すぐに心変わりする
元々どうしても心が弱い俺はすぐになにかを始めてなにかを放り出す
毎日ブログを書くと決めていたにも関わらず、ふいにそれを投げ捨てるように
実際的な時間的(つまりそれは限定された生命の砂時計と言っても良い)な勝手な都合と呼べばそうなるし、ただたんに継続する心の強さがないと言えばそれもまたそれまでの話
つまりはあらゆる意味において元々自身の心の弱さと心変わりの激しさがもたらすことであることは全くの同義と言って良い
生卵と熱い湯で固くなったゆで卵がどちらも卵であることに違いがないように
台風が来ている
大きなやつ
店に行こうかどうしようか迷うところ
こんな日は当然ながら店の予約もない
・・・
ここまで書いたのは昨日のこと。
そのあとすぐに皮膚科へと向かい(足の治療)その後は事務的な仕事に終わる1日だった。
今は色々とデザインが頭には浮かんで消える日々。
そういった無為に過ぎそうになる中で繰り返し「いつの日か」の具現化の為のスケッチを描き続ける。
本を手に取る時間を増やした。
正確には無理やりと心の赴くままに。
そうすることで心が消化(昇華)されていくような気がする。浄化と呼んでもいいかもしれない。
本の中に意味を見出すことは簡単な作業である。
それはどこまでも自分自身だけの物語であり(もちろん書き手の意図は含まれるとしても)着色もBGMも風の強さと響きさえも自在であるからだ。
どこまでいけるのかなんてわからないしわかりっこない。
そもそも「ここ」が分からない者に「どこ」を把握することなど無意味だ。
それでも足が、手が、頭が
心が動く限り
俺は見えないどこかへ向かうと想う