ここからへ向けて
テストに次ぐテストを重ねている。
「次」
そんな時へ向けて。
久しぶりに電車に乗った。
とても苦手なことは以前と変わらないし、こんな時だから余計になんというか心が疲れた。
でも、それでも読書が出来るという時間は自分自身にとってはとても特別な時間でありその中で想う架空の世界は僕にとっての現実世界とも言える。
少なくとも5種類のシューズ、1つのバック、それに様々なウェアとパンツ+カットソー
こんな風に撮影前にテストを重ねて向き合える時間は滅多にない。
あまりにも忙しい日々が続いた反動的なもので、逆説的に自分自身の手と足が止まりそれを少しでも善き方向へと向かわせる為に。
時間は止まってくれないから、その砂が落ちきる寸前まで。
せめて少しでも僕自身が楽しめるように。