バガボンド
しばらくこのブログも書けずに、おかげさまで「大丈夫?」とお声掛け頂くこともあって。
まぁ過剰演出なしに「ギリギリ」のところを走っていました。
それはそれはタイトな綱渡りのように。
そうだな。
ピアノ線の上を全力疾走するみたい。
落ちたら終わり。
そこは谷底。
そんな気分だった。
ちょうど2週間くらい。
14日ほど。
突っ走った。
右も左も、そこがどこかも分からないみたいな暗闇の中を。
もう今更かもだけどもっかい。
全部を片付けて店を空っぽにした。
「あー、たのしかった」と「あー、しんどかった」
それで終わりじゃないから、そのあとに続いたこの数日。
慣れないエクセルっていうソフトで正式なオーダーの記入と何度も何度も(さっきも)繰り返し間違えがないかのチェックの作業。何度も何度も。
絶対に間違えないように。
それと同時に「アテンド、提案に俺の選球ミスがないかどうか」
もう一度、もう一度。
「御予約ありがとうございます」
そんなカタログ販売だったら別に俺でなくても良いわけで。
そんな店だったらとっくにこんな店を潰しちゃえばいい。
器用じゃないし、才能なんてないと思っているから自分なりに出来ることをやるしかないし、出来ない自分だって分かっているから他の人よりやるしかないって思ってる。才能が無いやつ(=それが無いと思った時点で俺はそう思ってるから)があるやつを超えることが出来なくても、そこに並ぶ為にはとにかくやるしかない。
誰かの1時間をこなすのに倍掛かるなら3倍やったるっていう。
それしか追いつく方法ないもん。
運命だとかそんなことにも興味はない。
走りきって死ぬだけ。
それだけの人生でも別に構わないし。
でも、ハッキリと「今日死んでもいい」って思えない人生はやっぱり嫌だな。
だって、どれだけ想ってもきっとそう思うから。
さて、まだだ。
まだ。
全然。
最後のこの1200日と少し。
最後の針が振り切るまで。
やったろうじゃん。