昨日は結婚記念日

スマホで撮影をするという習慣がないので・・・
昨日のレストランでの写真が全然ない・・・
フィルムカメラで出掛けたのでまだ現像も出来ていない・・・

そんな11年目の結婚記念日を終えました

「家族よりも大切なものはない」

ずっと前の自分では到底考えることも出来なかったこと
日々が在ることは全て家族へと結びついている
あれもこれも全部が遅れている自分自身の仕事
帰りが遅かったりそもそもランダムな生活(以前よりは随分とマシだけれど)の中で炊事洗濯、ワン子供たちの食事や歯磨き、休日にはお風呂などなど
99%はカミさんのおかげ
夫婦という単位の中で僕が動いているのはきっと1%くらいのものだと思う

家族があってくれる上で成り立っている僕の仕事
そういう意味ではずっとカミさんの手の上でコロコロと遊ばせてもらっているような人生になりつつあるというのは正直なこの11年の感想

家族観や結婚観はきっとそれぞれだと思う
もちろん単身者も

「重ねること」

僕は日々の夕飯(僕の1日の唯一の食事)のあとに白湯を飲む(コーヒーは基本朝の1杯へと変えた)
「ありがとう」と僕が言う
僕が珍しくワン子供達のトイレのシーツを変える
「ありがとう」とカミさんが言う

僕らは日々の中で些細なことでも「ありがとう」を必ず言うようにしている
別にルール立てて決めたわけではなく、一緒に暮らすようになってカミさんが常に言うこの言葉を鸚鵡返しのように僕も言うようになった

「癖にすること」

同じこと
当たり前のことを当たり前として省くことなく

毎日のご飯
「おいしいね」と僕は一言目に必ず言う
「大丈夫?」とカミさんが言う

毎日同じ
でもやっぱり繰り返す

今日はいいや、明日でいいか、にするとそれはどんどん癖から抜けていって離れてしまう気がする
なによりも毎日本当に「そう想う」ことは「その時」しっかりと言葉にもして伝えること
それが大切だと思ってる

今年のこと(割とつい先日)
別荘を売ってしまってからは週末ごとくらいに夜はベランダ(おかげさまで賃貸の割に部屋は広くないけどベランダが広め=ワンコたちの遊び場としても助かる)にテーブルを出して食事をすることが多いのだけれど、テレビもないからちょっと普段はしない深めの話も出来たりする
「リスペクト」
を夫婦のテーマにしようと2人で話した
夫婦の話とは全然違う角度だけど、ちょうどラグビーのW杯やバスケットボールの日本代表の試合などが続いていた時
肌の色が違う、純血ではない日本人選手がとてもがんばっていた(もちろん純血の日本人選手も)
彼らはもちろん生粋の日本代表選手
すごくすごく懸命にプレーする姿はやっぱり感動する
血も色ももっと言えばうちには人間ではないけれど大切な「血の繋がった子供たち」が居てこの子たちへも
平等な命であり存在であることへのリスペクト

広義では当然として僕らだって価値観の齟齬はあるのだろう
それでも日々重なっていくこと、重ねていくことでよりその隙間は埋まっていくと思っている

元々は別々の場所で別々の人生を歩いてきた
偶然出逢って一緒に暮らすようになった
わざわざ人と人が一緒に過ごす
別々の個を互いにリスペクトしあって補い合って

一緒に居てイライラなどすることもない
以前はあったのかな?覚えていない
明確なのは「どうせ一緒にいるなら楽しい方が良い」と思うようになったこと
であれば、そのためにどうすれば良いか?
そのために不要なことはなくせるように事前に努力すればいい(努力とさえ思う必要もないほどに日々に溶け込ませれば良い)

手前を歩くのはカミさん
僕はいつもカメラを片手にそれをゆっくりと追いかける
浜辺などではいつもそういう感じ

後ろ側からなにか危険なことが迫っていないか?
(もちろんそんなことはないしおおげさだけど)

カミさんへ向かって子供達がついていく

なんとなくいつも見慣れた風景
それが僕の心を落ち着かせる

たぶんだけど来年までの12年目もあまり日々は変わらないだろう
その変わり映えのない日々を僕はきっと楽しくて、ありがたくて、幸せだと毎日想うのだと思う

そんな11年目の昨日でした

 

 

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Posted by:Urano Takahiro ウラノ タカヒロ

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