彼は別の雑誌ではこう言っていたらしい(デザイナー本人もそれがいつのどの雑誌なのかは覚えていないらしいが)

「その人が死んだ時に履いていた靴を見ればきっとその人がどんな人生を送ったのかが分かるよ」

Tom waits が言ったこの言葉が特別な意味合いだったのかは分からないが、その言葉はデザイナーの心に深く刻まれた言葉だったようだ。そしてその言葉を受けて彼が作るこのブランドではブーツのみ作ることに決めたという。(もちろん時に革を用いたサンダルなどは作るが)自分自身が死ぬ時、その最期の時には自身が共に生きて歩いてきたブーツを履いていたいと思う。凡庸な表現だがまさしく人生という歩みは靴、ブーツという履物と共に歩くことであり、また使い古された言葉ではあるが「オシャレは足元から」という言葉の意味もやはり深く大きな意味合いを持つのだと思うからだ。

thee old circus が作り出すブーツには大きな特徴がある。それが「ソール(靴底)」部分。一般的なブーツはどれほど重厚なものであれ基本的にはシングルミッドソールと呼ばれる構造を持つことが多い。だが thee old circus ではリリースする多くのブーツはダブルミッドソールという構造を持つ。中底(足底自体が触れる部分)と本底(レザーソールやVibramなどの地面と触れるソール部分)との間にはミッドソールと呼ばれる革の積み革が存在する。この部分は通常1枚(=シングル)であるが、このブランドのブーツはこのミッドソールを2枚積むことにより圧倒的なソールのボリューム構造を生み出す。この構造で作るブーツは国内、海外においても非常に稀有で(構造の複雑さ、二枚の革を含むことで構造上相当な厚さにもなる為にそれらを貫通させることの出来る動力持つミシンを持つ職人に縫製が限られるなど製法上においても製作が可能な工場が限られることも一因)あることをここに示し記す。このボリュームを持つ構造によってソールの厚みによる単純な脚長の効果を生み出すことだけでなく、ブーツ自体の重量感がありながらも高いクッション性を作り出す。

これだけの重量感がありながらも歩きやすさに関してもきっとそれは驚くことだろう。その秘密もやはりソールの構造にある。多くはVibram社(イタリア)のソールを装着しての完成となるのだが、その際に通常はソール全面をラバーで覆って装着するのだが、thee old circus のブーツは Vibram ソールの土踏まず部分を意図的にカットして装着させている。(これにより Vibram社のロゴも同時にカットされるがデザイナーはそういったロゴなどには一切の興味を持たない)靴の歩きやすさは「返し」(屈曲性)に大きく作用される。爪先側と踵側の中間に位置する土踏まずの部分にラバーを貼らないことでこの靴の返しが格段に良くなることでこれらのブーツの歩き心地は格段に快適さを増すのだ。さらにメリットを言えばこの土踏まずの構造を持つことで女性のハイヒールの高さと同様にヒールと土踏まずの外観的部分には意図的な「隙間」が生まれることでこれにより着用時にソールの厚みと高さに加えてさらなる脚長効果が生まれる。

ソールの装着構造はある意味ではもちろんと言うべきグッドイヤー・ウェルト製法(Goodyear welt process)で仕上げる。製法としてはもちろんコストの掛かる手法ではあるが故に大きなプライスアップとなる要因ではあるが、その対価として得ることの出来る最大のメリットはやはり永続的なリペア、補修性であり最低でも10年は共に過ごす足元としては必須の製法であると断言する。

>>>   ソールのリペア等アフターサービスに関してはこちらのページを御覧下さい。(現在準備中)

 

※ アッパーに継ぎ目を持たない特殊なワンピース構造のブーツ

そして、「革」だ。

革=レザー、というマテリアル(素材)に関しては並々ならぬこだわりを持つ。

もちろん全てのマテリアルに対して深い造詣はあるのだが、こと革という素材はまたそれらとは一線を画す。なぜならそれは単純に何年、何十年と時間を掛けて着用を繰り返す中でエイジングされることによりさらに良いモノへと昇華していく素材であり、そして同時に革とは育てるモノであり、命のバトンを受け取っていく使命のようなものを感じるからだと彼は言う。

使用される多くの革は原皮(革となる前の皮と表現される加工前の状態を指す)の選別と産地決めから携わることで、マス化された一般的な革を越える卓越したオリジナルレザーを作り出し、その工程を経た革を使うことでまさに「特別」なレザーウェア、レザーアイテムへと仕上がっていく。国内の革の生産のシェアの多くを占めると言われる兵庫県姫路市のタンナーと手を結ぶことでそれらはようやく実現される。(Garage EDEN 姫路の店長 KONNO はこの橋渡し役としても活躍するレザーソムリエ的な存在でも在り時にはこのあとで掲載する革の加工を行う職人でもある)さらに言えば、単にタンナーとの契約やタンナーとのパートナーシップで革を作り出すことはモノ作りを目指す人間であれば出来ることではあるが、彼は素材についてそれ以上を求める。つまりは革の加工に用いられるタンニン(革好きなら耳にすることがあるであろうベジタブルタンニンなどの名称を持つ水溶性化合物の総称)の素材や染料を扱う職人にまで相談をし様々な種類のタンニン同時の掛け合わせやミックスなども含ませることでこれまでにない革の追求にも参加する。(それはもちろん沢山の失敗の試作も多く生み出しているらしいが・・・)

選び抜いた最上質の国内原皮、国内原皮では表現の難しいヨーロッパ原産原皮の使用など彼の追求は止むことがない。

そしてオリジナルレザーへのこだわりと同時に時にインポートレザーも使用する。その理由として彼が挙げるのは原皮の違いはもちろんながらその他にタンニンの素材や染料にまで携わる中で国内では手配出来ない薬品などを理由に挙げる。(革にはあらゆる薬品や染料が用いられる。その中では日本と海外の法律上の違いなどで同じ薬品や染料を使用出来ないことも多々あるのだと言う)そういった中でこれは革に限ったことではなく布帛やニットなどの素材マテリアルにも言えることだが自己のブランドを表現するに辺りただ単にオリジナルにこだわるのではなく、自分が表現をしたいと思う素材を選びぬくことを優先する。その為コレクションの中では イタリアの Guidi 社の革などが入り交じることもある。(使用しているレザーを含めたマテリアルの説明に関しては各 WEB STORE でのアイテム詳細説明に記載しております)

>>>   レザーアイテムのメンテナンス、ケアの案内、リペア等アフターサービスに関してはこちらのページを御覧下さい。(現在準備中)

 

※ 国内原皮を用いたオリジナルレザー「Rust Leather」

※ イタリア Guidi 社 の革を使用したテーラードジャケット

※ 製品後に墨染を施したアイテム(オリジナル Bullet Leather +墨染料)

 

卓越した縫製職人によるその腕

 

 

 

すいません。まだ書きかけです。。。

 

 

 

 

 

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE

Theeoldcircus / blog & product story

  • Partition / 仕切り 〜 GUERNICA 〜
    by theeoldcirdcus on 2019-08-09 at 23:49

    There is a partition. This side and the other side. The difference in the world. Light and shadow. Clouds and sky. The back of the well and the sky. In other words, a gap. 仕切りがある。 こちら側と向こう側。 世界の違い。 光と影。 雲と空。 井戸の奥と空の上。 つまり、隔たり。   “ GUERNICA ” &nbs […]

  • The end of the world / 世界の終わり 〜 GUERNICA 〜
    by theeoldcirdcus on 2019-08-01 at 08:06

    The end of the world. It is surely a story in his heart. Sometimes people drop it into novels or paintings. 世界の終わり。 それはきっとその心の中の話だ。 時に人はそれを小説だとか絵画へ落とし込む。   “ GUERNICA ”     「世界の終わり」   そんなものがこの世にあるみたいだ。 終わりがこの世に「在る」などという矛盾。   あちら側でなく、きっとそれはこちら側でさえないことだろう。   唄が響き朽ちたメロディが悲鳴を上げる。 いつからだろう。 電気が生まれた朝。   大衆向けのくだらない話ばかりが飛び交う世界。 それが怖くて僕は井戸へと逃げ込んだ。 耳を塞ぎ、目を閉じて。 誰もいない世界で。   世界の果てで光が生まれる。 こちら側でもなく、あちら側でもない世界で。 深く掘られた井戸の底で。 […]

  • Deep in both eyes-Heart of Tsugi Hagi / 両目の奥 – ツギハギの心 〜 GUERNICA 〜
    by theeoldcirdcus on 2019-07-30 at 09:54

    The depths of both eyes and the heart of Tsugi Hagi. What did Picasso leave to me without permission? 両目の奥とツギハギの心。 ピカソが勝手に僕へ遺したものとは?   “ GUERNICA ”     「ツギ」と「ハギ」   つまりただのそれは言葉だ。   端切れの布を継いでいく。 継ぐとは紡ぐとも書くことが出来るかもしれない。   ゲルニカの絵はそのそれぞれはまるでいびつで異国ごとに住む「ひとつづつ」の「物語」のように見えた。   少なくとも僕には。   しかし、その継がれ、紡がれた「ひとつ」の絵はたったひとつの世界を持つ。   どこにも辿り着かない世界。 […]

  • What I saw behind the eyes / その両目の奥に見えたもの 〜 GUERNICA 〜
    by theeoldcirdcus on 2019-07-20 at 05:47

    This is an “introductory”. This is the beginning, which is the first step towards the end. これは「序章」である。これは始まりであり、始まりは終わりへ向かう最初の一歩。   “ GUERNICA ”     ピカソになどもちろん逢ったこともなければ、その輪郭すらも知らなかった。ただその絵、その背景、両目には力強いものが在ることは知っていたしその裏側にある「なにか」に魅力を感じざるを得なかった。 40年と少し。 偶然に生きてきた、生かされてきた自分自身の時間だ。 一歩という歩幅に一体どれほどの価値があることだろうか。 暗闇の中をものさしを持って歩くようなことをしたいわけではないのだ。 ジミー・ヘンドリクスが27歳で死んだ。 カート・コバーンも同じ27歳でこの世界から居なくなった。 スティービー・レイボーンは35歳だ。 あの小説の中の「僕」の年齢さえも越えた今一体自分のこの生という時間の中にどれほどの意味と価値を見出だせることだろうか。 パブロ・ピカソは生きた。 そして遺した。   最後はすべて焼いてくれ。 俺はそう願う。 けれど、それが叶うことがないことも知っている。   であるのであれば。 そうであるのならば。   一体この僕になにが出来ることだろう。 […]

  • 「序章」〜 GUERNICA 〜
    by theeoldcirdcus on 2019-07-19 at 04:50

    This is an “introductory”. This is the beginning, which is the first step towards the end. これは「序章」である。これは始まりであり、始まりは終わりへ向かう最初の一歩。   “ GUERNICA ”     1937年4月26日、ビスカヤ県のゲルニカはナチスドイツ軍による都市無差別爆撃を受ける。(ゲルニカ爆撃) この爆撃を知った”パブロ・ピカソ”はパリ万博で展示する壁画の主題とした。 凡庸な僕やぼくらには彼がこの絵へ向けて抱いた本当の想いは知りようもないが、このゲルニカの絵が反戦、抵抗のシンボルとして多くの心を動かし、その心に宿ったことは事実だろう。 絵を洋服へ置き換えたとしたら僕らには一体なにが出来るのだろうか。 もちろんそれはどれほどまでに凡庸なモノだとしても。 作り手(デザイナー、ブランド)、売り手(バイヤー、ショップ)、買い手(ユーザー)にとっての洋服、モノとは、その存在の在り方、意味とは。 「かっこいいヤツ」が増えたら世界はもっと素敵になるだろう?   自分が想う原点的な回帰への理由はあまりに単純で凡庸だった。   1973年4月8日 ピカソは死んだ   でも、彼の死後も彼の作品はまだ生きている。 […]

WEB STORE

 

STYLE BLOG

今着るレザー

先日のブログではレザーの魅力やAWの軽い予告をさせていただきました。 本日は、今、店頭にございますもので今スグのおすすめスタイルを 軽くご紹介させていただきます。 以前にも、ご紹介させていただきましたことのございますベストです。 レザーベス...
More

BRAND

thee old circus

thee old circus

_ ジ・オールド・サーカス Designer /  Urano Takahiro _ ウラノ タカヒロ / made in Japan / novel. 架空と現実の、その僅かな隙間に在る情景と旅路の切抜き写真から生まれる錆付いたDesign と Item たち。 額へ入るモノ作りではなく、着込まれゆく中でいつかそれらはボロボロとなり、最後は原型の欠片をも残さずに消えていくような。 そんなモノへの望みと願い。 華やかさと、そして喧騒的でありながらその表の顔と帰る場所を持たず、ただひとときの余韻を残し、その地を去っていく者のはかなさをモノ作りに対する自分達の在るべき立ち位置と捉えこれを Circus の名に照らし映し original brand name として掲げる。 そして終わりなき当てのない家族探しの旅を続け、宛のない手紙を書き続ける。 雑然としたあらゆるデザインを削ぎ落していく引き算のスタイルの中で生み出されるシンプルかつ無機質なアイテムたち。 メンズウェアとして他にはない程の圧倒的に細いシルエットラインを構築し、そこから生み出される艶美なアウトラインは着るものを選びそれは買い手を最初から選ぶというブランドの基本姿勢も同時に表す。 洋服は、モノとは着ることで初めて命を吹き込まれるものであると信じ、そしてそれはいつかその命を削り、やがて朽ちていく美しい姿であって欲しいと僕は願う。 A simple and inorganic family of items coming out of a style of subtraction that pares down the clutter of design that is all over the place. I construct an incredibly slim silhouette not seen anywhere else in menswear, and the beautiful outline that emerges singles out the clothing, and singles out the buyer from the very start. I believe that in apparel, things are first and only infused with life through the wearing of them, and I hope that these things pass through a beautiful life cycle, eventually stripped of life and finally forgotten with time. 取扱店 Ebisu / Himeji / Ube
incarnation

incarnation

インカネーション  Designer /  Keita Ogawa _ 小川 慶太 / made in Italy / 幼少期より革が持つその独特な存在感と独自性に強い好奇心を惹かれた小川慶太はレザーの更なる可能性と加工技術を求め 2009 incarnation / インカーネーション を設立。同時に日本を離れイタリアにそのアトリエ拠点を移し現在に至る。 「化身」の意を持つブランドネームを掲げ、自己の持つ革の加工技術を伝統あるイタリアの技術と融合させ珠玉のレザーコレクションを生み出す。革が本来持つ豊かな表情を活かすための素材(その為にもちろんコレクションの革のほとんどはヌメ革=ベジタブルタンニンを用いる)を選び抜き、そのモノ作りはまさしく革という特性も含めた上で無二の存在であるアイテムたちを生み出していく。独自性の強いデザインとパターンメイク、コレクションごとに打ち出される音楽と時代性を背景にしたアイテム作りを提案していく。また氏はデザイナーであると同時に全ての商品の仕上げまでを自身で行う職人でもありその日常の多くの時間は加工作業に費やされると聞く。レザーのみならず布帛、ニットを用いたコレクションアイテムもその独自性と創造性(無二性)により人の心を揺さぶるアイテムが多いのも特徴的である。 ウェア、パンツ、シューズやその他小物のアイテムまで幅広く展開しており、細部のパーツも多くのオリジナルを作り出してそれを用いることでこの世に数多存在するブランドとの差別化を図りさらなる独自性を強めている。 * ブランド側の意向により全ての商品が OPEN PRICE の為WEBストア上での価格は非公開となりますのでお問い合わせにてご確認下さい。(一部 LINEA_F に関しては価格表示となります) 商品は電話、メールでの通販が御利用頂けます。またメールを使用してのクレジットカード決済にも対応しております。   取扱店 Ebisu / Himeji / Ube
JUVENILE HALL ROLLCALL

JUVENILE HALL ROLLCALL

_ ジュヴェナイル ホール ロールコール Designer / IRIE Tai _ イリエ・タイ  " About the commodity we buy, every product has a clear purpose of use and there is no odd thing. It is produced by the will of designing something 100% consistent. Any mistakes or ambiguity are unacceptable. But what I make is tolerant about ambiguity and can be interpreted in many ways. Departing from the author's conscious, it takes on some meanings. In fact, it is perfect opposite, as my creation is how to take in something vague. "   " skmt 2 " by Ryuichi Sakamaoto / Shigeo Goto  僕たちが買う商品には、これは何をするんだかわからない変なところが含まれている商品なんてない。 100%矛盾なく、設計しようという意志によりつくられたもの。間違いは許さない、曖昧なことを許さないというものたちばかり。 でも僕なんかがつくるものは、曖昧なことを許しちゃうし、多義的なもの。 作者の意識と離れた無意識に何か意味をもってくる。 いやむしろ、曖昧なところをいかに取り込むかという作業をしているわけだから。正反対。   坂本 龍一 / 後藤 繁雄 「 skmt 2 」 Garage EDEN Shop Master であり Thee OLD CIRCUS デザイナー ウラノ が "この世界において" 「1番」の "デザイナー" は "彼" だと言い切る深淵の世界の奥に存在する稀有なブランド。 その圧倒的に個性的でかつ独創性の強いアイテムたちは着用者に対しあらゆる意味においての多くの難解な疑問点と問題を投げかけ、常に「WHY?」と「Yet」を突き付けると我々は考える。ただしそれはまた反面的な意味において「洋服とはたかだか洋服である」という意味も併せ持つと僕らは解釈する。難解さの先にあるのは楽天的なハッピー(ただしそれは曇りのない晴天とは限らない)をもたらしてくれることだろう。言葉だけでは示し表すことの出来ない感情を揺さぶるアイテムたちは身につけることで単に洋服を楽しむという原点的な喜びを教えもたらしてくれる。このブランドを手にすることにおいて、たったひとつの注意点がある。それはこのブランドには良き意味でも負の意味でも強い(それは自分自身でも気づかないほど静かに強い)中毒性があるということ。このブランドを創設から知る僕(ウラノ)はそのことを知っている。 錚々たるブランドでの遍歴を重ねた上でイリエ氏は独自の道と物作りを目指しこのブランドを持ち歩き始めた。彼の下敷きにあるものの深さ(まさに深淵)を推し量ることはとても難しい。故にまたこのブランドに惹かれるのである。固定されている概念があるのであれば一度その色眼鏡を意図的に外してこの商品たちを見て感じることはとても意味のある有意義なこととなるでしょう。

Editor

Translate »