RUST Party
思い描いたのは
白と黒、そしてその隙間を埋める灰色からのグラデーションコントラストの色達と彩り
2022年という自分にとっても激動の最後に贈る珠玉のミニコレクション
・・・
元々この今年の最後、フィナーレへ向けて準備をしてきたセレクトアイテムたち
本当であればもっと準備に時間を掛けるつもりだったのが、やっぱりいつも通りのバタバタに襲われる中で自分なりのこれで精一杯。あまりにも至らぬところ、説明も多いことをお許し頂ければと思ってる。
また今年の始めからは嬉しい悲鳴としてほとんどの商品を事前のコレクションで皆様に多く御予約頂き、同時にそれは反動的に店頭販売在庫を用意出来ない今のショップスタイルへと変動した1年でもありました。
もしかすると残り2年半の間今回のようなボリュームでのフリー販売はもう出来ないかもしれない。そういう意味ではこのパーティもこの大きさは最後かもしれないと。そんなことも想う。
現実的に予約商品をお買上げ後、ご予定の中での今回のアイテムたちですので実際的にどれだけの方に買って頂けるかわからないけど、僕なりの今年という時間軸の集大成とも考えています。
先のことはいつだって分からない
明日この店がこのようなカタチで残っているかどうかも分からない
その場に僕が居るのかも
だから、常に「今」が「在る」場所が僕の場所であり、Garage EDEN という店の姿
その姿の MIND を
その 想い を
カタチにしました
・・・
* WEB STORE への商品アップは 12/10 のライブ終了後 22:00 〜 となります
(入荷サイズ、お値段などはお問い合わせ頂ければアップ前でもお答え致します)
全てを足し算してもそのアウトラインは決してデコラティブ過ぎず、むしろ佇まいは静けさすら感じられる「Garage EDEN バンザイダブルブレスト」
白と黒とのコントラスト
思い描いたのはそんな風景と人物像
現実と架空の隙間
全てのレザーウェアの為のインナーカットソー
流されるのではなく、流れの中での最高の今を追い求めた結果たどり着いた答え
それはまさに「彩り」
僕が考えるレザーの在り方とその現実的な隙間を埋める為の小物たち。
つまりはそれは「小」と書きながら大物であることは言わずもがなの存在。
旅路にバックは必要です
どこへでもフラリと思いを馳せたままに
数日の旅であればそのすべてを突っ込んで自由にいけるこんな相棒が良いと思った
まさしく白と黒とのコントラストの具現化
どこまでも歩いていける足元は必須
その見た目を裏切るブーツと同様の作り込み
そこらへんにあるモノは蹴散らして考えれば良いだけのこと
敢えての裏切りと呼んでも良い
最上質なベビーカーフを「敢えて」その裏側で表現した
年間での着用率を最大限に生かせるのは実はこういったアイテムであったりもする
コレクションの象徴でもあるアイコンアイテム
グラデーションはまさに色の始まりから終わりまでが詰まったアイテムでも在ると言える
隠し玉のように現れるレザーウェアたちはもちろんサイズ限定ながらも確かな存在
つまりモノとは、洋服とは
その全てが「出逢い」だと断言する
まさに最後の最後
この「後=跡」はもう 無い のだから
僕の店だから眠りから覚めるアイテムも 在る
足元はいつだって基本はブーツであってほしい
その旅がどれだけ長く、終わりのないものであっても・・・
「死んだときそいつが履いていた靴でそいつの人生がわかるってもんさ」
Tom Waits が昔言っていた
僕はずっとその言葉を信じてる
だからこそ、毎日お気に入りの靴しか履きたくないんだよ
明日、今、いつ死んでもいいようにってね
全然 Tom Waits じゃないけど、今これを描きながら聴いていた唄
ふと、涙が出そうだったから
いいかもしれない
この Party にピッタリだ
ハロー
そして
グッバイ
・・・
アーティスト — AIR
アルバム名 — Usual tone of voice
=いつもの口調
そっか
まさしくかもしれない、と想った
Fitting
また・・・最近どうやら忙しさなのか体調不良なのか体重が少し落ち気味で撮影時の段階で
170cm 52kg となります(もう少し軽かったりするかも)
Garage EDEN バンザイダブルライダース サイズ XS(B00N-OCホワイトはS=ブラックのXSとほぼ同サイズ)
パンツ=S
エンジニアブーツ=41
もう、正直「そのまま」という感じです。
すごく単純に店の終わりまでの時間が長くないことを実感しながら日々を過ごしている。
「どれだけのモノたち」
をどれだけの魅せ方で伝えられるのか?
2年半という言葉だけの響きで言ったら
「もう少し先」
のように感じるかもしれないけれど、構想、仕込み、オーダー、実際に届くまでの時間を逆算すれば自ずとそれはもう長くないことはわかり切ったこと。
最初(店というものを持った時)から最後(少し先)
きっとどこまでもあんまり趣味も趣向も考え方もマインドも、全部変わらないんだと思う。
成長してない、しないって言ったらそれまでだけど。
「E」=かっこいい
たった、それだけのためにやってきたし最後までそのつもり
だから自分がかっこいいと思ってきたモノをカタチにした。
レザーのライダース
カッコいいシルエットのパンツ
カッコいいブーツ=エンジニア
んで、ライダースにはラストだからせっかくなので1年中着れたらいいし、さらにかっこよくするためにムートンをくっつけてもらったって感じ。ゴージャスであったかくて(ぬくぬく=ボタン脱着でつけたり外したり可能)
そしたら無敵でしょ?
あとは体型維持だけしっかりやってくれたなら生涯着れます。
趣味とかが変わらなければね。
変わりそうな人はもったいないから買わない方がいいと思います。うちの商品。これも本音。時間ないから本音ばっか言っていくことにする。
本当の使い方は「逆」です。
ムートンちゃんのネックウォーマー
わざとファーの部分が表になるように着用していて「見た目はいいけどあったかくない(笑)」というのがよければこの使い方もOKです。
要するにおしゃれだとかカッコよさって自分が好きな見た目で決めればいいもんねって思います。
正しい付け方は当然こうね。
わざとボリューム満点のそのまま着用。
ちゃんと衿元に収めるとバランス的にこんな感じ。
うーん・・・ぐっと・・・ぐぐーっと!暖かさを感じる。最高。
私物の「Garage EDENノーカラーバンザイライダース」をたくさんの方に買ってもらった。もともと春夏にも着れるようにっていうテーマでネック具合をとかを作ったけど、結局1年中着てる。超お気に入り。んでもやっぱりこの時期は首元のノーカラーはさすがに寒い。だからこのネックウォーマーはどうしても欲しかった。
これだけでインナー2枚分くらい(俺比)違う気がする。というか実際に違う。
逆向きにするとゴージャスだけどやっぱり暖かくはない。
でもちょっとカッコいい。
黒も捨てがたい。シックでいい感じ。
スナップ式なので着脱も簡単なのもいいし、留める場所によって裾広がりなどを調整できるのでバランスも取りやすい。そのあたりはしっかりライブで説明しようと思っています。
ここからはさらに足し算大会。
セットで買ったらすごく便利な上にカッコいい。
マインド的にはお釣りが来る感じ。(笑)
ムートンのグローブって実際的にすごくいい。
ジップ式になっているのでしっかりと閉じてウェアの袖口の中に詰めることもできるし
もちろんアウターの肉厚さにもよるけど、ジップを少し開けておけば袖口を覆って着用もできる。覆ってあげれば防寒性はさらにアップしますね。僕らバイク乗り的な感じ。(でもオープンフィンガーだからこの下にさらにグローブしないとですね)
これもムートンのカラーが白(汚し的な少しグレー混じり=何気に別注色=そういったところもそんなに強調したくない今日この頃)とブラックとあるので迷いどころかも。
ファーじゃないスムースレザーの部分はどちらもブラックですが、ムートンは染色が製品染出来ない(製品染すると毛が抜けちゃうし全部同じ色になっちゃうからね)ので毛を染めてからナッパ加工(表の部分)・・・あれ・・・逆かな?どっちが先だっけ?(汗)ちょっと分からなくなりました。
えー・・・っと、まぁ順序はさておき工程の関係上毛のカラーによってナッパ部分の色加工具合が変わります。ですので今回のホワイトファー(91-11)とブラックファー(91-91)でそれぞれナッパ部分の光沢感が違いますのであしからず。これもライブでお話しましょうね。
サイズ S(タイト目にジャストだとXSかXXSかも)
ニットアイテムなのでサイズ感とイメージだけささっと撮影しております。枚数もちょっとしかないので・・・
センターバック部分だけステッチを「赤」にカスタムしてもらった別注作です。
今回のテーマにも沿ったカットソーで、とにかく袖口がサムホール形状なのでレザーをはじめとするアウターの着用時にすごく便利です。(袖の中で袖口がグルグルっと巻き込まないのでススー!っと着れますし脱げます)
サムホールの好き嫌いもあるかと思いますが、僕は好きです。1枚で着た時にもデザイン性があるし、ちょっと可愛くも見れるところもGOOD。
インカネーションの中では割と珍しい「ASH GRAY=ほぼ白に近いギリギリのグレー」とブラックの2色を用意しました。もうシンプルにどっちか、もしくは両方のカラーがあれば無敵でしょ。
そして個人的おすすめはこのバックパック=リュックサック
レザーのリュックでこれだけかっこいいのって滅多にない。というか出逢ったことない。
サイズが「ややデカ」なのもすごくいい。
僕だったら2泊3日くらいいけちゃう。なんならこのリュックに詰めれるだけの荷物を持って海外とか行けたら最高って思うかな。
作り込みが良いのもおすすめポイント。ちゃんと裏地があることやクッションも入っているからPCなども安心。内側と外側にポッケがあるのも大切。
とにかく「ここ!」というポイントを全部抑えている。
ブラックはHORSE BUTTの貴重なモデルです。(なので少し高い)
ガンガン使い倒して味出したらすごくかっこいいと思います。
大きさがしっかりとあるので重衣料(ヘビーアウター)と合わせても見劣りしない。これがもう一回り小さいと持って歩くのは楽かもだけどバランス的にちょっと女子っぽくなってしまうので個人的には男が持つバックとかリュックはやや大き目が良いと思ってる。(単純に大は小を兼ねるだと信じてる)
レザーとも相性いいね。
僕ら単車乗りは時々リュックが欲しくなる。荷物をバイクに括り付けてっていうスタイルでもないのでやっぱり大切。そういう時に良いリュックがずっとなかった。だからこれは個人的にも欲しい逸品なのです。
1枚=Sのみ
だけどいいコート。
コレクションの時にもすごく人気だった。
こういう風に組み合わせれば完全に真冬も過ごせるね。
おすすめです。(くれぐれも1着のみ)
これも1着のみ(XS)
エラスタン(ゴムゴムの実)が配置された特殊な構造レザーって感じです。
驚きは〜・・・
未使用の状態でもいきなりこんなことができる優れもの。
各所に配置されたエラスタンゴムは「びよーん」ではなく「ぶにーん」と鈍く伸びるのだけれど、それでも実際の着用は驚くほど動きやすくなる。買ったその日からこのようなこともできるんだから当然車の運転とかあれこれ日常動作は全くストレスなくスタートできるのは大きな魅力。
「レザーって動きづらいんでしょ?」というレザー初着用の方にもダイレクトにオススメ出来る逸品です。
ハイネックデザインなどスタイルも良いので通年着用出来るアイテムです。
そして1年中使えまくるのがこのジレ
ベビーカーふ素材なので素材自体が超がつく逸級品
バックスキンモデルはXSの1枚のみでごめんなさい。表革タイプはXSとMの在庫がございます。
今シーズンみなさんがたくさん買ってくれた(一部の方発送が遅れていてごめんなさい!)通称「スタッフパーカー」と合わせても
すごくいい!
季節柄を考えるとこういう風にアウターのインナーとしても使える。
それはつまり1年中ずーーーーーーーーーっと使えるということを意味しています。
もう一度ラストに登場するのでそれもぜひご覧ください。
最後は「革パン」
ぶっちゃけ言うと「僕の分」なので・・・サイズは XS オンリーです。
今年は店頭の商品をほとんど作ることが出来なかったのでお詫び的な感じでリリースです。
(あとはリアルにお口座のお金との関係もあり・・・)
どれだけ時代遅れだと言われようがそんなことは全く興味もないし、雑音です。
別に誰に迷惑かけるでもないし。
好きな世界に閉じこもることがなぜいけない?
そういう感じです。
さすがにあんまりオススメはしませんが(笑)
上下レザーでもこんな感じ。
武装戦線よろしくでぶっちぎりたい人は別にこれだって全然良いと思ってます。
とは言え・・・なので
現実的なレザーのセットアップスタイル。
ジレ×革パンは有りです。むしろ大アリの有りですね。
相当に雑で書き殴りのような紹介と文章で申し訳ありません。
ただ、現実のギリギリの時間軸の中で自分なりの精一杯の到達点だと思っています。
エンジニアブーツやレースアップブーツ(編上げ)、2トーンカラースニーカーブーツなどに関してはここでは文章としては触れていないですがスタイル写真として使っていますのであとは WEB STORE のページとライブで紹介します。
疑問点があればどのようなことでもぜひお気軽にお声掛けください。
このブログでの紹介が甘い分ライブでは2時間通しで懸命に紹介をしようと思っています。
2022年 最後の大型パーティです。
ぜひお時間あれば遊びに(またはアーカイブで)来てもらえたら嬉しいです。
購入の有無に関わらず(それは皆様のお財布次第+僕の提案次第)僕のマインド、セレクトを「楽しんで」頂けたら嬉しいと思っていますし、僕はこの20数年洋服屋としてやってきてそれが自分に課す使命、ミッションだとも思っています。どうぞよろしくお願いいたします。