ざっくりと旅の記録

* 職人との話やモノ作りの深いディティールに関してはまた別途まとめていこうと思っています

まずは旅の記録、健忘録的な意味合いでのブログを

まずは 11/4 僕の自宅の近くの駅でイタウ部長をピックアップして成田空港へと
前回1月の僕単独で行ったパリ〜イタリア旅の際に出国ギリギリだったので今回は時間に余裕を持って到着
むしろちょっと早すぎて時間を持て余す・・・

途中「アブダビ」(未だにそれはどこ?って感じ)で2時間半のトランジット(乗り換え)を経て無事(6時間半+12時間)にローマの空港へ着いたのは・・・

早朝のこの時間!(飛行機の到着は6:00くらい)

空港からご自宅までは2時間以上離れている(250kmくらい)ので朝の4時前に自宅を出発して僕らを迎えに来てくれた incarnation デザイナーの KEITA Ogawa
ありがたや・・・

そのままラボラトーリオ(incarnation アトリエ)へ到着(9時過ぎ)
そしてそこからそのまま1日ぶっ続けで大切な打ち合わせの連続合せ技
事前に電話ミーティング(現在最低月イチでの開催)などで案件を出し合っていたのでそれを実際に詰めていく作業

宿(AirBNB)の手配も incarnation のスタッフ Emi さんが全部してくれた・・・(というか、、、お言葉に甘えて前回も今回も全部頼んでしまった僕)
ちょっと素敵すぎる感じの部屋
やっぱり石作りの建物と街はあまりにもカッコいい

夜は KEITA Ogawa とみんなで外ゴハン
正直パリで食べるゴハンであまり美味しいと思ったことはない(お店を知らないだけかな)けど、イタリアではこのペルージャでもミラノでも外れた記憶がほぼない(ただし、KEITAさん的は「前に住んでいたトスカーナの方がもっと美味しい店が多かったですけどね」=日本と同じく地域で味付けの濃さや食材が違う、と言っていた)

食事をしながらも打ち合わせ
今後の話
展望
モノ作り、想い、マインド

3人でパッションをぶつけながら夜は更けていく

宿に戻るとイタウ爆睡(笑)
フライト中もずっと爆睡してたけど、本当に良く寝る人です。。。

僕はいつもの不眠症爆発でこの旅もほぼ眠ることなく、起きては仕事を繰り返していた

翌日からは打ち合わせに加えて、メンテナンスなどの講習(前回もレクチャーを僕は受けたけどさらに深い部分まで実践込みでチャレンジ)とモノ作りのバックグラウンドを学ぶ旅へ

・縫製工場

+ 資材屋さんなどにも連れて行ってもらった

などなど

「こういうところ」

だと、思うんです。
タグに書かれたメモが示す通り、ひとつづつのアイテムをしっかりと細部まで「自分たち」で触れて、検品を行っていくこと。
工場や職人だけに任せず(もちろん信頼している外注工場ではある)自分たちの感覚と精度、自分たちのモノサシの心を持ってモノと向き合っているからそこその製品のクオリティを維持出来、それをさらに昇華させようという気持ちが在る。
仕入先、バイヤーとしてもこういった部分が見えることでよりその完成度に対しての信頼も出来る。

その上で自分は自分なりに日本へ到着したアイテムたちをさらにチェック、検品することに意味と意義があると思っている。

ちょうどタイミング的に発送も見ることが出来た。
今回はちょっと急ぎの便だから数日で日本に到着するというのがなんだか不思議(だって日本で郵便で送っても国内で5日とか掛かる時代)

おしゃれな(昨日の店もおしゃれだったけど)お店でみんなで乾杯〜
お酒は弱い僕(普段一滴も飲まないイタウもワインをひと口=それだけでギブアップ(笑))もビールとワインを頂いたら・・・店を出る時にはかなり意識朦朧でした(汗)

さらにその翌日

アトリエがあるペルージャから200kmほど離れた街へ

KEITAさんおすすめの「もつ煮込みサンド」・・・モツ+パンって全然イメージ出来なかったけど
めちゃうま!!!(イタウ絶賛)
ただし、、、パッとこの写真以上のボリュームで夜までお腹パンパンだった。。。
エネルギーチャージをしつつここから

・染工場(incarnation の製品染めの全貌がここに在る)

・レザータンナー(ここではまた大きな打ち合わせ有り)

・ブーツ工場(ここでも秘密の打ち合わせ)

+ 金属パーツの部材屋さん(なぜそこまで巡るのでしょうか?まだ内緒)なども数軒巡る

現地を出発してアトリエに戻ったのがすでに21:00近く
そこから染工場で引き上げてきた商品をその日のうちに整えて(これが大切)・・・と・・・

僕らが泊まっている宿にスタッフが買ってきてくれたピザを広げてここからまた夜の宴
昨日と今日感じたこと、学んだことを話し合い、さらに突っ込んだことを語り合う
普段メールや電話ミーティングだけでは伝わりきらないことを膝を詰めて話し合える大切な時間

だからこそこの地まで来ている

これを持ち帰ることで(ピザじゃないよ)またみんなへよりこのブランドの深みを僕は伝えることが出来ると思っている。

今シーズン登場した「ヘヴィベビーカーフ」のKEITA Ogawaの私物
サンプルを着込んだモノでリアルなシワの入り方の見本でもあり魂がこもった1着

この日の午前中(9時台にはすでにアトリエ到着)近日「会員様限定で公開」するための大切な動画の撮影

大切な
それはとても大切な内容を含んだ動画

僕らの想いとそのマインドが伝わるといいなと思ってる

夕方前にペルージャを離れ、今回はバスでローマまで僕らは移動(帰宅ラッシュ時間でもあったのでバスで3時間くらい)バスのロータリーからタクシーを拾ってホテルへチェックイン

もう体がヘロヘロだったので宿から1番近くに見えたゴハン屋さんへ・・・

うまし!(カプレーゼ)

うまし!!(ポルチーニのリングイネ)

うましー!!!(魚介のリゾット)

最後にデザートまで頂きました。。。

いや、さすがにこのあとは寝たねって言いたいけど・・・僕はまた変な時間(現地時間の3時とか)に起きちゃってメール返信をしたりLINEをしたり、PCと書類を広げて仕事をしてた。。。

で、、、翌日はこのライブ
現地からの生配信
現地時間のちょうどお昼の12:00でチャッと終わらせてさすがに唯一フリーの日であったこの1日くらいはローマの街へ出てみようと思っていたけど、ダラダラとライブでしゃべってしまった(いつもだね)ので街へ出たのは14時過ぎだった。

美術館へ行き

教会へ行き

男2人でジェラートを食べ(笑)

わんこに癒やされ・・・

午後出発だった割にはしっかりと満喫してきました。(特に教会が良かったな=大抵無料だしね)

えー・・・「最後のゴハンが外れたら嫌だもん!」ということで〜・・・前日と同じゴハン屋さんへ(宿から徒歩2分だし)

フランクでちょっとだけ日本語も喋ってくれて前の日から最高のホスピタリティで接してくれた店員さん
モノと同様、やっぱり「人が良い」ところで触れる時間はその時間をスペシャルにしてくれる。
そういうのってとても大切。

最後の最後
ローマからの帰り道

フライトが9時台だったのでホテルを出たのは朝の6時半

ホテルスタッフ(ホテルのスタッフも実に良いホスピタリティだった)の手違いなのか・・・なぜか予約のタクシーが目の前に3台!!!WHY?
みんながそれぞれに「君が予約のURANOだよね?」と言う。
タクシーの予約はホテルに頼んであって(さすがに直では呼んでないもん)ホテルマンも出てきてワイワイと一悶着〜しばらくわちゃわちゃしてたけど無事に解決?して僕らはその中の1台のタクシーへと乗り込んだ(笑)

帰りもアブダビ経由で成田へと(6時間+9時間=行きよりは短いけど〜それでも長い〜)

秒で寝るイタウ(笑)

機内食をパスして(イタウは食べてた)トランジットのアブダビでなぜかアメリカンなゴハンを(やっぱりこういうのは日本の方が美味しいな)円安のせいもあって1セット2000円越え(汗)

なんとかかんとか

成田に到着(ふー長い)

最初にしたことはセブンイレブンでコーヒーを飲むことだった。
ローマの空港で飲んだコーヒーがビックリ美味しくなくて(機内もイマイチ+僕は全部の機内食パス)
毎度だけど「あぁ日本ってすごいな」と思う瞬間。

預けてあったハイエースを受け取ってイタウを駅に送って解散

翌日くらい休もうかって言いつつも、結局2人とも出社してまた「いつも通り」の仕事の日々が始まりました。

ここまでまずは旅の健忘録

もっと深い
もっともっと奥の方に関しては別途まとめていきます

ぜひ続編もお楽しみに

* この旅で収録した大切なお知らせ動画に関しては会員様限定での配信となります ご了承ください

 

 

 

Posted by:Urano Takahiro ウラノ タカヒロ

Garage EDEN shop Editor.