月命日の日
前日に続き朝は早く起きた
体は本当にパキパキ(歳だなと感じる時はこういった時かな)だったけれど、元々不眠症にも悩まされている日常の上に慣れないビジネスホテルではどうしたって眠ることは出来ない。
まず最初に向かったのは県南の位置となる山元町(宮城県)
ここでもおかあさんに
知り合ったのは震災直後の10年以上も前だったけれど、あまりその後はシンクロするタイミングを逸してしまっていたけれど、LFNの絡みの中でまた出逢った。
それを機に「新たな取組み」を提案して今後は一緒に活動してもらうことなった。
「スコップ団の置き場があったのは目の前の道の向こうだったのよ」
と、言われて不思議な気がした。
そうか、知り合う前からもこの場所に来ていたのだというのはなんだか感慨深いものだった。
13年前
瓦礫だらけの街だった
この場所
団の名の通りたくさんのスコップ
一輪車(通称ネコ)
懐かしいな
不思議な縁ばかり
昨日の夜には数年ぶりにこのスコップ団の団長に逢ったりさ
不思議な縁で今が在る
明日、死ぬかもしれないし今日かもしれない
だから「楽しんで」
いつもそれだけを想う
峠を越えて宮城県から福島県の二本松市へ向かった
LFN、Candle JUNE が続けている「月命日」の活動
震災後それは毎月行われ150回を越えている
震災直後の活動に少し何度か、参加して。
その後は間が空いて今年からまた一緒に可能な限りは参加している。
「仮設住宅」
まだあります。
福島の原発の関係で未だに「地元」に戻れない方々の為の住宅です。
終わってない
なにも
むしろ、始まってもいない
そんな場所、人がまだいます
だから僕もまだこれからも現地へ通おうと思います。
誰がではなく、僕自身のために。
雪が
舞っていた
8日、東北へ向かう前々日に急に思い出してスタッドレスタイヤに替えた(積もるほどではなかったし帰り道に規制はなかったけれど)
あぁ、冬だな そう思った
JUNE と外で話した
「12月が一年の最後だけど、俺達のその年の終わりも始まりも3月11日かもしれないね」
次の 311 とその先の 311 へ
この旅は終わらない