シンプルにこのブランドが好きな理由

さて・・・
日曜日から海外出張がありまして
裏の裏の話は書けない(書かない)としても伝えられる部分はお話を

今回の出張のメインは incarnation のパリ(フランス)での展示会に顔を出すこと

そのあとイタリアのアトリエを見せてもらうこと(視察的な)

パリではファッションウィークでもあるので時間が空けばフラフラと少し歩いてみる予定(でも、どこのブランドにもまだアポは取っていない)

ファッションウィークの季節にパリに行くのは随分と久しぶりのことで(というかパリ自体プライベートも含めてこれで4回目くらいかな)だいぶ記憶も薄れてきて(そもそもほぼ健忘症)いるので街歩きとかもちょっと自信がないかも・・・
挙句今回は1人での出張でもあるのでせっかくのパリですがきっとホテルにこもって仕事していたりとかも随分とあり得る話

初めて incarnation を見たのはパリの一角でコレクションを開いていた今から8年ほど前のことだったと思う(2015年とか?)
* 当時はまだあんまり写真の整頓とかをしっかりしていなかったので残ってない 汗

「初めまして」からもうそんなに時間が経ったんだなぁとちょっとシミジミ

今回はこのお店が今年の8月から「最後の1年を迎える」にあたり双方でミーティング(電話)をした結果「ちょっと来てください」(デザイナー小川氏)と「じゃぁ行きますね」(僕)となった

最後の年へ向けて自分としてもどのような形でフィナーレの着地点が有るのか
それはずっと頭にあってそのモヤモヤの中でやっぱり膝を付き合わせてじっくり話をする時間が必要だとも思っていた
日本での展示会時はどうしてもコレクションで忙しいデザイナーでもあるのでなかなかそういった時間が作れないことと、僕自身としても現地での匂い感や体感を持ち帰ってそれを少しでも皆様へお伝え出来るようにと思ってもいる

* 年末入荷分ざざーっと

このブランドの最大の魅力は当然ながら「レザー」にある
圧倒的な存在感と仕上がりの完成度はまさしく至宝の域だと思っている
この特別な世界を生み出すため日本を飛び抜けて海を渡りこの独自である作品たちを生み出している
日本の革、縫製技術が世界基準として決して劣っているわけではない
しかしその匂い感というのはどうしても各国でないと生み出せないものがある
逆を返せば日本で作る製品は日本でしか生み出すことが出来ないのと同義でもある

今でもだけれどセレクトショップのオーナーとしては僕はあまりにも世のブランドというものを知らない(正直全然知らない)
基本的に大きく趣味の変化がなく(たぶん25年以上)
「これが良い」と思えば、そのブランドやそのスタイルをずっと追いかけ追求していくタチであるためだ
そしてその限られたセレクトブランドとの出逢いはいつも「偶然の出逢い=必然の出逢い」だと信じている
自分自身でもブランドをやっているので自分で探すような時間も正直ないというのも本音だけれど
その中で incarnation も偶然 FAMILY SHOP での取り扱いから知ったもの

特に当時僕のお店はまだセレクトは基本的にやっていなくて(一部古着とか家具とかを自分のブランド以外で置いていた)その中でショップとして初めてセレクトしたブランドでもそういった意味ではこの Garage EDEN というお店が「セレクトショップ」になったきっかけでもあるブランドとも言える

モノはもちろん最高峰
それは必須条件
でもそれ以外に、それ以上に大切にしていること

「その人がカッコいいかどうか?」

そう想えるのか

僕にとっては昔の店からずっとそれがセレクトの第一条件であり絶対に譲れないこと

モノは人が生み出すモノであるから
その人自体がカッコよくなければカッコいいモノは生まれない

そう信じているから

” MIND “(マインド)

その想いを具現化するデザイナー
そしてそれを共有しみなさまへ伝えていくのが僕のバイヤーとしての仕事

I LOVE ” incarnation “

さぁ楽しみだ
どんな世界が広がっているのか
その世界を僕はどう伝えるのか

ぜひお楽しみに

* 1/21 〜 30 まで店頭はお休みとなります
(会員様へは現地より特別ライブを予定しております)

( 週刊日和 )

月曜日 —「お散歩日和」 日常の在り方つらつら
火曜日 —「散文日和」 頭の在り方つらつら
水曜日 —「ロックンロール日和」 心が揺れる音楽・乗物つらつら
木曜日 —「革パン日和」 モノの在り方つらつら
金曜日 —「お便り日和」 明日のライブやメルマガ予告
土曜日 —「牛丼日和」 愛の在り方つらつら
日曜日 —「ピクニック日和」 ブログはおやすみ

* 毎月11日は ” One Family ” 「遠足日和」の記事となります(月刊日和)

—– Official Web Store / Garage EDEN

153人 会員制セレクトショップ 2025年7月31日 Close

Posted by:Urano Takahiro ウラノ タカヒロ

Garage EDEN shop Editor.