つい口にしがちですが
ついつい
「これは良い服ですね。だって生地がしっかりしてるもの」
そんな日常会話を耳にします。
だとしたら、厚手のデニムで耐久性の高いポリエステルの太めの糸で縫えばみんな「良い服」になってしまう。
安価な洋服が巷に溢れるようになってから久しいこの業界。
必死でみなさん「安くて良い」を良く口にする。
ユニクロさんに代表されるような「すごく良い生地（しっかりした生地）で安い」はもちろん大正解。
ですが、ここには大きな落とし穴もあります。
脱線。
美味しくて比較的安価な回転寿司屋さんも増えました。
カウンター越しの職人が握る高級寿司店とどう違いますか？
時に何百万もするヒノキの1枚板の磨かれたカウンター、超絶の食材の中からさらにその1貫の為に周りを削ぎ落とした食材、高級着物を着た仲居さん。
「良い」はそれぞれの価値観です。
生活基準によっても変わります。
そして世間の需要と供給にも左右されます。
だから僕は「好き」と「嫌い」で表現します。
その方が僕らしく僕なりの表現として届く気がするから。
そんな訳で「洋服好き」なら・・・ということでそんなことをしゃべりました。
59:00 — 「E」 Mind / カッコイーマインド
・「部活やろう！」準備してるって話
・「しっかりした生地が良い生地とは限らない」＝正解は「しっかりした生地が好き」（先週・・・お話出来なかったので）
辺りです。
