incarnation / Cotton Strech Sarrouel Cargo Short Pants

 

こんばんは、ジョンです。

今週からスタートしたTHEE SIX EYESプロジェクト。
昨日からアイテムを1点ずつフォーカスを当てて皆様にご紹介しております。
今後の予定としてはその紹介したアイテムを用いてコーディネートを組み上げ土日でスタイリングについて記載していく形となります。
回数を重ねる事で徐々にその姿が見えてくると思いますので、この1週間でどのようなコーディネートが完成するのか、その点にも着目して楽しんで頂ければ嬉しく思います。

さて、本日のブログで紹介するのは当店でも根強いファンが多いincarnarionからサルエルカーゴショーツをピックアップ。
昨日ご紹介したThee OLD CIRCUSのレースアップブーツとの組み合わせ相性が良く、夏も目前の今こそ快適かつスタイリッシュなアイテムだと思い今回フォーカスするに至りました。

宜しければ昨日のブログも合わせてご覧いただければ幸いです。

>>> Thee OLD CIRCUS レースアップバックジップブーツについてのブログはこちらからどうぞ

>>> incarnation / インカネーション / 11883-6410C COTTON 98% ELASTANE 2% PANTS SARROUEL CARGO SHORT [T91 / BLACK]

当店では近年メインのパンツルックの一つとして提案しているサルエルパンツ。
個人的にも日常的にサルエルパンツを基軸としたスタイリングで店頭に立っている事が多く、日々サルエルパンツ熱が上がって来ております。

私たちが提案しているスタイルは決してファッションの主流ではないマイノリティな「他にはない」スタイル。
流行している服やスタイルとは異なり、街行く人々と違う服やスタイルを好んでいなければ当店が提案しているスタイルには決して共感頂けないかと存じます。
近頃は市民権も得て来ましたがショーツなどの短いレングスのパンツは一昔前まではある意味では非常にマイノリティなアイテムでした。

サルエルパンツは今でこそ広く親しまれているアイテムの一つですが、やはり普段街中で見かけることは少ないですよね。
特徴的なデザインパンツということに加え、着丈の短いショーツであるという事柄が多くの方が敬遠される理由の一つであると考えております。
実際にこの手のパンツルックを苦手とされている方は多いかと思います。
ただ、このデザインパンツが持つ魅力を知らない・気づいていないのは非常に勿体無いことだと私は考えており、今までショーツやサルエルパンツが苦手と思っていた方にこそご提案したいと考えたが今回フォーカスするincarnationのサルエルショーツです。

未だショーツなどのパンツルックを苦手とされている方は・・・

「自分みたいな年齢でショーツを穿くのは恥ずかしい」

「ショーツは何を合わせたら良いのか難しいから苦手」

「脚が露出するのが嫌だ」

「足が短いせいなのか格好が付かない」

恐らくこの上に書いた事が少なくとも一つ当てはまっている為、抵抗感が生まれショーツというルックや存在に対して盲目的に苦手意識を持っているのだと思います。

では、このサルエルパンツの魅力を伝えるのにその不安材料をどう調理していくのが最適なのか?

私が導き出した答えを皆様にお伝え致します、。

その答えに適したパンツこそ今回のサルエルパンツだと考えており、私が導き出した答えを解説しながらこのパンツが持つ魅力を皆様にお届けしたいと思います。

自分にはショーツが似合わないと「どこで」判断しているのか?

ショーツに苦手意識を持つ人は上述したように脚の過度な露出やスタイルの見え方に対して強い抵抗感や苦手意識を持っているのだと考えました。

なぜそう思わせてしまうのか?
私が考えた理由としては、ショーツを穿くことで足が短く見えてしまいスタイル全体のバランスが取り辛いことに起因しているのだと思います。
ではどういう風に改善していくのが良いのかというと・・・

それは、脚・スタイル全体を長く見せる、あるいは脚の長さあえて隠してしまう事で解消されます。

サルエルパンツは股上が深いデザインが特徴となっており、脚の長さやスタイルを隠してくれるアイテムの一つ。
今回フォーカスしたサルエルショーツはしっかりと股上が深く構築されており、細身のテーパードシルエットで着丈は膝下・膝にややかかるくらいの丈感のフォルムシルエットとなっています。

さらに股上にゆとりがあることで脚全体の長さやコンプレックスをカバーし、モモから裾に向かってテーパード(徐々に細くなる)している為、下半身のスタイルを細く長く魅せる効果があるのです。
膝下・膝に裾が少しかかるくらいの着丈も大きなポイントとなっており、膝上くらいの着丈のショーツだと肌を過度に露出している感じが強くなり恥ずかしいと思ってしまう理由に繋がっていきます。
このショーツの丈は過度な肌の露出を抑え、脚を細く見える位置に着丈を設定しており、絶妙なバランスの上に成り立っている為非常にスタイルを良く魅せてくる視覚効果を演出します。

膝下までの着丈でも抵抗のある方はレギンスなどのインナーウェアを組み合わせることでその不安を解消頂けます。

 

Fitting Reggings >>> Thee old circus ” 1973 ” / 813_F / OLD JUNK_F / レイヤードスタイルライトウォームレギンス ( F/L ) [BLACK]

レギンスを組み合わせることで通年で着用可能なスタイルになり、さらにスタイリングの幅を広げます。
当店では通年のルックとして提案しており非常にオススメなスタイルとなります。

さらに当店ではこのショーツに合わせブーツスタイルを提案しており、昨日紹介したブーツを合わせることでよりスタイルバランスを細長く見せ、コンプレックスに思う部分をカバーし、美しいスタイルを構築致します。
無骨さと繊細さを兼ね備えたレースアップブーツとミリタリーライクなカーゴデザインのショーツなので組み合わせた際の相性も抜群で、ストイックで骨太なメンズスタイルを演出します。

私自身スタイルは良い方とは言えません。
身長も低いと自負しており、今では体格も非常にがっしりしている為コンプレックスに思うところは非常に多いのです。

もっと身長があれば・・・

もっと細身の体格であれば・・・

普段からふとした時に思うことがあります。

この業界に長年勤めていてそういったコンプレックスを逆手に取り、自分に似合うスタイルや服の着こなし方を自然に習得し「服の楽しみ方」の幅が広がったということを学びました。
自身の経験に基づき、分析することで皆様に様々なアイテムを私が(あるいはお店が)提案し「ファッションを楽しんでもらう」ことが私自身の喜びにも繋がるのです。

ショーツなどのスタイルにチャレンジしたいが苦手意識を持っている方や、抵抗感を抱えていた方はぜひ私のブログを参考にしていただければ嬉しく思います。

もう1点ボトムスに合わせたトップスの選び方をご紹介しようかと考えたのですが、今回ご紹介させて頂いたサルエルショートパンツの内容というよりは明日フォーカスするアイテムの内容中心のトピックとなるため、明日の更新をぜひお楽しみにして頂ければ幸いです。

ブログを投稿したのちに当店のinstagramにもリンクした内容をアップ致しますのでぜひそちらもチェックして頂ければ嬉しく思います。

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Posted by:John Morishita ジョン・モリシタ

Garage Eden Ebisu Shop Stylist.