GUERNICA of AW

・7 / 15 追記(重要)

御予約に際して大切なお伝え忘れがあったため延長戦として 7/18(月曜日)まで追加予約をお受け致します
詳細は 7/15(金)のメルマガをお読み下さい(メルマガ配信後こちらにも追記を致します)

以下追加予約(延長戦概要)

〆切 7 / 18(海の日=祭日=月曜日) 23:59 
 
まで御予約の締め切りを延長することに致しました。(ただしサイズ等の決定まで含めてとなりますのでサイズの不安等はできるだけ早めで事前にお問い合わせ下さい)
理由としては以下となります。
 
・ 御予約自体が来年度の会員費と共有であることを伝え切れていなかったこととお支払いに関して
 
こちらに関してはブログ内でお伝えはしたつもりでいましたが、より強調してお伝えするべきでした。ちょうど年度変わり(7/31)となる時間軸で「会員費」も払わないとという理由で御予約できなかったという方からのお声を締め切り後に頂きました。先ほど別で配信した会員様専用メルマガにも記載の通り「2022年の秋物以降の御予約商品代は会員費として扱う」としていましたがそちらが上手に伝わりませんでした。
またお支払いに関しても他のブランド(例えばインカネーション の秋冬物)の予約済みなので一緒に届いたら支払いができないから躊躇した。というお声もありました。これも事前に御質問やお問い合わせいただいている方へは通常対応として事前にご相談頂ければ「入荷後から順番で良いですよ」や「数ヶ月に分けての発送でも大丈夫ですよ」とお伝えしているのですがそれが会員様皆様への共通認識となっておりませんでした。もちろんお金の部分は信用問題の部分でもあるので大切ですがそれ以上に僕が思うのはそれが理由で予約できなかったという方がいらっしゃったということ。そういった「寄り添う」ことをちゃんとお伝えできなかったのは大きな反省です。
事前にお声掛け頂ければ例えば「ブーツの分は12月までお取り置きにしましょう」であるとか色々な方法を相談しながら対応出来ます。どうぞお気軽にお声掛け下さい。
 
・ 店頭用在庫(予約以外のフリー在庫商品)をほぼ作れないとちゃんとお伝え出来ていなかった
 
会員制というスタイルで展開をさせて頂く中で最近は本当に御予約を多く頂けるようになりました。反面どうしても店頭の在庫商品は動きづらくなっているのが正直なところです。買い手様の人数を制限してのショップとなりますのでどうしてもこうなることはある程度は予測をしておりましたが最近は特にそれが顕著となっております。近いところで言うと今季のSS商材に関しても予約の段階でサイズの見通しが立ちづらいジャンプスーツを除いてはあまり動きがないのが現状です。そういった中で今後の展開としてもどうしても店頭在庫は作りづらいのが本音であります。財力も含めてとなります。
本来であれば今回のコレクションに先立ってそういった部分もしっかりお伝えした上で皆様にご検討頂かなくてはならなかったし、また同時にその為の「キャンセル保証」という枠組みを僕なりの考えて行なっていると思っていますがその部分も含めてしっかりとお伝え出来ていませんでした。ショップとしての面白味をどういった比重で置くのかまだまだ模索ではありますが、お店自体を残り3年と決めておりますので僕の現在の考えでは自分のモノ(Thee Old Circus)作りと並行してのショップ運営、接客の中で一般的なショップ様とはやり方も立ち位置も違う中でたくさん並んだ洋服から選んでもらうというスタンスは現実的に難しくもありさらに言えば現在はずっと遅れているコレクションのスタート時期の前倒しやスーツライン(BLACK BIRD TAILOR)の作り直しなどにも時間を割きたい部分もあり現状を変えることは出来ません。そういう中で会員制というスタイルを受け入れてもらえない方もいらっしゃると思いますし、来季の会員はやめておくという方もいらっしゃると思っておりますがそれは僕の力不足と魅力不足を真摯に受け止めるべきだと考えております。
まとめると今後も店頭在庫は一部アイテムを除き(それがどのアイテムになるのかはコレクション時には未確定のためお伝え出来ません)基本的には入荷がないことがほとんどだと思ってください。どうぞよろしくお願い致します。その分コレクションでのプレゼンテーションや各ブランドとの別注アイテムを含めてより深いアイテム提案が出来るように必死でがんばります。
 
・ 「来年も出ますか?」のご質問に僕なりのちゃんとしたお返事ができなかったこと
 
これは大きな理由ではないのかもしれないですが、レザーパンツに関してこの質問を頂いた際に少し苦笑いも込みで「来年もお店があったら出来ると思います」とお答えしました。もちろんそもそもマイノリティなアイテムであることと高額であることから今すぐに予約は出来ないけど来年なら買えるかもという方々がいらっしゃいました。その中で上記のようなお返事をさせて頂いたのですが自分を少し振り返ってそれはある意味での完全な事実であり、僕としての本音でありますがそれでも曖昧だったと思っています。皆様に日々たくさんの御予約をいただいてその代金でなんとか生活とブランド、ショップ運営をしておりますがそれでも正直それは安泰とはほど遠いものです。笑い話的にライブなどでもお伝えしておりますが僕は僕なりに自分の命を削ってあと3年という時間を過ごそうと思っています。ブランドとしてもショップとしても。
全ての歯車がうまく噛み合って、それは奇跡だとして。それでも3年です。自分のブランドのコレクション回数はSSとAWでそれぞれ3回づつです。来年というのは僕には遠いようなすぐそばのような。(もちろん来年の企画も並行で行っているので)
でも、明確に言えるのは「今」でしかないと僕は思っていて来年のことを自信を持っては言えません。そこ(ここ)に居ない、居れないかもしれないし世界情勢も分かりません。もちろんコロナなどのウィルスも。その中で曖昧に「店があれば・・・」と言ってしまった自分にも反省をしております。今後は全てが未知となりますので曖昧なことを言わずに「全力でそうしたいとは思いますが僕にも分からないことはお答え出来ません」という自分なりの正しい答えを持ってお応えしたいと思っております。
 
上記のような理由で僕の中で納得のいくコレクション終了となりませんでしたので・・・延長戦を行うことに致しました。


 

” ゲルニカ ” の冬モノ語り

型数はとても少ないですが、僕が想う「今現在地点」というアイテムたちをお見せ致します。

 

洋服は「制限」と「アンダーカバー(真似事)」の中でしか生まれない
そのキャンバスはとても限られたものだから
首が出る穴があり、左右に袖が在る
足は2本
ブーツは左右
そんな中で一体なにをどう描けるのだろうか
古に身を護るためにそれを纏ったアダムとイブと

https://www.nicovideo.jp/watch/sm1852941

こっちの方が圧倒的にカッコいいけど

ジミー・ヘンドリクスに支えられた今回のコレクション
ぶっ倒れそうになる中での往復で散々聴いていた。


2022. 7 / 16(土曜日)
20:00 〜 Online 「延長戦」LIVE Collection


2022. 7 / 8(金曜日)
20:00 〜 Online LIVE Collection

ライブは以下のリンクでアーカイブをご覧頂けます

—– ” Thee Old Circus / オールド・サーカス ” 2022 AW Collection / Garage eden ” Thee LIVE “

(7 / 9 – 追記)
リンク先にアイテムごとのタイムテーブルを記載しています。ボタンをクリックすることで見たいアイテムの部分のみご覧頂くことも可能です

* Collection ライブとなりますがフリーライブとなりますのでどなたさまでもご覧頂けます

* 会員さまへは別途コレクション資料などの案内をライブまでに行う予定です

* WEB STORE 内に各アイテムを掲載(お値段などは会員さまのみご覧になれます)


Collection / Garage EDEN in Store

7 / 9(土曜日)・10(日曜日)

上記日程で店頭でもサンプルを実際にご覧頂くことが出来ます。(要来店予約で時間枠ごと2組まで)

7 / 9(土曜日)

12:00 – 13:45 

14:00 – 15:45 – SOLD

16:00 – 17:45 – SOLD

18:00 – 19:30

* 20:00 より「後夜祭」的 1人ライブです(8日に紹介出来なかった部分やご質問にお答え致します)

7 / 10(日曜日)

12:00 – 13:45

14:00 – 15:45 – SOLD

16 :00 – 17:45 – SOLD

18:00 – 19:45

*掲載時間以外をご希望の場合はお声掛け下さい


ご予約締切

・7 / 12(火曜日)23:59  

・7 / 18(月曜日)23:59  —– こちらは延長戦となりますのでサイズ決定も含めて最終〆切となります

お渡し時期は9月以降を予定しております
コート、ブーツ、革パンに関しては最速でも10月以降となります
* 工場の進行次第となりますのでアイテム個別の納期設定はお伝え出来ませんのでご理解下さい


ノベルティ的マインド

当店ではすべてのご予約商品に対して無償でのキャンセル保証を設けています。
いかなる理由であっても「お気に召さない」場合は返品が可能です。(正当性がない場合は除きます)
予約という場合に単にお店としての売上の確保という名目ではなく「出来るだけ確実に手に入れて頂くため」と考えております。これが僕に出来る最大限のノベルティだと思っておりますので予約でのポイントアップ等はございませんがご理解頂ければと思います。

* お支払いはご指定がない場合すべて「商品お渡し確認後」となりますので御予約時にはポイントの使用、付与が出来ませんがお会計時にポイントの利用は可能です。(ポイント付与もお会計後に手動で行いますのでご安心下さい)

* 会員の皆様を信じているからこそ予約金、内金を頂かない予約方法となりますので大変申し訳ありませんが商品出来上がり後2週間以内のお受け取りとお支払いをお願い致します。入荷後のお取置もこれに準じます。お支払い希望時期等がある場合は御予約前に必ずご相談下さい。(ご予約商品の一括お渡し、分割お渡しなど事前ご相談にて会員様に合わせて対応致します=ブーツと革パンを別の月に分けて欲しい、他のブランドの予約分とタイミングが被ったら別の月に分けて欲しいなど)

* ご来店が出来ない遠方の方へも精一杯の接客をしたいと思っておりますのでご予約に際してサイズ感など細かくご提案やご案内をさせて頂いておりますので長いやり取りが続くことをご容赦下さい。


重要なお知らせ(7/8 追記)

お問い合わせの中で「予約したいけど8月1日の更新代が控えているから躊躇している」という方がいらっしゃいました。2022年8月1日 より当店は3期目の会員更新となりますが、今回コレクションアイテムは全て9月以降の御渡しとなりますので現在会員さまはステータスに関わらず
「御予約頂ければ自動的に来期会員継続」
となります。(予約金額が 30,000円 を下回る場合は差額分を8月以降ポイント購入して頂ければ問題ございません)
お支払いはひとつ上の段に記載の通り商品お受け取り後で問題ございません。


プロローグ LIVE

—- プロローグ的な LIVE となります(チラ見せ)


—– FITTING GALLERY

上記リンクへ「フィッティング」(MODEL / URANO / 170cm 54kg)を一覧でまとめてみました。
以下の説明でも掲載をしていますが一覧でもご覧頂けます


まずは書き出しとして
だいぶ遅れてしまったコレクションへの準備。
秋冬シーズンということでトレンチコートや撥水インナーナイロンシリーズ(NINE / 9 ライン)やおまたせしましたレザーパンツ、そして久しぶりとなるブーツなど。

この店が在るあと3年の間に出来る僅かな回数のコレクション。
今の具現化。
それをお見せしようと思っています。


2022.7/7記載

もうこの場所で出来るコレクションの回数は限られている。
どれだけ許してもらってもあと多くて5回くらいのもの。
そのどれもが常に「最高」でなくてはならいし常に「過去を越える」ものでなくてはならない。

そういった意味においても今の自分の最大到達点が今回のコレクションと言っても良いと思っている。

「終わりへの始まり」

そんな錆付いた(RUST)コレクションです。

相変わらずこれを書き終えた時には自分でもぞっとするほどの文量と写真の枚数になっていると思う。ここ最近の身にアルバムのコレクションと違い今回はフルアルバムの仕様です。ぜひ最後までお付き合い下さい。飽きさせないほどのアイテムが揃っていると自負しています。ではいきます。

まず重要なことを
世界情勢(オイル高騰、円安、ウクライナ問題等)によりアパレルも大きな打撃を受けております。本コレクションに当たっても生地の供給がかなり不安定または減少が続いています。従来定番素材としていたテトロンレーヨン素材であっても今季はこのコレクション用に先行で買い溜めしている分(こういうことをしているからずっとお金がない)を除いてメーカー在庫がほぼ無い状態と再生産の見通しが立っていません。そういった中で今回のコレクションに限らず今後は再オーダーや再生産はより厳しい環境となりそうです。
「出逢い」と言うと大袈裟かもしれないし、「いつまでも在ると思うなエデンとウラノ」的な感じは事実でもあり出来るだけ御予約やご注文にお答えするのがショップのミッションではありますが、数量制限的な感じなることは否めずその場合は全て忖度なく「ご予約順」を優先にさせていただきます。どうぞご理解下さい。

ではまず最初として今回の僕なりの大きな枠組み的イメージを着用も混じえて御紹介。

結局のところ・・・
僕にとってはこれが原点であり、時代もなにも関係なく Thee スタンダードだと考えます。
やっと出来上がった革パン。
インナーはどんな時も(真冬も真夏も)タンクトップ。
あとはブーツ。写真はエンジニアですが今回はワンピースからまずは復活でエンジニアも店が終わるまでには最終モデルをリリースします。

若い頃は本当にこのままの格好で過ごしてました。
寒かろうがなんだろうが、タンクトップの上から直にアウターって感じです。昔の店ではそもそもタンクトップ以外のインナーって真夏のTシャツ以外売ったことがなかったです。もっと言えば自分でブランドを始めてしばらく経つまでロンTってもんを着たこともなかったです。(それはそれでどうにも極端だけど)

さすがにそれは今では年齢(寒がりが増したし体が痛い)的にもそれは出来ないけどやっぱり根源的な部分は変わらないし、洋服屋ってもんを始めて25年ちかく経つけど変わらないってことはきっと生涯変わらないだろうなって思っています。
「別に大してみんなが俺のこと見てないよ」って具合で好きな格好を好きなようにしているのが自分です。
そんな自分の目線でしかモノを作ることもセレクトすることも出来ないのでこんな地下の店で15年くらい日の目を見ない(当たらない)世界で暮らしてます。
でも、それはネガティブな意味でなくてやっぱり自分自身が求めてきた世界だし自分自身の世界が全てだと思うのです。もしどこかで誰かにそれが届いたり響くのであればせめてそれが自分という人間のミッションだと想い続けて。

東京はでっかい街で恵比寿はオシャレな街らしいけど、僕は駅前にすらもう何年も行ったことがないし15年以上暮らしているけど近所でゴハンすら数えるほどしか食べこともない。そもそもオシャレとは無縁(洋服屋のくせに)でいいし、それがいい。

カッコいい(「E」)アウター、革のパンツか細くて美しいシルエットのパンツ、足元は夏以外は絶対ブーツ(時々スニーカーも今はあり)ってシンプルな考え方です。ここからいろいろと作ったモノを紹介しますけど、基本はそんな頭の中スッカラカンの人間(仮デザイナー)が作ったモノです。一緒に楽しみたいと思ったら勝手に楽しんでもらうか、僕と同じくらいのスッカラで「いいじゃん!それ」って感じで良いと思っています。世界のブランドも日本のブランドももう知らないです。一切興味がなくなった。他の誰かがなにを作るか興味があるのはセレクトさせてもらっている愛すべきデザイナーたちだけで十分です。だから僕の洋服たちには基本的には他社のエッセンスとかアンダーカバー的な要素がないです。引っ張り出してきた昔の自分の洋服とかを並べてブラッシュアップ出来る場所を探し歩いている感じ。同じところの道をぐるぐると行ったり来たり。そしてやっぱりそれでいいし、それがいい。
そんな僕の洋服をぜひ気持ちをフラットに楽しんで貰えたら最高です。パーティの始まりです。みんななりのダンスを踊ってくれたら僕は最高です。

「みんな大好き(だったにならないように祈ります)」テトロンレーヨンシリーズの紹介から。

—– Thee OLD CIRCUS ” Old Number ” / 001 / ” Disappearing ” / テトロンレーヨンウォーミータンクトップ

—– Thee OLD CIRCUS ” Old Number ” / 002 / ” Where ” / テトロンレーヨンウォーミーLS

冒頭で書いた通りリアルにいよいよ生地が危うくなってきました。今回の分はたぶん・・・足りるけどその次はもうまじで無理かもってくらいです。担当者とも相談したけどどうにももう値段的にもほぼ赤字だって言ってました。(笑)いや、笑えないけどさ。

*今回から品番が変わってますが仕様等は変更がありません。今後は定番にって・・・思った矢先に生地供給問題・・・困ってしまいます。

今回は全6色
基本的には「黒に合う」をテーマに選びました。

こういう「挿し加減」だけでグッと垢抜け感はでるもんです。
なんてったって説明不要のミラクルウォーミーな素材が最高の魅力です。基本繊維は全部化学繊維で最初はそのテローンってした素材感にグッときてもうブランドしては10年くらい使っている素材だと思う。これで作ったタンクトップに僕自身がドハマリしたのがきっかけで(累計20枚は着倒していると思う)とにかく薄手でびよーんって伸びるからストレスゼロ!で奇跡の暖かさ。特別なそういう機能性素材って訳ではないから見た目重視で選んだ生地が偶然そういうことになるとかなりのラッキー。生地だけの段階ではどうしてもその効果などはさすがにわからないからね。

で、こいつはタンクトップにせよロングスリーブにせよ「挿し加減」が大切なんです。

分かりやすく白と黒のコンビ使い。
何度も言うけど生地が薄いからレイヤードスタイルに最高で最適。
んでもっと分かりやすく「挿し加減」を全色で試してみた(疲れる・・・)

分かりやすくこんな感じで上着に合わせてカラーチョイスをお好きな中から選ぶと良いと思います。
んで、さらにもうちょっと上級的(?)な差し感で言うと・・・

白黒はもう分かると思うのでちょっと除外でカラーもののタンクトップを下から差してみるとこんなって具合です。個人的にはいつも使う手口(なんだか悪い響き)で全体が重いトーンが多い当店の感じのスタイリングに少しだけ色を差すのがオススメです。グッと垢抜け感が上がります。どちらもセミミドルの丈にしてあってタンクトップとロンTを重ねると自動的に裾からちょっとカラーが見える設計になっています。丈と袖は長めですが生地が薄いのでお好きな長さでクシャッと溜めてもらえればちょうど良い感じになるのもまたスグレモノたる所以です。


では次にもうこれ!
はい。乗るか、反るかの二択です。うん。それでいいし、それがいいのだ。

—– Thee OLD CIRCUS ” 9 ” / 9-0101 / ” RUST Nine ” / IRONホース ROT-9 レザーパンツ

マイノリティで上等です。それって最高の褒め言葉って自動解釈すれば全部ハッピーで心が収まります。分からない人は置いておけばいいってだけの話です。ファッションアドバイザーでゴハン食べてる訳ではないですからね。
さてさて。
ディティールデザインは

こちらのオーバーロック入りがデフォルトのデザインとなりますが、写真の分はプロトタイプでレザーが間に合っていなかったので「革は最初の写真(=僕がスタリングで穿いているのと同じカッコいい方)でディティールは下の子写真」って思って下さい。
シルエットは
—– Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 0100 / ” Thee old blue ” / この子は我が家の三男坊 ROT-9 FAK PANTS [DUST BLACK]
このROT-9のパンツなどがベースになっていてそれを革パン用にアレンジして再構築しています。(もちろん裏地付きですし)
遠方ファミリーで御予約したいという方はこちらのパンツをお貸し出ししますのでサイズを見てもらって最終決定してもらえたらと思っています。
んで、こちらのパンツ・・・縫製職人は・・・なんと!(てか、もうライブで伝えてますけど)うちの「イタウ部長」が行います。縫製のプロではもちろんないですが元々知識がありこのサンプル分や僕が穿いているもの全てイタウが縫っていますので出来栄えとしてはご安心を。ただし、、、こちらは彼が他の仕事を駆け抜けながら間で縫っていきますので申し訳ありませんが御渡し時期未定と致します。もう完全に予約順で1本づつ縫っていきますのでそこはご容赦下さい。逆に「何月までに出来ないならキャンセル」という予約も可とします。(その場合はその次の人を繰り上げるので)今回と「これから」の為に新しく作り直したオリジナルの IRON レザーはブルベジタブルタンニンの質感最高レザーです。インポートレザーに負けないクオリティを目指して僕の専属的にやってもらっている姫路のタンナーに依頼をして実に1年以上テストを繰り返して(原皮の選別から)作り上げました。イタウの縫製もさることながら革自体も原皮の段階で選別をしてもらっているので本当に数ヶ月に数枚しか出来上がってこない革なので貴重な存在です。


で、その革の話の流れでつぎは大物のこの人です。

カッコいいって罪ですね。ある意味で。。。
まぁこれも革パン同様に時間掛かったなぁ〜。
(写真の革はこれもプロトタイプで少しネイビー調になってしまったので本生産は革パンと同じしっかりブラックとなります)

—– Thee OLD CIRCUS ” 9 ” / 9-201 / ” Black Out ” / IRON ホース & GUIDI カーフ / VIBRAM #1100 ワンピースブーツ

うちのブーツの特徴はなんと言ってもその「底付け」にあります。
今回からは以前の工場、職人とまた代わり別の新たな職人が手掛けてくれていますが工場時代に言われたのは(ちなみにその工場は僕らアパレルの中で知らない人はいないし、ほぼ僕らが知っている最上級ブランドも日本国内ではそこでしか作っていないと思います)「うちが手掛けているブランドさんでウラノさんのブーツが1番底付けの値段が高いですよ!」って話です。

えぇ。大体は知ってましたよ。そんなことくらい。自分でデザインしてますからね。(笑)
どこがと言えば単純に今でこそチラホラっとは「ダブルミッドソール」なるミッドソールのダブル仕様のブーツも完成品で極稀に見かけますが基本的にはそんな仕様でブーツを量産しているブランドなんて無いわけです。だってある意味見た目以外にメリットないもん。重くなるしね。でも見た目が良くなければデザインなんてする意味ないでしょ。で、ちょうどこの間のライブで僕の「チペワ物語」的なことを語っていましたが、僕はそんなアホ(愛情を込めて)アメリカンブーツをダブルミッドにカスタムして履くのが好きだったのでそれをどうしてもやりたくて始めた。ただし、ダブルミッドにするにはその厚くなった(5mm追加+ラバーソール)ソールまでをぶち抜けるミシンを持ってる工場や職人が不可欠でそもそもそんな物自体がほぼ出回っていないのです。

今回のブラッシュアップ版もフォルムの一部修正(シャフトのカッティングなど)を除いてはソールの基本設計は同じでいこうと思っていて、挙げ句にさらにもし可能ならあと2mm打ち抜きたいという僕の無理なお願いを聞いてくれる職人の作業でようやく完成しました。
仕上げのVIBRAMも今までどおりの#1100(100ではないですからね)のこだわりっぷりです。
逆に今後は1100以外のソールカスタム仕様などもオーダーでお受けしようとも思っていますがまずは再デビューに当たっては初心通りのスペックスタイルとなります。

そ、し、て!

どうせいくならてっぺんでしょ!ってことで

今回まさかのレザーを2種類用意しました。
一点(写真右)はデフォルトの革パンと同じうちのオリジナル IRON ホースのレザー用(ホースでブーツ用に1.8mm仕上げ=ゴツ目がやっぱりいいよね=革パンは1.0mmです)でこれまた難儀の難儀。元厚がないとプレスを掛けたりした際に薄くなってしまうのでかなり厚い原皮を長い時間掛けて選り分けてもらってようやく数枚・・・だから実質ブーツ分で作れるのはまだ5足分あるかないかってくらいじゃないかな?
どうせなら革パンと揃えたいって思ってかなり無理を言って作ってもらっています。(ぜひセット買いでいかがしょう!?)

んで、写真左は泣く子も黙る「GUIDI」のフィオーレ(カーフ)です。まぁもうここまできたらどうせなら欲しいモノ作っておこうと。(自分が)だって店がここにあるのあと3年だしね。
GUIDIってブランドを知らない方はお手数ですがググってみてください。僕が説明してもいいけどきっと他の方の方が上手に説明していると思います。まぁなんといっても最高峰の最上質です。日本でも手に入るインポートレザーの中でもトップクラスのお値段です。
んでんで、僕は店をやりながらこうしてブランドもやっているのでなにげにこういった部材やレザーなども直接のルートを持っているのが大きな特徴であり特殊性でもあります。フィオーレは当然ながらイタリアからせっせと海を渡ってやってくるので日本在庫があったりなかったりと不安定です。ですのでとりあえずってことで数枚すでに確保済。どうかな。これも5足くらい分かな。(だからこういうことを注文前にやるからお金がないのだ!)お値段はちょっと上がりますが「どうせなら」って方はぜひ御予約頂けると嬉しいです。
加えて言えば国内レザーも原油や原皮の値段は為替などに左右されるしインポートに関しては完全に円安の打撃を受けており今後さらに値段の上昇も考えられるのでぜひぜひそういった点も踏まえてご検討頂ければと思っています。

*重要

せっかくなので「革の見本が見たいぞー」って方はお気軽にお声掛け下さい。革の切り身本をお送り致します。小さいですが質感の違いやお手持ちの革と見比べてもらうとその違いを感じてもらえるかと思います。(ですので御予約時には革はどちらかを選んで頂いてから見本を見て最終決定でも問題はありません=ただし革の最終決定は後から可能ですがブーツ本体の御予約は締切日までとなりますのでご了承下さい)



続いての大物さん(いや、大物小物関係なく全てLOVEです)

—– Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 1306 / ” Seaside Burberry ” / 脱着モフモフライナー付 ウールリネンハーヴェストスリーブトレンチコート

個人的なイメージで言えばもちろん全てのアイテムを買って貰えたらそれ以上のことはないですがそれは当たり前に現実不可能な訳で、であれば考え方はこれまた二択かなぁって。
一発勝負で大物アウターを買うか、このあとに紹介するようなレイヤードスタイル(ナイロン関係など)で勝負するかだと思っています。いや、、、でもこのトレンチ+ナイロンコートがあれば冬無敵なんだよなぁとかとか。

カッコいいのは自分でも自画自賛。
挙げ句にディティールてんこ盛りのアイテムです。
まずは

この内側のライナーですね。
モフモフとした(完全に毛布ですー!!!ライナーは防寒性は抜群の上に逃れられない(いや外せるけど)極上の触り心地(いや裸で着ちゃまずいけど)です。
で、このライナーは脱着式で

総距離120cm以上の(これが高い!)エクセラファスナーで外すことが出来ます。
外すと

単体でこんな感じ。言葉では説明しきれないのでライブで話しますがこれ単体では着用出来ないのであしからず。
大きな部分ではこういったライナー式のアイテムは大抵ライナーを外すと生地の裏側が見えるものですが、このトレンチコートは

外した状態でも裏地付きです。
つまり、裏地状態の一着を作った上で別体のライナーをもう一着作るような手間です。実際にその分工賃などなどは高いですがせっかくなので安っぽくしたくなかったし、どこまでも突っ込んでカッコいいモノを作りたいと思ったら自然とこうなりました。

ちょっと分かりづらいですけど細部までこだわった部分でライナーを外した際に付いている半分のファスナーもテープをかぶせて隠しています。(もちろん動きの中でチラッと見えたりはするけど)
ライナーを外したあとにファスナーがむき出しになっていたらちょっと高級感下がるなぁって思ったのでここの処理は手間ながらもパイピングをさせてしっかりと抑えています。
こういう細部に魂が宿ると僕は勝手に解釈しています。

ボタンは皮付きの本水牛ボタンで、裏側には補強用の力ボタン(こちらもサビ加工入り)
身生地に対して負けないボタンの存在感ってとても大事だしデザイン的にも大きな意味合いを持ちます。

そして最近得意のサイドのダブルポケット仕様。
通常のスリット型ポケットに加えて存在感マシマシとなるジップポケットが追加でついてますのでボディに合計4つのポケット(ライナー付きの為内ポケットはないのです)があり便利さとカッコよさを両立させています。

色はどちらも甲乙つけがたいところ・・・
リネンをベースにしながらそこにウールが混じることで冬らしい仕上がりになっているし、ツイルであるとかの素材と違ってとにかくヤレ感がやばすぎる雰囲気ですね。
WEB PAGEにも書きましたが生地を先に洗った状態で縮ませて縫製を掛けているので製品の状態でも手洗いなどで自宅で洗えます。高級服ですがクリーニングにエイヤこらって性格ではないので自分の生活スタイルにも合わせてモノ作りを考えています。

どうしようもなくカッコいい逸品どうでしょう。
自分でも渾身作です。

最強の最強はこのコンビ

—– Thee OLD CIRCUS ” 9 ” / 9-1303 / ” Blue Sweet ” / 4WAYストレッチ撥水防風ナイロンセミダブルディストーションハイネックLSコート

レザー用って謳っていますがもちろん布帛との合わせも最強です。
これのコンビがあればたぶん完全真冬も無敵で過ごせそうですね。

おっとっと、、、ここですでに10000文字・・・さてさて


上でも紹介したナイロンシリーズです。
「レザー専用インナーアウター」という定義で作りました。
が、、、まだレザーのアウターがないじゃんよ!ってツッコミを頂きそうですね。。。ひとまずは僕のセレクトの他社(主にインカネーション)さまのレザーで使ってあとは来季以降のサーカスのレザー上着を待ちましょう!(笑)

とりあえずわざわざ新作レザーと合わせる必要はなくお手持ちのレザーに使ってもらえたらきっとその使い勝手に「なぜ今までこれを作ってくれなかったの!」ってなるかと思っています。

 

—– Thee OLD CIRCUS ” 9 ” / 9-1301 / ” Cold Wind ” / 4WAYストレッチ撥水防風ナイロンディストーションノーカラーLS

—– Thee OLD CIRCUS ” 9 ” / 9-1302 / ” Cold Water ” / 4WAYストレッチ撥水防風ナイロンディストーションハイネックLS

—– Thee OLD CIRCUS ” 9 ” / 9-1303 / ” Blue Sweet ” / 4WAYストレッチ撥水防風ナイロンセミダブルディストーションハイネックLSコート

3種類作って2型はショートタイプでのネック違い1型はコート型のロングとなります。
まずはショートのノーカラータイプ

わお!いいじゃん!
ノーカラーですのでこんな風にライダースと合わせた際に通常のカットソー的な使い勝手の良さが魅力でネック周りが敢えて隠れるのが良いと思っています。
・撥水機能
・防風
基本機能としてはこの感じですが、実はそれだけない魅力があってレザーの内側に着る際にはこのナイロンの「滑り」が大きな意味を持ちます。サーカス(いやまだ作ってないけど、過去のレザーね)やインカネーションのレザーに使われている裏地は決して滑りが良いものではありません。これは滑り優先の素材はどうしても強度に心配があるからです。レザーという長い年月と共に過ごすアイテムであれば裏地の強度もとても大切。
で、この滑りが決して良くない裏地であってもこれらのナイロンを内側に着るとナイロンの滑りが良いので裏地との摩擦が軽減されてかなり快適な着用感になることを断言します。そして4WAYの全方向へと伸びるストレッチですので当然ながら動きは快適。薄手のカットソー+このナイロンできっとレザーで真冬を過ごす(レザーウェアはなにげに真冬の寒さがウィークポイントとされるので)ことが実現します。

春とか秋なら当然これをアウターとして羽織ればそれはそれで完成です。
そういう意味でマルチに通年で使える最高のインナーアウターってわけです。

ハイネックタイプはジャケットなどとの親和性も高いしレザーとも相性が良いですね。
手持ちがなかったのですがハイネックレザー×ハイネックなんかも良いと思います。

ラフにさらっと羽織ってかっこよし。軽量でクシャクシャにしてもシワにならないから雨が多い時にはカッパ代わりでもOKですね。

ロングタイプはさっきも言った通りコートのインナーとかで最高。
それでいて

1枚で使うと完全薄手のコートになります。

個人的オススメはこのセット

—– Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 1302 / ” Bomb Rain ” / ディストーションハイネックフロントジップロングサーマル

ロング×ロングは最高の罪なカッコよさ。男の憧れ的な・・・
異素材での組み合わせが最高ですね。


よし、この流れで一個上で紹介した

—– Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 1302 / ” Bomb Rain ” / ディストーションハイネックフロントジップロングサーマル

の紹介を
これは以前にリリースしたことのあるアイテムですがさっき上げた通りナイロンロングとの相性が良すぎて・・・自分が完売の赤とナイロンコートのブラックの組み合わせが欲しいってだけで再リリースです。わがまま・・・(笑)
ぜひ便乗してくださる方募集中です。

単品で羽織ってもそのロング感とワッフルカットソーならではの落ち感も相まってすごく垢抜けて見えるアイテムです。もちろん冬場ならコート類のインナーとしても使ってもらえるしいわば他にはきっと無いアイテムの象徴みたいな部分もあるのでオススメです。


続いてはハーヴェストスリーブとしては初のリリースとなる「オンブレーチェックシャツ」です。
いわゆるチェックシャツでありながらもハーヴェストスリーブで仕立てると驚きの美しいアームラインに仕上がりました。

—– Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 2301 / ” Thunder ” / グラデーションチェックハーヴェストスリーブシャツ

まずはそちら!

ここですねぇ〜
見頃側は縦横柄に対して袖はハーヴェストスリーブの構造上自然と生地がバイアス(斜め)使いになるために袖に掛けてダイヤ柄のようなグラデーションチェックになるのが大きな特徴です。

脇下と袖口(カフス)は元々バイアス使いの指示にしていたのでここと相まって全体になんとも言えない妖艶なグラデーションチェックになっています。

細部まで拘りのボタン使いなどはある意味で「いつも通り」

衿縁にも樹脂ワイヤーが仕込んであるので自在な衿感を演出できます。

オーバーロックなど見所有りすぎ・・・

1枚で着るとシンプルカッコいい。
革パンとは相性絶大過ぎて気絶モノですね。

インナーにしても無敵
まさしくいつも言っている通り「シャツは最高のインナーであり最強のアウター」
今回は

この滅多に見かけることもないホワイト〜薄グレーへと変化していくカラーも魅力。
インナーとして白シャツに近い感覚で使うことが出来るので僕のスタイリングでは欠かせないカラーとなりそうです。


ヘンテコ変態最高幾何学柄のアイテムを2つ御紹介

—– Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 2309 / ” Strain ” / 特殊フロッキー幾何学UネックサムホールLS

—– Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 2310 / ” Bend ” / 特殊フロッキー幾何学フーディサムホールLS

どう考えても僕の大好きなヤツ。
出逢った瞬間「あ!もうこれ俺の!!!!」って感じです。
でも・・・

チャコール / 頑張っても 5枚程度

赤 / もしかすると3枚くらいで限界かも

・・・ってくらいの生地しか無いです。
イタリア製の(こんなの日本生産ではまぁ無いわな)希少生地でデットストック状態のものを見つけて買ってきました。すでに生地在庫はソールドでしたのでありったけ買ったけど、、、とにかくちょっとしか作れない。そしてそのちょっとの為に型紙を作るアホな俺。。。みたいな。

圧倒的な特徴はこの柄は通常の染み込みプリントではなくベロア生地を切り抜いて圧着させるフロッキー加工であること。そのため写真では伝わりづらいですが実際に触るとその凹凸が分かります。(でもそんなに極端にデコってないからご安心を)インパクトのある柄と構成なのでその希少性も相まって好きな人向けに仕上がりました。

完全早いもの勝ち状態ですがぜひ手を上げて下さいな。

サムホールやこれもイタリア製のフルベジレザーのコードという高級仕様。

もちろんオーバーロック仕立て

個人的には革パン用に絶対かっこいいって思っていますしそのために作りました。
だから革パンを買ってくれるようなマイノリティの方だったらきっといいんだと思います。(それ以外の方ももちろんウェルカム!)

くれぐれも先着順です。
お色とUネック、フーディお好きな方をお選び下さい。


さてさて、長くなりましたが(まだここからも長いけど)ラストの商品群の紹介です。

—– Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 2305 / ” Eraser ” / ウォッシャブルウール天竺タンクトップ

—– Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 2306 / ” Decaying ” / ウォッシャブルウール天竺サムホールLS

—– Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 2307 / ” Pilling ” / ウォッシャブルウール天竺ルーズネックサムホールLS

—– Thee OLD CIRCUS ” 1973 ” / 2308 / ” Cat ” / ウォッシャブルウール天竺アシンメトリーロングカットサムホールLS

大きな特徴は当然ながらその素材感ですね。以前からずっと冬専用のインナーが欲しいなぁって思っていた。今回もリリースしているテトロンレーヨンはもちろん良いけど、単車乗りでもあり年々と・・・寒がり度もさらにアップのオイラです。
そこで、ようやく「これだ!」と出逢ったのがこの素材。

ウールブレンドのカットソーってそもそもなかなか見つからない。
あってもどうしても肌触りが気になったり、毛玉が出来そうだったりと(あと大抵が厚ぼったりしていてスタイリッシュじゃない)今回のこの素材はそういった中で極度に薄手で肌触りも許容範囲、さらに抗ピリング加工という毛玉の発生を出来るだけ抑える加工を生地段階で行っていることなどでようやくトライが出来た。
仕上がりはもちろん満足!

タンクトップはプレーンなフォルムで使い勝手最高
コレクション時の今は・・・ほぼ夏なのでエアコンの店内でもすでにちょっと暑い。。。

シンプルUネックはもちろん最高の使い勝手感でタンクトップとレイヤードしたらかなり無敵っぽい保温力と発熱性能が期待出来そう。ナイロン羽織ったら結構な時期までこれでOKかも

 

亀さんっぽさが弱いのが特徴のルーズネックモデルも使い勝手が良い。首元近くまで生地があることでもちろん防寒性がググッとアップすること間違いなし。こちらもナイロンとのコンビはいい感じですね。

グラデーション的に重ね着していくと冬場の最強へ近づきますね。
変形のアシンメトリーデザインなので少しモードな匂いもしつつ、生地がウール混じりで粗野感があるのできれいすぎない感じがまた良いんだと思います。

タンクトップ以外はレイヤードしやすいようにサムホール仕立てで薄手の生地でも袖が巻き込まずに着れるので便利です。やっぱりこういう細部の作りって大事だし有ると無いでは大違いってところですかね。

生地の肉薄感とオーバーロックの親和性がなにげにいい感じ。(チャコールボディはほぼ同色になるので馴染んであまり目立たないけどそれがまた良いような気がする)

アシンメトリーロング以外は基本的にアウトラインはシンプルな構造に「見えて」実はかなりの作り込みってところが手前味噌ですが僕のブランドの真骨頂的な部分だと思っています。

7 /8 – 追記

比較的ウール混じりの素材にしては「チクチク感」が少ない生地ですがアトピー性皮膚炎の方や肌が過敏な方には少し着用が気になる可能性があります。「デザインは良いけど生地感が気がかりという方は 001、002 で使用の「テトロンレーヨン素材」や夏のTシャツでリリースしていた「ベア天竺」(DUST WHITE、DUST BLACK、DUST GRAY)への生地変更(個人別注として)対応を致しますのでご相談ください。


いつも・・・ではありますが今回も精一杯書いたつもりです。
もう手首も痛いし首もボロボロっぽい感じがします。
でもね、こんなショップ、こんなブランドに興味を持ってくれて。それがたとえ偶然や一時的なものだとしても僕は僕なりの生き方の中でこれらを伝えることが大切だと思っています。もちろんゴハンを食べていく仕事であることは大前提だとしてもそれだけない。それなら別に他の仕事を選ぶことだってきっと出来たはずだから。

今、ここに居てやりたいことを全力でやる。
あと3年の店。
この場所でのコレクションも限られた時間、回数となります。
別に湿っぽくしたい訳ではないですがある意味での生命の終わりまで毎回それの終わりの始まりだと思っています。

ご質問などなにかあればぜひお気軽に。

* 会員様以外 WEB STORE でのプライス表記がご覧になれませんがお問い合わせ頂ければお値段含めてご案内致しますのでぜひどうぞ

 

 

 

Posted by:Urano Takahiro ウラノ タカヒロ

Garage EDEN shop Editor.