少しづつの復活へ向けて
「終わり」
そんなことを日々想う。
「区切り」
そんな生活の中で。
就活ではなく、終活なんて言葉は実に自分にとってはリアリティのある言葉でまだ40代だからなんていう風にはどうしても考えることが出来ない。
元々はこんな年齢まで生きている、生かされている想像もしていなかったものだからずっとなんだか後付けの人生のようにどこかで思ってしまう癖のような考え方が抜けない。
終わった後にその跡を追いかけてくれる。その影のようなものがあるとしてもそれはきっと時間が綺麗に風化させてくれると信じているし人間とはそういう風に良く出来ていると思っている。実感しても現実としても。
都合良く。
もちろんそんな中でも永遠的に風化しないこともある。
子供の死や消えない傷跡だったり。
だからやはりこの店も僕自身もそれは例えば「誰かにとっては終わったこと」だとしてもある意味では永久的にどこかで浮遊するように残ることだってあるのだな。
にも関わらず昨日なんて日は1週間先までのスケジュールを手帳へ書き写していたり。
不思議だ。
そんな先なんてのは永遠にずっと向こうにも見えるし、気がつけば当然あっという間にその日を迎える。
「今日を生きた」
たったそれだけの繰り返し。
テープレコーダーが最後まで巻き終わって自動的にリピート再生を繰り返すように。
でもそれは毎回の奇跡だということを自分自身でも忘れそうになる。
調子に乗って3日ほど結局元通りの生活をしてしまった。
つまりは少し無理をした。
案の定また少し体が痛み出す。
でも、これも生きている実感と言えばそれもそうだ。
さて、今日は展示会(JUVENILE HALL ROLLCALL)
週末へ向けて。
明日へ向けて。
あと3年へ向けて。