最初に言ってしまうと・・・

「完璧」は無い

もしくはそれは個々それぞれが決めることだと思うから

先日までやっていた「レザーアイテムの御予約会」

これって正直言うとある意味で最高に面倒で怖いのです。

ハッキリ言って。(今度ライブでも改めて少しお話ししようかな)

理由

・革って唯一無二の単体(個体)であり、だからこそ愛される

そんな一期一会的なアイテムだからどうしてもある意味ではその個性に差が生まれるわけです。そう言う意味では予約販売に1番不向き=まったく同じモノには100%仕上がらないので

つまりはどこまで一見完成されたサンプルであってもそのサンプルと同じモノにも2度と出逢えないということを知って欲しいしだからこそやっぱり味わい深く、また手に入れた人ごとにその育ち方や色合いに「さらなる個性が生まれる」ことが最高の楽しみなのだと思っています。

リスク×リスク

ショップもメーカー(ブランド)も

でも、それでも追いかけたいからやっているしその中で精一杯最高のプレゼンテーションを目指したり、出来るだけ信用、信頼してもらえるように日々必死。リアルに命(お金も)削っているつもりです。
齟齬や相違もあったりする。それも正直。見落としとか案内不足とか全部の力不足とか。それも自分の責任だと思うからとにかく、やれるだけ。目一杯。(今も〜今にも倒れそうだけど)とかとか。

だからね。
本当のことを言えば予約じゃなくて「ど・どーん!!!」って全色、全カラー、全サイズあったらいいです。お店の中に。そこからお好きなモノを選んでもらう。絶対的安心。僕もみんなも。
でも、なかなか現実そうはいかないことは分かるだろうし、それができるほどお金もない。そういった中でのギリギリのキリキリマイマイの現在です。ほいで、なるべくそういうのに近いようにっていっぱい(もちろんそれも限界あり)サンプル〜っていう名目の本生産アイテムを御用意してお貸出したり、店頭で見てもらったり出来るようにって思ってやっています。

・・・

んで、これまた本当のことを言うとこのブログ自体を書いたのは結構前(10日くらい?)だったんだけど書きかけのまま手つかずの日々が続いていた。

この日のライブとかでも今の現状の話をしたり。
上に書いた「革の愛し方」に繋がるちょっとした実験的(割とみんなびっくりしてくれて楽しかった)とかをしたり。
まぁ、色々とある。
有りすぎるほどの人生というか仕事というか。
それでもクイッと少し、上を向いてがんばろうと思う。
がんばれそうな気がしたり、もう駄目だと思ったり。
そんな大波小波の毎日ですけどね。

さぁて、今日もがんばります。

 

 

 

Posted by:Urano Takahiro ウラノ タカヒロ

Garage EDEN shop Editor.