ブーツカットというスタイルが古いかもしれないし、他では絶滅危惧種なんかとも言われていたりする。
でも、手に取って感じたのは”音”を連想させるマインド。
それが単純にカッコいいと思えるかだ
前回に引き続き、Thee OLD CIRCUSより定番のブーツカットデニムをご紹介。
2116 /14ozワンウォッシュデニムパンツ [INDIGO BLUE]
14オンス(デニム生地の厚み)のワンウォッシュデニム、ブーツカットシルエット。
縫製後にワンウォッシュされ、天日干しを行うことで、わざと縮ませています。
これはデニムの雰囲気作りの為でもありますが、これ以上洗っても縮まないようにする為に考慮されていて、
うっかり洗って縮めてしまい穿けなくなるという事象が起きないようにする為でもあります。
ですので、安心してご自分のサイズを選んで頂けます。
構造は至ってシンプル。
ポケットはフロント、バック合わせて計4箇所。
フロントボタンはボタンフライ仕様。
裾部分はムーンカットと呼ばれる形状になっており、裾の後ろ部分が長く設定されています。これにより後ろから見た時に足が長く見えるような効果をもたらします。
裾の内側にはカンヌキ止め(オレンジ丸部分)を配置。これはデザインステッチにもみえますが、任意で裾にスリットを入れたい場合、それ以上糸が解けないようにする為のギミックになります。もっとフレア具合を広げたい場合はここを解いて調整します。
僕は買ってから一週間で解きました。(笑)
そこはお好みでいいかと。
続いてフィッティング。
(165cm、54kg / サイズ25着用)
非常に細いということがよく分かると思います。
前回のブログでも書きましたが、初めはジャストサイズで穿かれてもフロントボタン(上2つは)閉まらないでしょう。
画像も新品を着用していますが、上2つのボタンは止まっていません。
これはもう馴染ませるしかなく、着用を繰り返すと生地が伸びてきますので、頑張って馴染ませましょう。(笑)
そして、膝裏の締め付けもハンパないです。
足を曲げると痛いです。
正座なんてもちろんできません。
ですので、食事の際、座敷は選びません。
だって、痛いから。。。
こう見るといいことが何一つ無いパンツかもしれませんが、そんな機能性を無視してただ一ついいことは
「シルエットがカッコいい」ということ。
もちろん、馴染ませると前述したデメリットも柔らいできますので、ご安心ください。
着用シャツ>>>
Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 9171 / ” Canvas ” / 30s ハイゲージコットン ディストーションアーム カットシャツ [OLD WHITE]
着用インナー>>>
Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 9101 / “Rut a Bunny” / レーヨンフライスロング丈タンクトップ [LIGHT GRAY]
いかがでしたか?
こんなスタイル重視のマイノリティアイテムに一人でも共感されましたら嬉しく思います。
このブーツカットアイテムは以前BOSSのウラノも紹介しておりますので、そちらもチェックしてみて下さい。
BOSSのブログはこちら>>>
次回は僕の私物の経年変化についてご紹介します。
それではまた!